初日感想 2

昨日の公演、初日よりお二人共リラックスされていたと伺って、安心しました!

今回は、いつもとはまた違う意味で全公演見たくなるな、と思っていたのですが、朝の番組でチラッと見ることが出来た感じからしても、お二人共、いつもの様に楽しんでらしたみたいで、何よりです、本当に。

そうそう、二日目は剛さん、髪をおろしてる場面がおありだったんですねー!

髪型によって様々に変わる剛さんですが、ああやっておろされると、まとめてらっしゃる時とはまた違う綺麗さがある、って番組を見てしみじみと感じました(笑)

これからの番組も大阪公演も、良い物になりますように。

ということで、少しずつになってしまいますし、思いついた順になってしまうので順不同ですが、感想の続きです!


とりあえずやっぱり、「もう君以外愛せない」の件を書いておきたいかな。

この曲、夏のイベントで剛さんはお客さんの歌声を直接は聞けなかったから、ということで、歌ってくださいとなったのですが、歌う前が愉快でした(笑)

お客さんの中にハモることが出来る人がいたとしてもハモらないでね、的なことをおっしゃる剛さんに、「それうぜえ!!(笑)」とめっちゃ笑いながら力強くおっしゃる光一さんの正直さ(笑)
光一さんのこういうところ、凄く好きです(笑)
相変わらずこういうところ最高ですね、光一さん!ってテンションが上がりました(笑)

あと、たとえ、から「みちのくひとり旅」になったりして、と非常に無邪気に遊んでらしたのですが(笑)、なんとなく歌ってらっしゃるだけなのに、剛さんがとっっっても上手くて、ちょっと待ってください、っていう気持ちになりました(笑)

ラジオとかでもそうですが、剛さん、なんとなくちょっと歌われると、それが自曲でも他の方の曲でも、あまりに上手くて、この人、本当に歌が上手いな、って改めてびっくりしますね。
ある意味では、一番、「え、上手い!そして巧い!」って、純粋にただ驚かされるのってこういう時な気がします(笑)

光一さんも非常に楽しんで一緒に歌ってらしたので、キンキさんは和むなあ、って思いました(笑)

前奏が始まり、こんな贅沢な伴奏で、こんな場所で、こんな風に沢山の方と何かを歌うことなんて滅多に無いよなあ、と思いながら、「前もっておっしゃってくださってたら、朝から気合入れて発声練習くらいしてきたんですけどね!」みたいな、妙なテンションで歌ったんですが(笑)、アリーナにいても「綺麗な歌声だな」って思うくらいに皆さんのお声が素敵でした。

地声か裏声かは任せます、ってことだったんですが、裏声だと高くなっちゃうAnniversaryとは違って、しかもドームであの曲だと多分、大体の方が裏声を選択されるんじゃないかな、って思いました(笑)
なので、野外でのAnniversaryとドームでのもう君以外愛せないは、多分、違う色ではあったんだと思うのですが、剛さんの耳への圧を考えると、あの曲で良かったんじゃないかなあ、って感じました。
とっても綺麗だったし。

光一さんからは一貫して、剛さんにもお客さんの歌を聴かせてあげたい、というお気持ちの強さが伝わってきて、光一さんは本当に直球だし、剛さんと御自分とを一つの単位として捉えてらっしゃるんだな、って思いました。
歌ってください、っていう話の入りからの御言葉全部から、御自分が聴いたように、剛さんにも聴かせてあげたいんだなあ、っていうのが凄く伝わってきて。

それから、お客さんが一番を歌ってから、それを受けて二番以降をお二人が歌う、という流れだったと思うのですが、お客さんが歌ってから二番に入るまでに、お二人が拍手をしてらっしゃってて、お二人に拍手を送ることはあっても、お二人にこんな風に拍手を送られることって早々無いよなあ、って、あたたかい気持ちになりました。

キンキさんは本当に品が良い。
あの、こちらに拍手してくださるお二人の品の良さは、凄く印象的でした。
綺麗なお二人です。

あと、こう言った直後でアレなのですが(笑)、二番の入り、光一さんが思いっきり歌詞を間違ってらして(っていっても、たった二文字なんですけどね!)、それが一番の歌詞に引きずられてるやつだったので、思わず、「分かりますよ、光一さん、二番から歌うって滅多に無いですもんね!」って、無駄にフォローしたくなるような気持ちになりました(笑)

光一さんは本当に、あんなにお綺麗なのに、良い愉快さをお持ちだよなあ。
剛さんはそういう愉快さがお好きな方だと思うので、キンキさんはよく出来てるよな、って思います。

それから、歌い終わった後、剛さんが本当に、心から感動しました、というお顔で「ありがとお」っておっしゃってらして、こちらも心洗われるような気持ちになりました。
剛さんは、もう今日これだけで帰ることが出来る、みたいなニュアンスのことをおっしゃっていたのですが、こちらこそ、剛さんのその表情を見ただけで、今日来た価値があったな、と感じました。
それくらい、綺麗な表情をしてらしてて、素直に感動を表現してらしてて、剛さんは本当に、愛に満ちた方だし、愛がお好きな方だし、愛を感じることに関して捻くれない方だな、ってしみじみと思いました。

