読書

女は後半からがおもしろい 坂東眞理子 上野千鶴子

面白く読みました。女は後半からがおもしろい (集英社文庫)作者: 坂東眞理子,上野千鶴子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/07/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る坂東さんと上野さんの組み合わせということで、面白く読みました。 2014年に出て…

夢見る頃を過ぎても

昨日の今日なんですけど、ここに決まったら良いなあ、と思っていた事務所さんから採用通知が来て、4月1日からそちらの事務所で働くことになりました!嬉しい気持ちや安心した気持ちと同時に、少人数の事務所さんだし、ちゃんと働けるかな、っていう不安もやっ…

わたくしが旅から学んだこと 兼高かおる

楽しく読みました。わたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)作者: 兼高かおる出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/03/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る1990年から31年間、旅番組に出演してらした方のエッセイです。私が生まれる2年前ま…

舌の記憶 筒井ともみ

食に関するエッセイらしい、ということで読みました。舌の記憶 (SWITCH LIBRARY)作者: 筒井ともみ出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2000/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る筒井さん、初めて読んだ方でしたが、女優だっ…

ハトはなぜ首を振って歩くのか 藤田祐樹

普段は手に取らない方面の本を読みました!岩波科学ライブラリー ハトはなぜ首を振って歩くのか作者: 藤田祐樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見るいやあ、面白かったです。 詳…

私の家では何も起こらない 恩田陸

好きでした。 恩田さんの、端正で、優雅ですらあるのに怖い、というホラーも好きなんですよねー。 なんだかこう、にこにこしている優しそうなおじ様と話をしていて、ふとそのおじ様の手元を見ると血まみれだった、みたいな怖さがある。 何かおかしい、気が付…

敗者たちの季節 あさのあつこ

あさのさんの作品に限らず、主な登場人物が10代の作品を久しぶりに読んだような気がします。敗者たちの季節作者: あさのあつこ出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2014/07/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る題名にひかれて手に取りまし…

作家の口福 恩田陸ほか

面白く読みました!作家の口福 (朝日文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/02/04メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (18件) を見る新聞に連載されたコラムを収録したもので、2011年に出ているんですけど、知っている…

冬天の昴 あさのあつこ

1月に読んでいたのですが、感想を書くのが遅くなってしまいました。冬天の昴作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/03/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見るもう、凄く面白かったです。 同心の小暮と小間物問屋の遠野屋と…

高原のフーダニット 有栖川有栖

ところどころ読み返した作品を抜かすと、ミステリ短編集が、新年一作目に読んだジャンルになりました。ドラマ化かあ、と思って、久しぶりに火村先生のシリーズを読んでみたのですが、今まで読んだものとはちょっと毛並みが違っているように感じて、面白く読…

今年読んだ本

今年は、読んだ本の事もなかなか書けなかったので、メモしておいたぶんを整理して、とりあえず残しておきたいと思います!・「なんとなく就活している君へ」小布施典孝 色々、どうなるだろうなあ、って思っていた時に、とりあえず、本でも読んでみるか、と思…

英国庭園の謎 有栖川有栖

これを読んだのも、もう5ヶ月くらい前だと思います。英国庭園の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/02メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る短編集です。最近は、ミステリが読みたいな、と思…

花や咲く咲く あさのあつこ

これも確か2月に読みました。花や咲く咲く作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2013/08/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る太平洋戦争末期の仲の良い女学生4人が、部屋の片隅で、それぞれに似合うブラウスを、隠れて…

マレー鉄道の謎 有栖川有栖

面白かったです!マレー鉄道の謎 (講談社文庫)作者: 有栖川有栖,鷹城宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/05/13メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (60件) を見る本格らしさがあって、友情物としても、旅物としても良かった。 今回、主人…

ひとりの午後に 上野千鶴子

ため込んでいる本の感想も、少しずつ書いていきたいです。 この本も、数か月前に読んだんですよねー。気長に書いていこうと思います!ひとりの午後に作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/04/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 25回こ…

