女は後半からがおもしろい 坂東眞理子 上野千鶴子

面白く読みました。

坂東さんと上野さんの組み合わせということで、面白く読みました。
2014年に出ている本なので、3.11後の対談もあって、お二人の今の活動も知ることが出来ました。
こういうジャンルの本は、出てから時間が経たずに読めると、より面白いんだな、と感じます。
当たり前なんでしょうけど。

上野さんは相変わらず面白い方で、「上野さんの死にざまを見届けたい」と若い読者から言われる、と話しておられて、流石だなあ、と思いました(笑)

自分もある程度の年齢になってきて、祖父母や両親の状況も変わってきていて。
こういう状況だと、今の事も勿論考えるんですけど、ずっと先の事も、少し考えます。

思っていることとは絶対に何かが違う未来が来るだろうと思いつつ。
お二人の対談からも、時代はどうしても変化していくものなんだ、ということを感じました。変わらないことはありえない。
どう変わっていくかも、完全には読み切れない。

だからこそ、少しでも先が良くなるように、まず自分自身が、自分の事、周りの事、社会の事、時代の事、あるいは来る時代の事を考えないといけないんだな、と改めて思いました。

読めて良かったです。