言っても仕方がないこと

を言う人が、私は嫌いじゃないです(いきなり)。
何ですかねー、弱音を吐いちゃいけない、言っても仕方のないことを言うな、っていうことの意味が、心の底では、あんまりよく分かってないのかもしれません。世の中、言っても仕方のないことだらけで、だからこそ悩むし苦しいんであって、それを言うな、口に出すな、自分に聞かせるな、っていうのは、よっぽど心が狭いか、よっぽど余裕が無いか、よっぽど他人のために割ける時間が無いのか、そんな馬鹿な、ってちょっと思っちゃってます。

多分、他人の弱音や愚痴を聞くのが、全く苦にならないタイプだからなんだろうなー、と思います。聞いてるようで聞いてないからでしょうか、根が冷たいタイプだからでしょうか。何度も同じ愚痴を聞かされるのも、物凄いマイナス思考を聞かされるのも、割と平気です。やっぱり、聞き流してるのかなー。

何というか、辛いんだったら言えばいいんだし、それはそれでその人のことが分かる一つの方法で、弱音を吐いてくれる人って、ある意味、安心できるんですよねー、私は。
「あ、この人はこういうのが嫌だって思うタイプなんだな。」って分かるから。逆に、弱音や不満を一切口にしない人って言うのは、地雷が分からないし、その人のキャパも分からなくて、ちょっと不安になります。まあ、多分、私が人を見るのが下手だからなんだろうと思うんですけど、察して系の人がちょっと苦手なんですよねー、私は。特に男性。年下の女の子とかが、言葉が上手く出ない分、なんとか目力で伝えようと、頑張って見てきてくれたりすると(笑)、凄く暖かい気持ちになって、察してあげたい、って思えるんですけどねー。実際、そういう子とは言葉なしで「あ、通じた」っていうことが結構あって、びっくりします。そして、そういう子が「きちんと伝わった」って理解した瞬間の笑顔っていうのは、本当に可愛くて、宝物だなー、この子は、って感じます。なんかこう、感動する、ってことの根っこに触れたような、無防備なところをグサッと刺されたような(笑)気持ちになるんですよね。
男の子では、そういう子にあんまりあったことが無いんですけどねー、不思議です。

話が逸れすぎたので、もとに戻すと(笑)、嫌な感じにならず(なっても、私は全然問題ないんですけど)、上手く弱音を吐ける人って言うのは、逆に気遣いさんだよなー、って思う時があります。

ある意味、本音のものじゃなくても、「暑いねー!疲れたねー!」くらい言い合うのって、社交辞令みたいなもので、変にため込むよりも、きつさに共感しあうことで力が抜けてまた頑張れる、みたいことってよくあるし、プライドを横に置いて、本音が一番出る弱音を吐く、っていうのは、結構有効な人間関係構築手段なような気がします。言い方は勿論あるし、相手にもよるんだと思いますけど。

自分自身は、本気で弱音を吐くことがあんまり出来ないタイプなのもあって、相手を見て「ここまでくらいは言っとこうかなー」って、ある意味、親近感を出すための計算みたいな感じで弱音を吐く場合のほうが多いので、それはそれでどうかな、えぐいかな、って思ってはいるんですけどねー。この人とは(少なくともこちらは、ほぼ本気の)弱音を吐きあって、そこからまた何となく励ましあって頑張れる、っていう人が何人かはいるんですけど、そういう人達とはやっぱり、これからも大事に、関係を築いていきたいなあ、と思います。自分をある程度さらけ出せる相手だ、っていうことだと思うので。

何でこんな、よく分からない計算みたいな話を書いちゃったのかというと、今日、ちょっと病み上がりな身体を引きずってバイト先に行って、久しぶりに「うわああん、もう嫌だ、やっぱり私、他人との関わり方分かんないんだよー!苦手なんだよー!すみません、本当にー!!自分で見てとるのが苦手だから、弱音とか言ってくれる人って分かりやすくて安心できて、ある意味信頼出来て良いんだー!」っていう気持ちになったからです。

最近、ちょっと忘れかけてたんですけど、私はやっぱりよく分からないんですよね、他人のこととか、話しかたとか、関わりかたとか。「間違った気がする、分かんないけど、もっと上手くできたよなあ。」っていうことが、それなりにあります。っていうのも、私、21歳まで生きてきた今までの人生のうち、丸7年間くらいは、リアルに、ほとんど人と接してないんですよねー。飛び飛びでだったので、ずーっと、っていう期間はなかったんですけど、1〜2年間くらい、外界との接触を無くした、っていう期間が数回ありました。

そうなるとやっぱり、どこか不安なんですよね。他人様と接するのが。学校で独りだった、グループに入ってなかった、とかいう話ですらなく、同世代の子達を見てもいなかったですし、年上の方とも、会話というもの自体、ほとんどしてなかったので、普通に過ごしている普段は忘れてるんですけど、たまーに「そういえば自分は、大事な時期に人と接した経験が凄く少ないんだった」と思い出すようなことがあると、ちょっと不安になります。

最近は特に、ほとんど忘れてたんですけど、今日は久しぶりに思い出しちゃいました。怒らせてしまった、とか、気まずくなった、とかはなかったんですけど、「折角、話しかけてくださったんだから、もっと上手くお返し出来たら良かったのになあ・・・。」っていう感じで、こう、ご厚意をいただいたのに!っていう申し訳なさが。

あまりにも申し訳ない!という気持ちになって、帰りは家のマンションの最上階の15階まで、いつもより早いペースで駆け上がっちゃいました。あまりにも単純な申し訳なさの発散なんですけど(笑)

