初日感想 とりあえずとお二人のMC中心

今日の公演はどうでしたかね。
お二人のことだから、初日からまた良くされてるんだろうな、と思います。
昨日の公演を見ると。

感想、書き始めたら、一日で終わるわけないな、ってすぐに分かったので(笑)、とりあえず、剛さんの御様子についての感想と、お二人のMC中心に書いていきたいと思います!

曲のほうはまだ言葉を探したい感じがあるし、キンキさんのMCは本当、流れが自由自在すぎて、記憶を辿りにくくなるんですよね!(笑)
ちょっと時間が経つと、もはや愉快だったこと以外何も思い出せない、みたいなことになっちゃうので(笑)

ざっくりだし、記憶違いも多々あると思いますが、とりあえず自分の為に!
正確な情報をお知りになりたい方にとっては、何の役にも立たずにすみません!


会場に入って、ステージ上に楽器等が用意されてるのはまあ、予想していた通りだったのですが、楽曲名が沢山書いてある、あれなんだろうな、パネル?セット?があったので、凄く面白かったです。

ネタバレに抵抗が無いキンキさん、遂にこんな大胆な形でネタバレを?!みたいな気持ちになって、最初から度肝を抜いてくるな、って愉快な気持ちになりました(笑)

また、「夏の王様」とかも書いてあったので、余計。
お歌いになる訳ない気がするけど、ならば一体これはなんだ、みたいな(笑)

私は今回、アリーナBだったので、全体はどうしても見えなかったのですが、多分、オーケストラの演奏に組み込まれた曲だった、のかな?

まだパンフレットを読んでいないので、分からないんですけど。
いや、パンフレット読んでも分からない可能性もあるのかな、もしかして(笑)

始まり、オーケストラの演奏からだったのですが、編曲が凄くかっこよくて、テンションが上がりました。

オーケストラ=穏やかで静かで大人しめ、ではないよなあ、って改めて思います。
綺麗で、壮大でありながら、結構攻めたアレンジだったような。

そして、一曲目、「Anniversary」をこんなに早く、というか最初に持ってこられるとは思わなかったので、驚きました。
盛り上がりどころか最後かアンコールくらいに来るかと。

あと、「Topaz love」も早かった。
この2曲をこんなに早く持ってくるってことは、ただの夏の延長にする気も、感動的な流れにしたいという気も無かったんじゃないかな、と感じました。
それが、キンキさんのプライドでもあるように。

今回は本当に、開催自体が、停滞を厭うが故だったようにも感じられましたし、夏を汲みつつも、夏は夏、今は今、というお気持ちだったんじゃないかな。

「Topaz love」、オーケストラと凄く合う曲だな、と思いました。
キラキラしていて、ドラマティックで、躍動感があって、ロマンティックで。
あと、剛さんがこの曲は他よりちょっと歌いやすそうだったような気がします。
光一さんの、剛さんに歌ってほしいメロディを作ってる気がする、というお話を思い出したりもして。
大サビは特に、凄く美しい音の流れ、歌声の流れでした。切なくて。

あと、歌詞についてこの前触れ損ねたのを思い出したんですけど、大サビの歌詞も剛さん節が効いてますよね、やっぱり。
「嘘」をつきたくない、そして、「誰を好きになってもいいの」という肯定が必要だということは、逆に言えば、「あなた」は好きになってはいけない、と言われかねない人なのかな、というニュアンスがあるような。
ここら辺は、剛さんのソロの曲の歌詞にも通ずるものがあるように思います。

多分、3曲くらいかな、してちょっとMCがきて。
ここ、ある種の様子見としてのタイミングだったように思います。

実際、これはもう、こうとしか私には書きようがないので書きますが、最初の三曲の時点で既に、剛さんが、自分がある程度想像して身構えてたよりもずっと辛そうで、苦しそうでもあったので、ちょっと血の気が引きました。

緊張してそう、とか歌いづらそう、とかっていうよりは、まあ、それも勿論あったんですけど、やっぱり辛くて苦しそうな御様子に見えて。
やりにくそうにしてらっしゃるのは見たことがあっても、あそこまで苦し気に歌われる剛さんって初めて見たので、やっぱり色々な思いがよぎりました。
これは、全編通してですけど。

でも、それは、必死に、なんとか思うように歌おうとされてるからこそ、あんなに苦しそうだったんじゃないかな、とも思います。
スタッフさんへの身振り手振りにしても、ひたすら歌や音に集中して、ヘッドホンを片方ずつずらして音を聞いてらっしゃったことにしても、剛さんが必死に、御自分に出来る全てで、手を尽くそうとされてるのが伝わってきた。

いつも自由に音を捉えてらっしゃった剛さんが、なりふり構わず、と言いたくなるくらいに必死な御様子で、顔を歪めながら、音を掴もうとしてらっしゃる。
より良く歌おうとしてらっしゃる。

