ザ少年倶楽部

いやあ、凄い番組名ですよね(笑)
ジャニーズさんがやる番組で、「少年」+「倶楽部」って。

newsさんとキンキさん、穏やかな組み合わせで好きでした。
そして、増田さんの髪色の明るさが攻めていて凄い。

光一さんプロデュースユニット・・・!そんなものがあったんですねー。
光一さんはお若い頃からそういうポジションだったのか、ここまで覚えてらっしゃらないということは、形だけそんな風だったのか、謎が深まります(笑)

剛さんが番組冒頭でおっしゃってることは、まだ100%嘘、と良い笑顔でNEWSさんにおっしゃる光一さん。
そのわりに、「俺でもユニット名覚えてるくらいなのに」という剛さんの御言葉には「え、嘘?!」と一瞬、物凄く大きな反応をされていた光一さんに、なんて素直、というか、剛さんに対しては良いリアクションをされる方なんだ、と何故かしみじみとした気持ちになりました(笑)

少年時代、楽しくサッカーをしていただけなのに、パスの前に早く履歴書を送れよ!と剛さんに怒られる手越さん(笑)
キンキさん本当、手越さんのことを気に入ってらっしゃいますよねー。
自分達とは違うキャラで、突き抜けてらっしゃるのが愉快なんだろうなあ。

NEWSさんへの思いを聞かれて、急に真面目な話をされる剛さん。
ふり幅!急!(笑)
切り替えの早さは一流の証、って言いますもんね・・・!(笑)

三者が言う事に付き合わなくて良い、と剛さんが思えるようになるまで、本当に色々な道を通られたんだろうし、これからも通られるんだろうな、と改めて思いました。
剛さんは根本的には、決して、他人にどう思われようと気にしない、どうでも良い、と言えるタイプでは無いはずだよなあ、と思うと、余計に。

努力の積み重ねでそう言えるようになった、あるいは、そう考えることで、とりあえず振り切るようになった、というのが、剛さんの独特なところだな、と思います。
今は本当に、そう自分に言い聞かせる、という段階から次に行こうとされているようで、それも興味深い。

そして、剛さんのあまりにも急な真面目テンションに置いて行かれ気味のNEWSさんに対して、「真面目な話になるけどね」とさらりとフォローする光一さんがかっこいいな、って思いました。
光一さんはこういうところ、スマートでかっこいいんですよねー。

そして、剛さんがミュージカルを普通に断った話は、幼い頃から普通に売れに売れてしまったからこその強さを感じて、剛さんだなあ!って思います。悪気はかけらもないし、多分、傲慢さみたいなものも、御本人の感覚からしたら無いんですよね。

既に決定した仕事だったらまた違ったのかもしれませんが、その前段階で話が来たからこそ、違うと思ったら断る、っていうのが、意志の強い剛さんらしい。
乗り気じゃないと、なかなか良い物は出来ない、ということも感覚的に分かってらっしゃったのかな、ともちょっと思います。
剛さんも光一さんも、なんだかんだ、意志は強いですもんねー。

そして多分、剛さんには根本的に、興味を惹かれて、したいと思ったことじゃないのなら、しなくても何も惜しくない、という感覚があるんでしょうね。そこが潔いな、とも、潔癖だな、とも思います。
やりたくないことを若いうちに色々やる機会が多かったのもあるんだろうな、とぼんやり想像するんですけど。

インタビューを読むと、今もそうなんだろうと思うんですけど、仕事であれば何でもいい、とりあえずメディアに出たい、という感じは無いですよね。十代から十二分に出た方だからこその感覚なんだろうな、と思いますし、そういう方だからこそ、応援したくなるんだよなあ、と思います。ある種の覚悟と矜持を感じて。

そして、自分らしくなくて嫌ならやらなくてもいいんじゃない?とおっしゃる剛さんに対して、「俺はやるぜ!」とおっしゃる光一さん(笑)
いや、光一さん・・・!笑顔で写真を撮られるとか、インタビュアーさんからの質問に、インタビュアーさんが困らないような受け答えをするとか、教えてもらっているだけでも、嫌でやってらっしゃらないことが結構おありなような・・・!
って、凄く愉快でした(笑)
時間もかからない、その場で終わるようなこともなさらないのに、「俺はやる」とそこまで堂々とおっしゃる?!みたいな不意を突かれて(笑)

キーが高い曲について、さらっと本音をおっしゃるキンキさん(笑)
「フラワー」良い曲なんですけどね!言われてみれば、楽に歌う感じはないような。

そして、どんなに明るい曲を歌っても、二人で歌うとちょっと暗くなる、とお話しされる光一さん。
この「二人で歌うと」にハッとしました。
光一さんは、お二人それぞれの声質が、という話ではなく、光一さんと剛さんが二人で歌うと、という感覚でお話しされているのかあ、と思って。

そして、「ちょっと」悲しくなる、というのも、分かります、「ちょっと」だからこそ、余計に切ないんですよね、みたいな気持ちになりまいた。
なんにしても、お二人とも、やっぱり自覚がおありなんだなあ。

堂本兄弟の「ボクの背中には羽根がある」・・・!テゴマスさんとのアレ!凄く!好きでした!!
まさに、その違いが分かりやすいコラボでしたよね!
テゴマスさんが歌うと、幸せな未来に羽ばたく曲なのに、キンキさんが歌うと、幸せの中にふと暗い影が差すように聴こえる。
そこがキンキさんの素晴らしい個性だと、改めて思います。

