futari

が、本当に好きすぎてもう。

最近、もう6回目くらいの『futari』ブームが来ています。名曲。ただ、疲れてるときに聞くと本当に沁みて困る。壮絶に淋しくなる。

こういう曲を聞くと、「ぜひ合作してください、キンキさん!」って思っちゃいます。

『愛のかたまり』や『恋涙』みたいな華やかで綺麗な曲、力のある曲もいいけど、キンキさんは、こういう、ひっそりとした曲も凄く良い。こういう曲をお二人で作った、っていうのが本当に面白いな、って思う。そして、光一さん作詞、剛さん作曲は、逆パターンとはまた違うキンキさんらしさがあって良い。根は陰の要素が強いアイドルなんですよね、キンキさんは。聖子ちゃんか明菜ちゃんか、だったら、間違いなく明菜ちゃん寄り、というか(笑)

この曲は、単純に曲調が好みドンピシャ、ってこともあるんですけど、お二人の声の切なさが最大限生かされてるなあ、と思うんですよね。どうしてここまで淋しくなるんですかねえ、二人で歌ってるのに。二人で歌うからこそかな。

私は基本的に、剛さん主旋律、光一さんハモリが好きなんですけど、この曲に関しては、光一さん主旋律、剛さんハモリのパートが物凄く好きです。剛さんのハモリが、ちょっと虚ろな感じに聞こえて、光一さんの主旋律が張りつめてて。

また、歌詞が!光一さん、本当!男前!!って思う。光一さんって、そりゃあ、見た目も綺麗でかっこいいけど、何より、考え方、物事の捉え方がかっこいいと思う。

あんなに、色んな意味で特別な人なのに、自分を見失わないし、ちょっと冷たく感じるくらい冷静なんだけど、多分、根が優しいんだろうなー、ってこの歌詞読むたびにしみじみと感じます。

光一さん、本当、もっと沢山、歌詞書いてくれたらいいのになー。私、『Music of Life』の歌詞も好きなんですよね。特に、「僕たちは、君たちは」っていう単位の分け方が。

歌って基本的に、自分も含めた「僕たち」の歌か、「僕と君」の歌になると思うんですけど(剛さんは僕と君の歌が多い気がする)、この曲は、というか光一さんは「僕たちと君たち」っていう分け方をしてるんですよね。こういう分けかたは珍しいんじゃないかなー。

この曲を聞くと、「ああ、光一さんは、剛さんと自分を僕たち、それ以外を君たち、って分けるんだなあ。あくまで、自分と剛さん、対、他の人なんだよなー。やっぱりキンキさんって他人を自分らの中にいれないよなあ。」って感じる。そこが面白い、というか、キンキさんだなあ、って感じます。明確に線を引いてくる感じが。

私は、光一さんのこういう所が好きなんだと思う。ファンを身内扱いしない感じが。私も、芸能人の人がどんなに好きでも、強い親近感を感じたり、その人を誇りに思ったりってことがあんまり出来ないほうなので、この距離感が凄くありがたい。
ここら辺のことを考えると、光一さんって、本当に潔癖症っぽいところあるよなー、って感じます。あそこまで他人を寄せ付けない、寄せ付けない、って言われて、ファンだろうが何だろうが、プライベートを知られるのは嫌だ、っていう思いが強いのって、人見知り、っていうのもあるんだろうけど、軽ーく生理的に無理なんだろうな、って感じるときがある。根本的には、他人と馴れ合うのが苦手そう。

そんな(風に私には見える、ってだけなんですけど!)光一さんにとって、剛さんってどんな存在なんだろうなーって未だにちょっと不思議なので、今度のキンキさんゲストの回が楽しみです。改まって聞かれると、お二人は色々とはぐらかしそうな気もするけど(笑)