なんかもう、あの様子を見せられたら、剛さんはこうしてやっていかれるおつもりなんだな、って、そう思うしかない。

歌自体に関しては、やはり前半より後半のほうが良かったように思います。
前半はもう、技術で音に当てにいってらっしゃったように聴こえました。
柔らかく歌うというよりは、集中して、慎重にいかれている感じ。
中盤から、ところどころ柔らかさと伸びやかさが出ていたように思います。
あと、やっぱり音が少ないほうが歌いやすいんだろうな、という感じでした。
割とあからさまに歌声が違ったように思います。

あと、これはまた後できちんと書きたいのですが、剛さんの歌については、なんというか、また一つ次元が違うところにいこうとしてらっしゃる感じもありました。

ということで、ここからはとりあえずお二人でのMCについてなのですが、MC始まり、光一さんが、お客さんが緊張してるのが伝わってくる。みたいなことをおっしゃってて、そうだよなあ、って思いました。

オーケストラで云々、も勿論ありますが、やっぱり、テレビ画面越しに見るのと、実際に見聞きするのでは、全然違うな、っていうのがありました。
辛さがダイレクトに伝わってくるような気持ちになるというか。
改めて、剛さんの耳が万全のものではなくなってしまっていることを芯から実感するというか。

初日でしたし、あれ以来初めてのドームだし、剛さんが必死に試行錯誤してらっしゃるのは伝わってくるし、見るほうもそりゃあ、緊張しますよね。
そして、そりゃあ、ステージにもそれが伝わりますよね、これはもう仕方がない。

その流れで、「なんだよ、見んなよ!」的なことをおっしゃる光一さんが愉快でした。
剛さんが「見に来てるんだから」的なことをおっしゃってくださるのが分かってるからこその言い方でもあって。
そして、きちんとお話に乗る剛さん。

光一さんのMC、最初の掴みこそ、お客さんや剛さんの緊張が気になって、という感じでしたが、そこからどんどん、本っっっ当に嬉しそうで、楽しそうで、御本人もおっしゃってましたが、「絶好調」だったので、なんかもう最終的に、凄いな、って思いました(笑)

光一さんって、本当に剛さんのことが物凄くお好きで、剛さんとステージに立てるのが嬉しくて仕方がなくて、何をしても何を言っても楽しくなっちゃってるんだなあ、今、としか思えないような感じで。
全力で「楽しいー!!!!」っておっしゃってたし、ずっと凄い笑い方してらっしゃったもんなあ。
人って本当に嬉しくて楽しいと、こんなに全身全霊で笑うんだな、って思うくらいでした(笑)

多分、そこら辺の女子高生よりも数倍、「箸が転げてもおかしい」的なテンションになってらっしゃったような気がします(笑)

それに対して、剛さんは特に引っ張られるような訳ではないのですが(だからこそ余計に、光一さんの愉快さが際立っていて面白かったのですが(笑))、剛さんの雰囲気も充分にほわりとしたというか、ほどけてらっしゃったように見えたので、キンキさんはよく出来てるな、と思いました。

キンキさんは、光一さんがはしゃいでらっしゃると、剛さんが若干、お母さんみたいになってらっしゃるようにも見える時があって面白いですよね(笑)
こう、なんとなく、偶に見かける、元気に遊ぶ男の子に構ってあげるお母さん的な対応をされる時がある。受け止めてあげる愛情の示し方、というか。
二人組だと、自然に一人何役もこなせるようになるんでしょうね、お互いに(笑)
そんな雰囲気の、ある種無邪気なやりとりだからこそ、剛さんもほぐれる面がおありなんだろうし、やっぱりバランスをとるのがお上手なお二人なんだろうなって思います。

あと、急に剛さんの衣装に食いついて(ここも、物凄くテンションが高かったです)、「オールインワンってホールインワンみたいなの?」的なことをおっしゃった光一さんに対して、「・・・・・・・そっ!」みたいな、これ訂正するの面倒、って思われたんだな、ってあからさまに分かる反応を返す剛さん、っていうやりとりが面白かったです(笑)

勿論、光一さんにも気付かれてやんややんや言われてらっしゃいましたが、ああいう時の光一さんを見てると、剛さんにしてもそうですが、こう、雑な扱いをされると楽しくなっちゃう層があるんでしょうね、光一さんにはね、っていう気持ちになりますね(笑)
よく分からないけど、剛さんに適当に返事をされる時の光一さんって凄く楽しそうだし、なんなら嬉しそうだよな、みたいな(笑)
まあ、確か光一さんって猫もお好きですもんね。そう思うと、なんとなく分かるような気もします。

