CDTV

3月、一度も書けていなかったとは、びっくりしました。
MCの感想はほぼ書きあげていたのに、上げられないまま、ここまで来てしまって。

気が付けば、今年も光一さんは無事に千穐楽を迎えられたということで、良かったです!
少し、お身体を休めるお時間があったら良いなと思います。

私の方は、3月半ばから新しい仕事に就いたのですが、それなりに拘束時間が長い職にしたので、慣れるまではちょっとかかるかな、という感じです。
もうすぐ剛さんのお誕生日ですし、数日後のキンキさんのMTVも予約したし、剛さんのソロも予約したしで、色々と楽しみに頑張りたいと思います。

それにしても、剛さんがこんなにも早くソロでも活動を再開されると知って、やっぱり凄くエネルギーがある方だなあ、と思いました。
どんな状況でも止まろうとされないからこそ、ここまで来られたんだろうな、と感じます。

そして、昨日のCDTV、今この時期にキンキさんで歌番組に御出演されるとは思っていなかったので、驚きつつ、楽しみにしつつ、緊張しつつ見たのですが(笑)、思っていたよりもずっとずっと良くて、キンキさんの強さと実力を改めて感じました。

ということで、以下、感想です!


CDTVということで、中居さんとキンキさんの御共演でしたね。

登場してすぐに剛さんが避難してらっしゃったのを見ると、剛さんの今の病状が察せられるようで、剛さんは勿論、ずっと隣に並んでいられない状態なんだと目に見える形で実感する光一さんもお辛いだろうな、と改めて感じました。

そして、触れられていませんでしたが、剛さん、髪を切られたんですよね・・・!!!
髪型ひとつで雰囲気が全然違って、剛さんを見るのはやっぱり凄く楽しいなあ、としみじみ感じました。

キンキさんは二人しかいらっしゃらないのに、見た目の変化でも全く飽きさせないの、強みのひとつなんじゃないかなあ、と思います(笑)
剛さんの雰囲気が変わると、お二人並ばれた時の雰囲気もまた変わりますもんね。

髪を切られると、途端に少年っぽくて、可愛らしい感じにになるんだなあ、と思いました。
髪が長い時は、剛さん、凄く綺麗だなあ・・・といつも見惚れてしまいましたが、短いと、より活発な雰囲気に見えますね。

そして、光一さんも髪が伸びてらっしゃってて、良いところの人っぽいというか(笑)、貴族っぽくて素敵でした。
お互いにどんな髪型にされてても、どんな衣装でも、身長というか、サイズ感が一緒だと、やはりバランスが良いなあ、とも改めて感じて。

剛さんの髪型、今回、久しぶりの大きな変化なので、光一さんが髪をバッサリ切られた剛さんにお会いになった時の御感想を聞いてみたいな、ってちょっと思います(笑)

ということで、中居さんとキンキさんのトークなのですが、毎秒毎秒が内容盛りだくさん、という感じで、付き合いが長くて情が深い先輩後輩さん達、たった数分のトークが濃いな、流石・・・!って驚きました(笑)

関西ぼーや、いつ聞いてもインパクトが強いですよね。
ファンとしても、関西ぼーやでなく、関西キッズでなく、キンキキッズさんになってくださって良かった、って思います(笑)
キの音の重なりが、耳馴染みが良い気がするし。

そして、このよくある話題から、中居さんに「SMAPで良かったと思ってたでしょ?」とさらっとお聞きになる光一さん、相変わらずお強いな!って思いました(笑)
生放送でも怯まずに普通に、しかも中居さんに対して、SMAPさんのお名前を出すとこ、光一さんらしいなあ、って。
隣の剛さんも楽しそうに笑ってらしてて、全く動じてなくて、流石光一さんの相方さんだなあ、と思います。
剛さんは、光一さんのこういう強さ、お好きそうですもんね。

それから、視聴者に対して、キンキさんは同じ苗字なのに兄弟ではない、ということを力を込めて主張し、御本人達に向かって「奇跡的な出会いだと思いませんか?」ってお聞きになる中居さん。
キンキさんに対する思い入れの強さが伝わってきましたし、中居さんは光一さんと似た系統のロマンチストさんなのでは・・・っていう気持ちになりました(笑)

キンキさんに関する基礎情報というか、一番根っこの「同じ苗字の二人が、二人組を組んでる」ということに対して、長い付き合いなのに、未だにあんなに強く「奇跡的な出会い」だと主張される中居さんを見ると、そうだよな、ドラマティックだよな、って改めてハッとしたりもして(笑)
微笑ましい先輩後輩関係ですよね。

そして、ここからの流れがまた、中居さんだからこそだったんだろうなあ、と思います。

急に、剛さんに「剛、耳大丈夫なの?」って一歩踏み込みながら、これ以上ないくらいの直球でお聞きになる中居さん。
に対して、一瞬、言葉に詰まってから、「言います?」って問いかけて笑う剛さん。