彼女が仕事を辞めた理由 夢を叶えた「元会社員」の13人の物語

もう3ヶ月くらい前になってしまうのですが、図書館にあったので、借りて読んでみました。彼女が会社を辞めた理由 夢を叶えた「元会社員」13人の物語作者: 影山惠子出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2011/05/27メディア: 単行本(ソフトカバー) ク…

僕は僕でよかったんだ 奥地圭子

3月はじめに読みました。僕は僕でよかったんだ作者: 奥地圭子,矢倉久泰,東京シューレ出版社/メーカー: 東京シューレ出版発売日: 2012/02/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る東京シューレOBの方々のその後のインタビューです。 皆…

絶叫城殺人事件 有栖川有栖

2月終わりに読んだ本です。 最近読んだものから書こうかとも思ったのですが、ややこしくなってしまいそうなので、もう読んだ順で感想を書きたいと思います(笑)絶叫城殺人事件作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/05/24メディア: Kindle版こ…

たしなみについて 白洲正子

白洲正子さん、気になってはいたのですが、本は初めて読みました。たしなみについて作者: 白洲正子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/08/12メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る下に書いた「ちよう、はたり」の中に、白洲さんのことが…

ちよう、はたり 志村ふくみ

物凄く良かったです。ちよう、はたり作者: 志村ふくみ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る志村ふくみさんは人間国宝の染織家、随筆も書かれている方です。 染織家としても随筆家とし…

八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅 清川妙

お星様や拍手を、ありがとうございます!父が事故にあってからのこの2ヶ月程は、父を車で図書館まで連れていくことが多く、そうすると自分も借りたい本を見つけてしまうので(笑)、常に上限の10冊の本を借りている状態になってしまっています。ということで、…

四十九日のレシピ 伊吹有喜

初めて読む作家さんでした。([い]4-2)四十九日のレシピ (ポプラ文庫)作者: 伊吹有喜出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/11/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (23件) を見る題名で、ずっと気になっていたんですよね。 どん…

女の橋 芝木好子

久しぶりに、芝木さんの作品を手に取りました。 確か、2月に入ってから読んだと思います。女の橋 (1979年) (集英社文庫)作者: 芝木好子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1979/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るやっぱり芝木さんの作品、好き…

羽の音 大島真寿美

大島さんの作品を読むのは数年ぶりでした。 「香港の甘い豆腐」は好きだった覚えがあります。([お]4-1)羽の音 (ポプラ文庫)作者: 大島真寿美出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/12/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る久…

暗い宿 有栖川有栖

こちらも久しぶりに、有栖川さんの作品を読みました。 これも合宿中には読み終わったから、1月後半くらいだったと思います。暗い宿 「火村英生」シリーズ (角川文庫)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/09/13メディア: Kindl…

晩夏のプレイボール あさのあつこ

合宿に行っていた時だから1月半ばかな、に久しぶりにあさのさんの野球関係の作品を読みました。 凄く良かったです!晩夏のプレイボール (角川文庫)作者: あさのあつこ,佐々木こづえ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/25…

淳 土師守

こちらは、下の酒鬼薔薇事件の被害者の御父様が書かれた手記です。淳 (新潮文庫)作者: 土師守出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/05/29メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 82回この商品を含むブログ (12件) を見るやはり辛かったです。 慈しんで、大事にし…

「少年A」この子を生んで・・・

同じ学部の友達に薦められて読みました。「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記作者: 「少年A」の父母出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る恐らく、覚えてらっしゃる方が多い…

詩歌の待ち伏せ 上 北村薫

沖縄に行く前に、北村さんのエッセイ評論を読みました。詩歌の待ち伏せ〈上〉作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/06メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (17件) を見るいやあ、改めて、自分はなんて無知なんだ!って思いま…

しあわせのパン 三島有紀子

初めて読んだ方でした。([み]2-1)しあわせのパン (ポプラ文庫)作者: 三島有紀子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/12/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (42件) を見るこれは多分、映画の後に小説が書かれたんだと思うんで…