「光一くんにファッションの説明すると長くなるんですもん」的な(ニュアンスです!)正直な(笑)お答えをする剛さんでしたが、最終的には「つなぎみたいなやつ」と教えてくださってて、ほんのり愉快でした(笑)

雑と言えば、テンションが上がりすぎてコミカルな光一さんの、急すぎる話の転換に、思わず「は?」って言っちゃった剛さんに、自分達には20年以上の付き合いがあるのに!とお怒りになった挙句、剛さんに再現されたら自分も「は?」っておっしゃる光一さん、というくだりがあったのですが、そこもなんかもう、光一さんの勢いが凄かったです。

剛さんとのやりとりの全てを全力で楽しんでらっしゃるのが伝わってきて、今ならリアルに「君を抱いて空も飛べる」状態なのでは、くらいのテンションに圧倒されました(笑)

そういえば私、多分、あそこまでこう、全身全霊で楽しそうで、剛さんがいらっしゃるということ自体にテンションが上がっているような光一さんを、コンサートという場で生で見るのが初めてだったような気がするのですが、いやあ、映像で見るよりも数倍、光一さんの喜びの大きさが伝わってくるようで、なんかもう、凄かったです。

あと、お話し中に剛さんの前になんか落ちてきた、と思ったらビニールテープで、「今度は突発ビニールテープ作らなあかんかと思った」的なことをおっとりおっしゃる剛さんの足元のビニールテープを、剛さんでなく光一さんが拾われる、という場面もありました。
その御様子が、なんだか凄く紳士的に見えて、光一さんみたいな綺麗な方は、状況によっては物を拾う事すら紳士的に見えるんだな、流石王子様と言われ続けてこられただけある、っていう謎の感動がありました(笑)

そうそう、突発については、「Topaz love」と言いたかったところをうっかり「突発love」って言っちゃった光一さんが、「どっちでもええねん!」的なことをおっしゃってて笑いました。
題名付けた剛さんでなく、光一さんがそんなに力強くおっしゃるんですね、流石合作、流石作曲者!みたいな(笑)
剛さんも、ナチュラルに「どっちでもいい」的なことをおっしゃってたのが、ああ、キンキさんだなあ、と思いました。ゆったり寛容で面白い。

それと、恒例の「ちっちゃく見える話題」の時に、嵐さんのコンサートに行かれた光一さんが、実体験から本当に小さく見える、的なことをおっしゃってて、剛さんが「顕微鏡で見たほうが見える」みたいなことをおっしゃった時は、「遂に顕微鏡・・・」って、ちょっと面白かったです(笑)

あと、曲中はかなりかっこつけてる、と主張される光一さんの御言葉から、お二人でKAT-TUNさん的な(笑)横向いてからの、みたいな歌い方を披露されてたんですが、特徴を捉えてらっしゃってて面白かったです(笑)
よく見てらっしゃるし、言いたいこと凄い分かる(笑)
あと、剛さんの目の大きさと目力が強調されすぎてて、新鮮に驚きました。
いや、とりあえず剛さんの目が大きいな、みたいな(笑)

それから、この話の入りだったと思うのですが、自分は直立不動に近い形で歌ってる、とお話しされる剛さんに、すぐさま、剛くんは音に集中してるから、みたいなことを光一さんがおっしゃったのですが、そのフォローがあまりにも早くて、光一さんだなあ、と思いました。凄く素早かったです。
すぐにそうおっしゃるということは、光一さんは、剛さんが懸命に音に集中してらっしゃってるのを、よく分かってらっしゃるんだろうな、って感じもして。

あと、アンプを使うから音が大きくなる、ということで、光一さんのソロに入る際、剛さんに「避難しといて」っておっしゃる光一さんの言い方にも、感じるものがありました。
なんかこう、当たり前に気遣ってらっしゃるんだなあ、って。
本当に、今の剛さんにとっては、大きな音は避難しないといけないものなんだよなあ。

ということで、MCに関しては、光一さんが物凄く嬉しそうだったことと、変わらず愉快で、気負いすぎないものだったので、とっても和みました。
どうなっても、キンキさんはキンキさんなんだよなあ、という感じ。
暖かくて、お互いのことを楽しんでらっしゃってて。

あと、光一さんはこれでもか、というくらいにいくらでも情を注ぎたいタイプなんでしょうし、剛さんはいくらでも愛情を飲み込めるタイプの方だしで、キンキさんはこういう意味でも相性が良いんだな、ってしみじみと思いました。どちらも、並大抵じゃない。
だからこそ、キンキさんの曲には独特の深みがあるんでしょうね。

本当は今日中に「もう君以外愛せない」のことくらいまでは書けるかなと思ったのですが、たどり着けなかったので、また明日にしようと思います!

今日の公演、皆さん、お疲れ様でした。
ゆっくり休まれてください!