マレー鉄道の謎 有栖川有栖
面白かったです!
- 作者: 有栖川有栖,鷹城宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/13
- メディア: 文庫
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本格らしさがあって、友情物としても、旅物としても良かった。
今回、主人公コンビ二人の友達、大龍という人物が出てくるのですが、彼の人柄が、嫌味が無くて、とっても好きでした。
そして、相変わらず、有栖川さんの文章は良いなと思います。結局、私は、どんなに凄いトリックだろうとなんだろうと、文章が好きじゃないと嫌なんですよねー。
例えミステリであっても。というか、ミステリだからこそなのかな。
今回は、タイムリミットがあることもあって、物凄く引きこまれて、一気に読みました。
そして、キャメロン・ハイランドが舞台になるミステリを読むのは、そういえば二度目だったと思うのですが、どちらも当たりでした。どちらの作品でも、読んでいて、良い所なんだな、と思ったんですよねー。今はどうなんだろうな、いつか行ってみたいです。