こういう方だからこそ、光一さんの剛速球かつ直球、といった情の示しかたを難なく受け止められるんだろうし、だからこそお二人は拗れず上手くやってこれてるんだろうなあ。

光一さんの直球さ、これはこの曲を剛さんに向けて(歌う身としては、キンキさんお二人に向けての気持ちでしたが、光一さん的には、どちらかと言えば剛さんに向けてであってほしそうだったので)歌わさせていただくという立場に立たせていただくことで、強く感じました。

正直、いや、勿論こう、剛さんにも「沢山の人がキンキさんの曲を歌うのを直に聴く」という体験をしていただけるんだな、というあたたかさを感じながら歌ったんですが、正直!私はなんというか、恥ずかしいというか、うわあ、凄い、という気持ちにもなりました(笑)

改めて歌詞を自分であんな風に歌わせていただくと、「君が一瞬でもいなくなると僕は不安になるのさ」の時点で、この曲の歌詞って本当に直球だし、感情的な逃げ場が無いというか、ごまかしようがなくて、とにかくストレートなんですね。
以降の歌詞も全部、曲調も相まって、物凄く気持ちを込めやすいというか、感情を伝えるのに向いているというか。

6万人近くのお客さんで歌うからまだ心穏やかでいられますが、うたコンで、あの状況でこの曲を一人で歌われた光一さん、本当に只者じゃないな、って心底思いました。
予期せず、光一さんの凄さを思い知らされて、今更びっくりするという(笑)

それだけ、それこそ不安なお気持ちもあって、切羽詰まってらっしゃったんでしょうが、他にいくらでも選択肢があったでしょうに、この曲にした光一さん、本当にありえないくらいに剛さんに対して直球なんだな、と思いました。
熱量が凄い。渾身の情の込め方だよなあ、本当に。
光一さんが一人で歌われたところから、この曲が今年、違う意味を持ったし、ここまで沢山歌われたんですもんね。

そして、こういう光一さんの感情の大きさ、同じくらいの情の強さをお持ちの剛さんだからこそ、受け流すでなく、受け止められるんだろうなと思います。剛さんの場合は、受け止めるだけじゃなくて、打ち返せるくらいの方ですもんね。

キンキさんは偶に、情に勢いがありすぎて、渡しあうというよりはもはや打ち合うくらいのことになってらっしゃる時があるように見えて、キンキさん本当に凄すぎる、この組み合わせで良かったよな、って思います。

あと、剛さんが、泣きそうにもなるんだけど、昔の事も思い出す、不思議な時間だった、っておっしゃってて。
昔の事って具体的には、みたいな質問をされた光一さんに、普通に「小学校の頃の事とか」っておっしゃった剛さん→そんなに昔?!と驚く光一さん、という流れがあって、キンキさんだな、と思いました(笑)

この流れだと、一緒にお仕事しだしてからのことだと思いますよね、光一さん!
でも、そこ一筋縄ではいかないのが剛さんですよね!みたいな(笑)
そこからのね、って剛さんもおっしゃってましたけどね。

ここ、光一さんが微妙に残念そうで、ここら辺に関しては特に、剛さんより光一さんのほうが、いかにも男性的なロマンチストだよな、って思うし、その流れにいかない剛さんに、やきもきするというか、ええ?!ってなることが結構あるんだろうな、って思います。

でも多分、そこが良いんじゃないかな、って見てるとぼんやり思いますね。
こういう、剛さんは全然、外すような意図はないんだけど、光一さんのロマンから外れる感じが、キンキさんの関係性に瑞々しさみたいなものを保つ要因の一つであるような気がします。
こういう種類の微妙なもどかしさというか、思い通りにならなさって、特に男性にとっては、ある意味、関係性が慣れきってしまわない良い要素にもなるように見えて。

にしても、剛さんは本当に、ナチュラルに一筋縄ではいかない方ですよね。
御本人は全然、外す気も無くて、素直なだけなのがまた、言葉を選ばずに言えば、性質が悪いというか(笑)
でも、そこが剛さんの魅力の一つだよなあ、って物凄く思います。
少なくとも、私は剛さんのああいうところが好きなんですよね。
奇をてらいたいわけでもなく、大真面目に、一般的に望まれる流れとは違うところに行かれる感じが(笑)
ある意味、空気を読みすぎない感じ。
媚びのようなものが一切無いし、あの素直さは嘘が無くて凄いな、って思います。

何故か、書いていたらここで物凄く話を広げてしまいましたが(笑)、剛さんにも沢山の人がキンキさんの歌を歌う声を聴いていただくことが出来て良かったなあ、としみじみと思いました。
それも、光一さんと一緒に、お二人揃って。
多分、剛さんはこれを御自分の力に変える方なんだろうな、と思いますし、光一さんも、剛さんと同じように喜んでらしてて、幸せな気持ちをいただきました。

ということで、やっぱりソロにはたどり着けなかったので、また明日にしたいと思います!(笑)