そして、「あああ、もう、こういう時こそ剛さん!」って思って、「縁を結いて」をリピートしたんですが、あの曲はこういう時凄く良いな!っていう発見がありました。
何ですかね、こう言っちゃうと凄く失礼なんだと思うんですけど、あの曲はこう、ある意味、内容が無い、というか、別世界、というか、大きく儚く、自分自身の感覚とは縁遠いところがあるぶん、ひたすら、「ああ、剛さんの声綺麗だわー、本当に、巫女さん系路線のPV撮っちゃっただけあるよなー、もはやそっち系、祝詞系なところあるもんな、この歌。ひたすら癒される!考えるんじゃない、剛さんの声と異世界感と、剛さんの涙の中に沈む街、ひいては、剛さんの中の美しきくにを、この音と声から感じとればそれで良いんだ・・・!」みたいなテンションになりました。
そんなことを考えながら階段を駆け上がる女って、今考えたら物凄く怖いな!(笑)
まあでも、だいぶ落ち着いて「しゃーない、次から気をつけよ、頑張ろ。」って割り切れたので(意識から追いやっただけかもしれませんけど)、良かったです。流石剛さんです。いつもありがとうございます、剛さん・・・!色々な意味で!

そして、ついでなので、笑ってコラえての感想も書いちゃいたいんですけど、私はまさかの、光一さんが出てらっしゃる部分見れずでした!バイトの時間と被ってたから、ちゃんと録画予約したのに!最近、本当に誤作動が!買い替え時なんだろうなー、でも、そちらに回せるお金がなー。

ジブリ大好きなので、そういう意味でも、是非見たかったんですが、まあ、仕方ありません!後半だけでしたが、やっぱりジブリのあの雰囲気が好きだなー、って思えましたし、何より、吹奏楽企画に感銘を受けてですね!昔から、あの企画が好きで、見れるときは見ていたんですけど、今回のトランペットのパートリーダーさん、凄くかっこよかったなー!って思いました。

というのも、私自身、先輩という立場になってしばらく経つのですが、下の子達に物を言う、注意する、ってなったときに、「いやでも、私自身、ちゃんと出来てるか分からないからな。」って一瞬ひるんでしまう感覚が、やっぱりあるんですよね。特に、礼儀関係については。
それで、言うか迷う、もしくは、言うにしても言い方が柔らかくなってしまう、っていうことがあります。

でも、そのパートリーダーさんは、下の子達が出来ていなかった課題なのかな、について「出来るようになるのが普通やで」ってさらっと、ぴしっと言ってて、もう、「かっこいいー!!凄い!!」って感じました。これを言える、って、自分は勿論、完璧に出来てないといけないわけですよね。やるべきことををきちんとやって、出来るようになってないと言えない言葉だよな、って感じました。出来るようになるのが「普通」ですからね!こうやって、「普通」のレベルを引き上げてるんだよなー、凄い。いやー、これをサラリと言えるって、本当にかっこいい。そして、レベルが高いとこっていうのは、こういう風に言ってくれる先輩がいてくれるんだよなあ、これがやっぱり目指すべき先輩の姿だよな、って思いました。

「自分自身がちゃんと出来てるか分からない」ではなくて、そんな風に思わなくてもいいくらい、自分自身がまず、礼儀にしろ何にしろ、絶対に出来る、って自信を持てるくらいに気を付けて、きっちりして、その上で後輩に言わないといけない。それが、先輩になる、っていうことで、先輩になる、ってやっぱり、ハードルが上がるんだよな、って感じました。

私は、本格的に先輩というものをやるのが初なので、そういう意味では、悩むこともあるんですけど、今まで全然感じなかったこと、しようと思わなかったことを考えるようになったので、やっぱり良い経験をさせてもらってるなー、って思います。
本当に、年下だろうが何だろうが、他人様に注意したり、指導したりとかって、もう全然柄じゃないんですよね!でもまあ、「流石にこれは無い」って感じることがあったりすると、下の子達のために言う、ってこういう事かー、って最近は思うことがあります。

まあでも、うん、自分が何かをきちんと出来るようになるためには、先輩になる、っていうのは、良い手段の一つなんだろうなー、と思います。後輩って、なんだかんだ先輩をよく見てて、「ああ言ってるけど、自分自身が出来てないじゃん」とかっていうことを見逃してくれない、っていうのは、自分自身のことを振り返ってもよく分かるので(笑)、本当の意味で自分に厳しくならざるをえないし、それはそれで、一番、自分自身が失敗することも少なくなって、廻り回って、自分のストレスを減らすことになるような気がします。
どこまでも自分のことしか考えてないんですけど(笑)

なんだかんだ言っても、後輩の子達はやっぱり可愛いので、自分に厳しくはしても、言い方とかはやっぱり、耳に入りやすいような言い方を、これからもしていきたいな、って思ってます。上から物凄く強く言われると、素直に聞く気になれなくなっちゃうこともある、っていうのも、自分自身の経験で分かるので。

そして、ここから急に話が変わっちゃうんですけど、光一さんMステって本当ですかー!何を歌われるんですかねー。何というか、キンキさんは一人でもそれなりに稼げる分、単純に、一人ずつ活動したほうが、多く稼げるっていうだけなんじゃないか、っていう気もしてきました(笑)
まあ、私としては正直、週に一度もお二人が揃って楽しくしてらっしゃるお姿を見れる今、これ以上を望む気持ちが特にないので(アルバムは!心から!望んでますけど!)、のんびり見てるんですけどねー。週に一度も!っていうのは、未だに偶に感動します。アイドルさんファンをやるのは初めてなので。

何にせよ、金曜日が楽しみです。リアルタイムで見れるはずなので、万が一録画できなくても、少なくとも一度は見れる、はず!

色々とわーっと書けて、落ち着きました。
明日の堂本兄弟も楽しみに、今日は寝ます!