二人で歌うと「死んじゃった人が言ってるのかな」という曲に聴こえる、とおっしゃる光一さん。
そこまでの感覚は浮かばなかったなあ、凄い。
既に死んだ人が歌うあの曲って、物凄く悲しくて危ういような、違う意味の幸福が詰まっているような。
死んだ後で、「ずっと君と生きていく」と思っている、というとなんですかね?
凄い、愛がこの上なく重いし、気持ち的な意味で離れる気が無い。

こうして死を仄めかされると、「胸に頬寄せて」とか、その胸の鼓動はもしや止まっているのか?!って思っちゃうし、そもそも「君を抱いて空も飛べる」の聴こえ方も変わってくるし、「この空気がひび割れるかも」も繊細な状況に聴こえてくるし、凄い解釈だな、流石御本人、って思いました。
救いが全くないような、ここまで突き抜けていれば幸福なような、という人達の歌に聴こえる。
そして確かに、そこまでのことを言われても違和感が無い歌声である、ということも凄い。

夏の王様」はお断りします、という流れから、なんでもやる、と言ったのをすぐさま撤回される光一さん。潔い(笑)
自分達は意見をきちんと持ってやるタイプなので、と半笑いでおっしゃるキンキさん(笑)

「僕らあんまり人に興味ないんでね」ってさらっと言えてしまうって、凄い二人組アイドルですよね、改めて(笑)

チャンカパーナは是非、キンキさんに無表情で歌いあげてみてほしいです(笑)

「Hey!みんな元気かい?」の話。そう、あの歌詞は元気な人からの歌詞ではないですもんね。
悲しみの涙で育った大きな木、ということは、木が大きく育ってしまうくらい、沢山の涙を流した、ということで。
しかも、辿り着くのは、月であって、もう天で。

レーベルが同じキンキさんとNEWSさん。
小山さんの質問の仕方が、本当に聞きたいんだな、という感じで、ああ、色々模索してらっしゃるのかなあ、と思いました。レーベルが同じだからこそですよね、きっと。
明るすぎる、で却下される曲がNEWSさんにいくのも。御二組のカラーの違いがよく分かって楽しい(笑)

そうしたければだけど、自分達でシングル曲を選べばいいのにー、とおっしゃる剛さん。
色々言われながらも関わってきたキンキさんだからこそのお考えですよね。

そして、「俺はこれが良いと思うから、ちょっとあいつ説得しといて」はしないキンキさん。
凄く健全な関係性だな、って思って、ハッとしました。お互いを本当に尊重してらっしゃるんだなあ、って伝わってきて。キンキさんは、こういう些細なところから、お互いをどう尊重しているのか、というのがポロッと出てくる辺りが、品が良いな、と思います。自分と相手でキンキキッズである、というとを強烈に意識し続けてらっしゃるのが凄い。

そして、曲候補は、思っていたより凄く沢山あるんだなあ、流石キンキさん、と改めて思います。
本当に、勿論お二人だけがキンキさんとして前面に出るけれど、キンキさんの、特に音楽面でのブランドは、これまで関わってこられた方々が凄い方ばかりなのも含めて、かなり重視され、大事にされるもので、沢山の人が関わって維持してらっしゃるんだよなあ、って改めて思いました。

デビュー曲から長い時間をかけて、キンキさんは音楽が良い、という実績を作ってきたからこそ、下手な手はなかなか打てないし、変な意味での冒険はするべきではない。
記録云々だけでなく、キンキさん御自身の今後の活動の為にも、関わってこられた方々の為にも。
ということを、なんとなく思いました。

今までの曲を聞いても、キンキさんも、キンキさんの周りの方々も、多分、キンキというグループの音楽について、その特徴について、よく考え、よく守り、よく質を保ってこられたんですよね。だからこそ、来年、20周年を迎えるんだなあ、と思うと、凄いことだな、と思います。

そして、剛さんの膝のお話をされるキンキさん。
普通に、「まあ、外れても良いけど」っておっしゃる剛さんに、いやいやいや、良くないですよ!と拳を握り、光一さんの(剛さんの膝が隣で外れてたら)「まあ、気は遣うかな」とおっしゃる表情にまた拳を握り。
朗らかに話してくださってるけど、本当、お二人とも、御身体お大事になさってください。

ツアーも、どうなるんだろうなあ、と思っています。
キンキさんがどういう作り方をされるのか。
無理なく、とにかく、お二人が楽しんでくだされば良いな、と心から願っています。

「薔薇と太陽」

光一さんの目線の伏せ方が色っぽくて好きでした。
振りもよく伸びていて。
あと、剛さんは眼鏡を外すと急に色っぽく幼くなって凄いですね、相変わらず!ギャップが凄い。

「死んだ」の剛さんの発声も好きでした。剛さんのは、ちょっと珍しい気がする!ってテンションが上がって。
今回の剛さんの歌い方は、ちょっと荒っぽくて、歌詞の世界観に更に寄っているようで、グッときました。
光一さんの「赤い薔薇」の「薔薇」の歌い方も、やっぱり好きだったなあ。

そして、やはりバックダンサーの皆さんの動きが良すぎて、毎回目を奪われます。
皆さんは一体どこ畑の方なんだろうなあ。フラメンコ畑、というには振りのニュアンスが違う気がするけど、あのキレはフラメンコでしかありえないような気もするし。特に上半身は。

ということで、とっても興味深い番組でした!
NEWSさんは相変わらず、本当に感じが良い方々で。
御二組とも、これからも頑張ってください!

さて、結構色々書いたつもりなのですが、剛さんのDVD、キンキさんのシングル、キンキさんの御出演番組と、まだまだ感想を書く楽しみがあるので、ちょこちょこ時間を見つけて書いていきたいと思います!

明日から、緊張もしますが、楽しみでもあるので、また新しく頑張ってきます。