Music Clip感想

だいぶ遅くなってしまいました!

発売から2ヵ月以上経ちますよね、いつもながら遅すぎて・・・!

もうすぐアンプラグドが発売されますね。
多分、剛さんが発症する前最後のステージだよなと思うと、どうしても辛くなってしまう面もあるのですが、落ち着いて見たいです。

○DESTINY

キンキさんでこういう世界観のMC、少し意外で新鮮でした。
とにかく、キンキさんが凄くお強そうで・・・!(笑)
画面の暗さもあるんでしょうが、正義の味方か悪の組織かと聞かれたら、間違いなく悪の組織、って感じで好きです(笑)

光一さんはこの髪型だと帝王感が凄くて良いですね。
そして、剛さんはこの髪型だと、普段は一人でふらふらしてて、何かあった時だけ、最高権力者である光一さんの隣に戻る、みたいな感じがするなあ、と思いました。

キンキさんのこのお互いに全く被らない感じ、二人組として理想的だよな、と毎度のことながら感じます。

あと、途中入る光一さんのダンスの系統がちょっと意外でした。軽快(笑)
軽快に踊る悪の組織の帝王、ほんのり面白い。

私は光一さんが歌われる時に、足を前後に開いて重心を動かしながら歌うのが力強くて好きなのですが、後半、この歌い方をしてらしたので、ちょっとテンションが上がりました(笑)

あと「沢山のボクらの記念日」の辺りで髪に触れる剛さんが色っぽかったです。
あの長さがあるからこそ、毛先まで辿る指の動きがあんなに色っぽくなるんだろうなあ。

それから「そんな時が来ても大丈夫さ」の「そんな時」辺りの剛さんの膝の曲げ方と角度も色っぽくて、ハッとしました。
剛さんが歌う時に膝を使われると、もれなく角度が綺麗で色っぽくなるのは何なんだろうなあ。
この衣装、身体の線がハッキリ出ないのもあって、衣装の揺れ方も綺麗なんですよね。

堂島さんをはじめ、バックの皆さんの衣装も楽しくて、宇宙っぽさもあって、面白かったです!

メイキング

最初から、堂島さんの存在感が強すぎて!(笑)
もう、とにかく堂島さんが気になりすぎました(笑)

散りばめられている、を噛む光一さん。
聞き逃さない剛さん。

堂島さんに、お高い車を買わせようとする光一さん(笑)
騒ぐわけでもなく、穏やかに過ごされるキンキさんと堂島さん、良い関係性なんだろうなあ、と改めて感じました。

一瞬、ああ、そっち左だもんな、って切なく思っちゃった箇所もありつつ。

真面目にお話ししてくださる堂島さんを見て、どうしても笑う事を耐えきれない剛さん(笑)
耐えきれてない剛さんに、物凄く早く気が付いて笑っちゃってる光一さん。
堂島さんも笑っちゃって、3人で笑ってらっしゃる光景、見ていて凄く穏やかな気持ちになりました(笑)

そして、一度笑っちゃうと、剛さんだけでなく光一さんも、全然堂島さんのお話を集中して聞けてなくて、愉快でした(笑)

終了後、踊らされる堂島さん。
やりきったの凄い(笑)

光一さんが堂島さんと交換した洋服を普通に着こなしてらっしゃってて、流石アイドルさん、と思いました。
最後のおまけまで遊び心に溢れていて、そういう意味でも、今の年代だからこその作品だな、と感じました!

○TopazLove

剛さん、DESTINYの時と別人みたいな雰囲気で、相変わらず変幻自在な方だなあ!っていうのが第一印象でした(笑)
服装等もあるでしょうが、何より、表情が違うんだなあ、と今回見比べてつくづく感じます。

最初に映った一瞬からもう、どこか哀し気で、DESTINYとは別人みたいな表情で、キンキさんは二人組なのに様々な顔を見せてくださるよな、って改めて実感しましたし、剛さんはそりゃあ演技がお上手だよな、とも思いました。
世界観に合わせた表情を作ることがまず、お上手なんでしょうね。

光一さんの場合は、他者に用意される世界観に入り込むよりは、自分で世界観を作るほうが向いてらっしゃるんだろうなあ、と感じます。

前奏部分、青空の下を歩く瑞々しい女子高生の子達と煌めく万華鏡、そして日が当たるお店で万華鏡を覗く柳楽さん。
明るくて、まだ恋に廻り逢っていない、なんてことない日々。
凄く爽やかで、ピュアな世界で、新鮮に感じました。

歌が始まり、キンキさんのどこか切ない表情、特に剛さんの悲しげな表情に目を奪われたところで、女の子と柳楽さんが初めて言葉を交わす。
女の子の視点から柳楽さんを見る絵がシンプルで、だからこそ、ああ、恋をしたんだな、ってよく伝わってきました。

歌ってらっしゃるキンキさんの表情がずっとどこか悲し気のがまた、キンキさんにはこの恋が実らないことが分かっている、この女の子が傷つくことが分かっている、というようで、本当にキンキさんは独特だな、と思いつつ。

二番に入ると、一見、歌詞とは逆の情景が続くようで、ちょっとハッとしました。
「静寂へと難破した」と歌われる時、彼女は一人で万華鏡を作るのではなく、想いを寄せる人と一緒にいる。
彼女にとっては、一人でいる時よりも、彼と一緒に過ごす時間のほうが、気持ちが張りつめて彼に集中するぶん、水の中に潜ったような静寂も感じたのかな、と思ってみたり。

そして、「どこまでも続く孤独」を歌われる時、彼女は友達と笑い合ってる。
ここも、想いを寄せる人がいなければ、誰と笑い合っていても、それとはまた違う領域で孤独なのかな、ともぼんやり思いました。