この時の間と笑顔が、なんとも言えない切なさというか、やりきれなさみたいなものを感じて、不意に胸が詰まりました。
大丈夫なのか、と聞かれての「言います?」は、積極的には言いたくないかな、ということだったような気もします。

というか、聞かれるとは思ってらっしゃらなかったから、「本当に言います?明るい事言えないけど、答えたほうが良いですか?」って中居さんに一度戻した、みたいな面があるんじゃないかな、って。

それに対して、中居さんが「分かんないじゃん、ほら、日々やっぱりさ。調子が分からないから」って怯まず更に踏み込まれてて、中居さんの御人柄を感じました。
特に、日々、という言葉を使われたことに、お気持ちが感じられるようで。
日々変化するでしょ、それは良いほうにも、悪いほうにも、というニュアンスに感じられて。

なんというか、「良くなってますよ」と言わせたい、というニュアンスが全く無いように聞こえたんですよね。
単に、ストレートに、実際どうなの、と聞くのって、誰にでも出来ることじゃないよなあ、と思います。

キンキさんと中居さんの関係性があるからこそですよね。

そして、この話題になった途端に表情が変わった光一さんに対して、「分かんないじゃん」って話しかける中居さんと、それに対して、「そうですね、分からない」って頷く光一さんの声にも、ハッとしました。

なんというか、剛さんの病状が、感覚的には分からない、ということを、光一さんが凄くこう、重くというか、真摯に受け止めてらっしゃる感じがして。
そうだよな、分かることが出来るものなら分かりたいのに、それは出来ない、という現実と、光一さんは向かい合い続けてらっしゃるんだよなあ、って唐突に思って。

つよしさんへのお気持ちが強い光一さんにとって、感覚的には分かりようがない、ということは、重たい現実なんだろうなあ、という気持ちになりました。

そして、中居さん、「たいして調子は戻ってないですけど」とおっしゃる剛さんに「あんま良くないの?」とこれも直球に返すのも凄い。

良くないの?と聞かれた剛さんが、もしも「そうなんです」とおっしゃった時でも、話をちゃんと着地させるというか、まとめられる、と思ってらっしゃらないと聞けないよなあ、と思います。

それから、中居さんの直球に対して、たいして調子は戻ってないけど、「でも歌えますよ」とおっしゃる剛さんの言い方と表情が、凄く印象的でした。

どうあっても歌うという決意と、諦めない意志と、自分は歌えるようにした、と挑むようなお気持ちが含まれているようで。
それから、中居さんに安心してもらおうというお気持ちと。

「歌えますよ」とおっしゃる剛さんに対して、「そうか、なら良かった」と繋げるのが無難でしょうに、「歌える?大丈夫?」と重ねて聞くような中居さんに対してだからこそ、ああいうお答えの仕方だったような気もします。

そして、心配されるお気持ちをストレートに表現される中居さんに対して、重ねて「あの、中居君よりは上手く歌えます」っておっしゃる剛さん(笑)

心配されながら終わらないよう、笑いに持っていくための、ある種、苦し紛れの咄嗟の一言でもあったように思うのですが、場の流れを上手に使って、御自分の元々の歌唱力も上手に使っての(笑)、皆で笑い合える返しだったなあ、と思います。

ここまで、ちょっとだけ暗さの滲む表情でやりとりを見守ってらっしゃった光一さんが、凄く良い笑顔で「ちょっと待て」っておっしゃって、笑っちゃった中居さんが剛さんを拳で押して、ってしてらっしゃったのを見たら、キンキさんと中居さんはそりゃあ、仲が良いよなあ、って感じました。

なんというか、気遣いかたとか、流れの作り方とかが、よく似てらっしゃる気がして。
無難にすませようとはせず、それでも、お互いを思いやって、お互いの意図を察して、着地点を一緒に作って。
キンキさんがSMAPさんについてらっしゃったことを、こういう形で感じるのは、感慨深いものがありました。

中居さんの「俺は(耳の)調子が良いのに歌わないっていうね」って、これもあらゆる意味でかなりのネタなのに、それにも笑い合う3人の姿を見ると、本当に気心の知れた先輩後輩関係なんだな、と感じましたし、こう、お互いに大好きなんだな、って感じました。

ここで時間が来て、二回も「すみません」っておっしゃいながら「行ってきます」「はい、ありがとうございます」って返す剛さんがまた。
剛さんのこういうところ、物凄く可愛らしい後輩さんだなあ!って思います。
律儀というか、「良い子」という感じが凄くして。

そして、歌。メドレーだったんですよね。
3曲もあるとは思わなくて、驚きました。

to Heart
最初の剛さんの出だし、かなり慎重というか、音を探しながら当てながら、確信は持てないままに、という風に聴こえて、少し拳を握り締めたのですが、歌が進むにつれてどんどん確信を持ちながら歌ってらっしゃるように見えて、胸が熱くなりました。

