必要不可欠なもの

今日は花火大会の当選発表日だったんですね!
行ける皆様、おめでとうございますー!!!
楽しんでこられてください!

今日は、報告書も全部提出して、ゼミの業務を終わらせてきました!
なんだかんだ、見ていた後輩の子から切羽詰った助けてメール(勉強)が来たりして、地味に何人かとは関係は続きそうですが(笑)、ゼミが終わったから全て終わりじゃない、というのも嬉しいなー、こういうのも良いかなー、と思います。例え、良いように使われてるだけだとしても!(笑)
大したことは言えないので、そういう意味では、申し訳ないんですけどねー。
とりあえず、ホッとしました。まだ、どこか実感がわかず、解放感もそんなに感じられてないのですが、とりあえずもう仕事も報告も残ってない!はずです!(笑)

さて、今日のタイトルなんですが、率直に言ってしまうと、お金の話です。
というのも、今日は、県がやる災害ボランティアの講習会に行ってきたんですね。
そこで、東北のほうで活動してらっしゃるボランティア団体の方のお話を聞いてきたんですが、久しぶりに、こんなに賢い人に会ったなあ、と感じました。お話も凄くお上手でしたし、頭の回転も速いし、言葉の使い方も的確だしで、こういう話し方が出来るようになったら良いなあ、って感じました。

そして、しみじみと、そりゃあ、そうだよなあ、ボランティアの中核にいる人が「熱意だけはあるけど!」タイプの人だと、被災地の方は混乱して、逆に大変そうだもんな、と納得しました。

その方は、学生時代は「ボランティアなんて、よっぽど暇か、よっぽど金があるか、よっぽどの変人じゃないとやらない」って思ってらしたそうで、私も、その感覚が凄くよく分かるので(すみません!)、そこでもう、「この人は信用できるな!」って感じました。

その方は、就職されて働かれてるときにご自身が水害に遭われて、そこから色々してたら、いつのまにかそれが仕事になった、というタイプの、そういう意味でも信用できるな、って感じる方だったんですが、色々と興味深いお話を聴けて良かったです。

特に興味深いな、と感じたのがお金のことでした。ボランティアの話を聞きに行ってそれか、っていう感じなんですけど(ボランティア活動自体については、お話だけ聞いた今、書くのではなく、今度、自分で実際に行ってからか色々と書いておけたら良いな、と思います)、実際、ボランティアにだって、というか、ボランティアこそ、お金が必要だと思うんですよね。そして、お金を抜きに話を進めようとしたって、どうにもならない。ボランティアだけでなく、どんな生き方をしようが、何をしようが、お金っていうのはきちんと向き合わないといけない存在だと思います。

私の世代は、「お金を稼ぐことにそんなに興味が無い」「お金を稼ぎたがるなんて」みたいな人がそれなりにいて、驚きます。農業支援とか、地域振興のための活動を考えよう、っていうときでも「そんなに利益はいらない」みたいな主張をする人が、他の大学でも多い、っていう新聞記事も最近読んだんですけど、個人的には、利益はあればあるだけ、チャンスも、出来ることも増えて次に繋がるんじゃないのか、と思います。

特に農業なんかは、次の年に何がどうなるか分からない面もあるんじゃないかなー、だからこそ、お金に関してはシビアにやっていかないといけないんじゃないかなー、と感じます。何も知らないので、こんなこと言うのもアレなんですけど。

お金を稼ごうとすることに嫌悪感を持つ、っていう感覚自体も、ちょっとよく分からないんですよねー。それこそ、身内が重い病気にかかったとき、自分が怪我したとき、どうしても必要なのはお金だとも思いますし、勿論、固執したり、依存したりするのは違うと思いますけど、冷静に考えないといけないものがお金じゃないのかな、と思います。

話がそれちゃいました!今日の話に戻します。

お話してくださった方のボランティア団体はNPOだったんですけど、そこのNPOは、95%自分たちで稼いでいて、行政からの助成金をもらってない、っていうお話だったんですよね。
その理由が、「災害が起きて行政と意見が対立したときなんかに、補助金減らされたら嫌だ、とか考えたくないから、つっぱねられるうちはつっぱねたい」っていうもので、「NPOも稼がなきゃいけない。しかも、縛りがある中で。大変は大変だけど、ロマンや理想を語りながら算盤をはじいてる」っておっしゃってたのが、私は凄く印象的でした。

私は、こういう考えをする人が凄く好きなんですよね。お金だけが全てじゃないし、お金があったからどうこうなる、っていう訳じゃないけど、何かをするなら基本的にお金が必要だし、現実問題、お金から離れて生きることは、ごく少数の人しか出来ない。
だったら、お金のことをきちんと考えて、やりくりして、しっかりと利益を出しながら、ロマンや理想を語りましょう、っていう姿勢が、凄く好きです。

そして、ここからはキンキさんの話になるんですが(笑)、キンキさん、特に剛さんは、見ててこういう感覚を感じることが多いような気がします。
そこら辺が「現実を見ろ!夢だけ見るな!」ってことなのか!って、私は勝手に思ってるんですが(笑)、「何だかんだ言って、現実として、自分(たち)とファンの間にはお金が介在するから。」っていう感覚が明確にあって、しかもそれをさらりと表現できる感じが、凄く好きだなー、と思ってます。お金を払う、払われる、っていう大前提は揺るがなくて、その上で理想を目指す、そして、剛さん的には愛なのかな、を伝えようと物凄く頑張る、みたいな感覚がきちんとある、というか。お客様感覚、というよりも、もう少しシビアで実務的な感じ。
去年、奈良まで行ったときの剛さんのMCでは特に、そういう感覚を感じたように思いますし、それが凄く好きだったなー、と思います。

こういう感覚がないと、本当に、アイドルさんのファンは出来ないタイプかもしれないなー、自分は、って、ちょっと思うんですよねー。お互いにそういう前提がきちんとあった上で応援する、される、っていう感じがないと駄目というか。まあ、そうは言いつつ、最後のところで、きっちりと、半ば無意識に、夢(のようなもの)を見させてくださっているのがキンキさんであるような気もするんですけどね!(笑)