二番のサビで「希望が滲んだ宝石」と歌われながら、彼が違う女性、それも、自分よりずっと大人で、対等に笑い合って話が出来る女性と一緒にいるのを見てしまう切なさ。

誰か愛するネオンは綺麗、と歌われる時、相手の女性だけが映されるのもまた切ないんですよね。
この流れだと、彼を愛する、あるいは彼に愛される大人の女性の綺麗さを見たように聴こえる。

「泣き見惚れてる」という歌詞も、恋をする大人の女性の綺麗さに泣きながら見惚れてしまう、あるいは、彼と相手の女性が過ごす時間の綺麗さに見惚れてしまう、と言っているようにも聴こえる。

そして、最後、例え想いは叶わないと分かっても、それでもシンプルに気持ちが溢れて「大好きよ」。
二番に来て、凄く切なくなる。

またこの後、この子が鏡を見ながら、自分の髪型をちょっと大人の女性に寄せてみる健気な感じが、凄く可愛くて。
夜であっても、ちゃんと一人で、自分が作った万華鏡を持って彼に会いに行くんですよね。

他の誰かがいると知っても、会いに行きたいという気持ちを抑えられない感じが「輝き暴れた宝石 恋の色の宝石よ」という歌詞に、凄くよく合ってるなと思います。

そこからのラスト、自分が作った万華鏡で笑ってもらうことは出来て、それが嬉しくて自分も笑うことは出来ても、やっぱり叶うことはない。
この子は、あの万華鏡をどんな気持ちで見ることになるのかな、と想像したくなる感じがありました。

こうしてMCを見ると、「嘘ついて恋していいの?」は、迷いや揺らぎでであるのと同時に、自分を鼓舞したい、勇気を出したい、というようにも聴こえて、新鮮でした。

一度きりのあなたを好きでいたい、も、キンキさんの歌だけを聴くと、諦めたり、思い出にしたり、という感じは受けなかったけれど、MCの世界観では、この子は、いつか優しい思い出にして、その思い出を好きでいようとするのかな、という感じもして。

歌だけを聴く時とは全く違うようにも聴こえましたし、十代の女の子の瑞々しい気持ちにもよく合う曲になっていることを目で見て感じられて、凄く面白かったです。

剛さんの御病気のこととか、合作であることを考えなくても、恋をする子の気持ちに合う曲になっているんだな、と改めて感じました。

私にとっては、今回は、ストーリー仕立てにする意味があるMCだったように思います。
見ることで、歌の世界観が少し広がったような気がして。

あと、剛さんの睫毛の長さに、いちいち目が持っていかれました(笑)
御二人とも、本当に綺麗なお顔をしてらっしゃいますよね。

メイキング

剛さんは睫毛が長いから、目の動きが凄くよく分かるんだな、ってメイキングを見ると改めて感じました。
目を伏せたり、目線を上げたりする動きが、凄く大きく見える。

あと、お二人並んでお話しされてるのを見たら、なんか凄く身長差がありませんか、この時?!
剛さんの目線が、光一さんを御覧になるときに斜め上に上がるのがちょっと新鮮でした(笑)
あと、光一さんやっぱり鍛えられたんですねー。
お二人並ばれると、体格差こんなにおありだったかな?!っていう気持ちにもなりました(笑)

そして、素でFamilyが抜けてる剛さん。
剛さん・・・!(笑)
剛さんのこういうところ、本当に面白いですよね、と思ってたら光一さんが凄い笑顔と声で「えっ、いや、もうちょっと新しいのあるんちゃうかな?多分」っておっしゃってて、分かります光一さん、この不意に予想外な感じ楽しいですよね、って勝手に共感してしまいました(笑)

色々と悩まれた剛さん。Dメロを「よく考えたねー」と手離しで褒める光一さん。
それに「大変でしたけどね」って笑っちゃう剛さん。キンキさん、本当に微笑ましい。

そして、合作はなんとでも出来る安心感とチャレンジする精神も湧いてくる、とおっしゃる剛さん。
チャレンジすることを重視されるの、剛さんらしい。

イベントの件について、凄い急でしたけどね、とおっしゃる剛さん。
あの状況の中、あそこまで急だと、確かに剛さんには「急でした」っておっしゃる権利がありますもんね!(笑)

出来上がった歌詞を見て、元のと全然ちゃうやんけ!と思ったことを正直におっしゃる光一さん。
結果的に女性詞であることが楽しそうな光一さん。
光一さんもぶれない方ですよね、本当に!(笑)

そして、男性詞にする案もあったとは!ちょっと気になる。

明るいけどちょっと寂しい、甘酸っぱさ、疾走感、とか、音を通してお互いにイメージを共有してらっしゃったんだなあ。

それから、柳楽さん、飾り気がなくて、凄く好感が持てるお人柄ですよね(笑)
映画共演が切欠なのかなと思うと、剛さんのお仕事を繋げていく能力というか、御縁を繋いでいく力は凄いよなあ、と思います。

あと、この感じだと、作曲時の深夜徘徊の危うさイメージ、本当に剛さんには伝えてらっしゃらなかったっぽいですよね、光一さん(笑)

伝えてないのに「ネオン」っていう歌詞や「待っていて」っていう歌詞が剛さんから出てきたことに、大きなロマンを感じてらっしゃいそうだよなあ、と思います。
光一さん、ロマンチストだもんなあ。

堂島さん、ここでもキンキさんに好かれてらっしゃるのが伝わってきますね(笑)
堂島さんが出演されるバージョンも、ちょっと見てみたかった気もします(笑)

最後、失礼します、と丁寧に終わるキンキさんにとっても和みました。

曲だけでなくMCも、見ていてとっても楽しかったです!