それから、夏は剛さんが御一人で歌われて、光一さんが聴かれていたこの曲を、昨日はキンキさんお二人で歌われている、その変化をお見せになりたかったのかな、という気も、ぼんやりしました。

サビを聴くと、キンキさんの歌声の相性の良さを改めて感じましたし、気持ちが大きく、強い歌詞が本当に良く合う歌声だなあ、と感じます。
歌詞のひたむきさに負けない重さの歌声というか。

○硝子の少年
前奏、お二人共、お顔立ちが本当に綺麗で、整ってらっしゃるな!ってハッとしました。
剛さんの目の形と大きさはいつ見ても可愛らしいし、光一さんの輪郭はいつ見ても凛々しいなあ、と思います。

歌始まりの剛さん、丁寧に音を追ってらっしゃるのは変わりませんが、Mステで歌われた時よりもずっと確信と自信を持って歌ってらっしゃるように見えて、たった数か月でここまで来られてるの、凄すぎるな、と思いました。

そういう歌い方が出来るように、妥協せずにやってこられたんだろうな、と感じて。
やはり単純に、以前とは感覚が変わってしまったのに、人前で以前と同じことをするって、怖い事だと思うんですよね。
以前の自分が出来ていたことと比べられてしまう怖さがあるというか。

でも、剛さんは、当初からそこに怯んでらっしゃらなかったし、諦めてらっしゃらなかったように思うので、本当に強い方だな、と感じます。
元々の能力が高い方だからこそ、前より出来ていないと言われる可能性をお考えになってもおかしくないのに。

サビは特に、お二人共声が伸びやかに聴こえて、聴き入りました。

○Hey!みんな元気かい?

この曲に至っては、剛さんの歌が最初から物凄く巧みで、お二人でギターまで弾いてらしてて、なんというか、厳しい中でやってこられた方々なんだよな、と改めて思いました。

キンキさんのような立場の方々は、例え闘病中であっても、あるいは闘病中だからこそ、以前よりも出来ることが確実に増えている、ということを見せ続けなければならないんだよな、と思って。
それは、キンキさんが「アイドル」という希望を見せてくれる存在として求められているからこそだし、成長し続けることで評価されるからこそだよな、と感じます。
停滞している、と思われてはいけない。

冬のコンサートが終わって、季節が変わった今、歌番組に出るのなら、以前よりも前に進んでいる、希望を持てる、と思わせなければならない立場の方々なんだよな、キンキさんは、と思います。

なんというか、これが当たり前だとは思いたくないな、って、それこそ当然のことなんですけど、思いました。
剛さんが今、たいして調子は戻っていないという病状の中でギターを弾きながら歌えるようになってらっしゃることは、当たり前のことじゃない。
だから、今、ギターを弾けるようになっているなら、じゃあきっと次は、みたいな、そういう話ではない。

でも、そう思われるような立場にいらっしゃるのがキンキさんだし、アイドルさんってそういうものなんだろうな、とも思うし。
難しいですよね。
期待されなくなってしまったら、それはまた良くないんだろうし。

話が逸れてしまいましたが、ほんっっっとうに、剛さんは歌が上手いし、剛さんの歌声が好きだな、と改めて感じました。
物凄く安定してらしてた。

そして、私は光一さんの「ほとんど」の歌いかたが好きなのですが、昨日のもとても力強くて、テンションが上がりました(笑)

最後の締めが剛さんなのも印象的でしたし、終わりをきっちり合わせる光一さんも流石だなあ、と思っていたら、
ラスト、言わなければ気にされなかっただろうに、噛んでしまったことを自己申告される光一さん。潔い(笑)

それから、キンキさんの締めを受けて、中居さんが「上手いんですね」っておっしゃったの、流石の一言で笑っちゃうな、本当にお上手でしたね、と思っていたら、続けて「上手に歌えたねーっ!って感じですね」っておっしゃってて、中居さんはキンキさんのことを5歳くらいの子供達のように思ってらっしゃるのかな?!って驚きました(笑)

こちらがなんとなく思っているよりずっと、可愛く思ってらっしゃるんだなあ!ってびっくりしましたし、やはりお二人が子供の頃から見てらっしゃるから、未だにその感覚が抜けない部分があるのかもしれないなあ、面白いな、って感じました。

明らかに、成人男性におっしゃるような言い方ではなかったですもんね(笑)
中居さんとキンキさんの関係性、本当に微笑ましいし、ああ言われたキンキさんの表情を見てみたかったなあ、と思いました(笑)

トークも歌も、胸がいっぱいになるような濃さで、凄くお上手で、キンキさんの実力と強さを見せていただいたような気持ちになりましたし、今のタイミングで、中居さんが司会の番組に御出演されるのを見ることが出来て良かったな、と思いました。

MTVの映像を見るのも、今からとても楽しみです!