求めること。

昨日の記事に、お星様ありがとうございました!
迷いながら書き、迷いながら上げた記事だったので、いつも以上にありがたく思いました。

下の記事に関連してなんですけど、六月のライブのMCで、今でも良く覚えてることがあって、剛さんが、「自分はやっぱり偽ることに向いて無いから、こうやって自分が思う本当のことをやっていきたい」みたいなことをおっしゃった時に、合田さんだったと思うんですけど、メンバーさんが「それでいいよ。」っておっしゃったんですね。その声とか、言いかた、タイミングが、本当に、心から剛さんのことを理解して、受け入れてるように聞こえたんです。

それを聞いて、あと、メンバーさんと剛さんが話してらっしゃるのを聞いて、確かに、剛さんは自分で自分が理想とする環境(って言ったらまたちょっと違うのかもしれないんですけど)を作り上げてこられたんだな、って感じました。

剛さんはとにかく、周りの人やファンに、自分のことを知ってほしい、理解してほしい、その上で好きだなんだって言ってほしい、って方なんだと思うんですけど、時間をかけて、努力して、周りにそういう、自分が理想とする環境を作ってこられたんですよね。ファンにしてもそう。剛さんの凄いところは、言うだけ、望むだけじゃなくて、理想を割と形にしちゃえるとこだと思う。それだけ必死に望んでらっしゃるんでしょうけど。

で、ここで面白いのが、光一さんと剛さんの関係性ですよね。剛さんは、唯一、光一さんに対してだけは、自分を知って、理解することを、そこまで求めてらっしゃらないように見えます。自分のソロ活動でやってる音楽や、信念や、思想みたいなものを、きちんと知ったり、理解したりすることを求めてない。

あんなに、「知って!理解して!それが出来てから好きって言って!」って人なのに。

でも、光一さんの剛さんに対する態度を見てたら、「そりゃあ、剛さん、この人には自分のことを知ったり理解したり、ってことをそこまで求めなくても良いだろうなー。だって光一さん、知らなかろうが理解出来なかろうが、何の問題も無く剛さんのこと受け入れて、好きでいられそうだもんな・・・!」って感じます(笑)

実際、光一さんの凄いとこはここだと思う。正直、光一さんが剛さんに関することで理解出来ないことって沢山あるんだろうなあ、って思うんですよね。でも、光一さんは例え理解できないことがあっても、剛さんだから、ってだけでそこまで問題視しないでいられそう。しかも、自分が理解できないことに悩んだりもしなさそう。

剛さんのことを理解すること、理解出来ないことをそんなに重要視されない気がするんですよね、光一さんは。それはやっぱり、相方だからなんだろうな、って思います。
自分にとって、間違いなく相手は『特別』で、相手にとっての自分もそうだ、ってことは疑いようが無い立場だからこその余裕であるように見える。
理解できない?ええ、出来ませんけど、それが何か、みたいな(笑)
理解出来ないから、って別に何も問題無いし、それ位のことで相方で居られなくなる訳じゃ無いんで、っていう感じに見える。さらっとしてるようで、物凄いことだと思うんですよね、これ。理解できないことが大したことじゃない、って、中々無い関係性だと思う。

相手は相手、自分は自分、っていうのがしっかりしてる、っていうのも勿論あるんでしょうけど、やっぱり、特別なんでしょうし、それが光一さんの愛情なんでしょうね、多分。剛さんが剛さんであること以外のことを、そんなに気にしない、っていうのは。

光一さんは、リアルに剛さんのことをそんなに知ろうとしてらっしゃらないんだと思うんですけど、それは結局、知ろうが知るまいが、それで剛さんに対する自分の感情や感覚が変わることがほぼ無い、って分かってるからなんだろうな、って思います。それくらいの、妙に絶対的なものを感じる。まあ、面倒だったり、興味が無かったりするだけなのかもしれないですけど(笑)

で、流石にそこまでいかれると剛さんも、そんなには「知って!理解して!」って求めなくても一緒にいられるのかなー、ってぼんやり考えます。そして、光一さんが知らなかろうが、理解出来なかろうが何も変わらないからこそ、剛さんは光一さんのことを信じられるのかな、って思う。

光一さんは多分、剛さんのことを根っこから受け入れてるんでしょうね。で、相手のその感覚を信じられる、ってことは、剛さんのほうもこれに似た感覚があるんだと思う。愛犬を「ぷにゃりん」って呼ばれてもとりあえず受け入れるとか(笑)
そこまで行ける他人がいる、って本当に羨ましい。そして、それでいながらどこかで緊張感も保ち続けてらっしゃるのが面白い。それとこれとは矛盾しないんだよなー。

ここまで来ると、剛さんは光一さんに対しては、求めるものはもう無くて、あとは捧げていきたい感じなのかもしれない。あ、いや、合作がありましたね!そこは全力で、光一さんによる協力という名の愛を求めてらっしゃった!(笑)し、なんか色々思い出したら、光一さんに対してはちょくちょく愛情を求めてらっしゃるような気もするなー。うん、知ることや理解することは求めてなくても、自分を気に掛けるとかいった類の愛情は結構求めてらっしゃるような(笑)
だからこそ、私は光一さんと一緒にいるときの剛さんを見ると、なんとなくほっとするのかもしれない。知って、理解して、受け入れる、っていうのとは別の種類の愛情を、光一さんに対しては求めてらっしゃるんだなー、って思うから。

光一さん大変だな、とも思うけど、光一さんはそんなこと気にせずさらっと流せそうだから大丈夫なんでしょうね(笑)
そこら辺も含めて、本当に、キンキさんは相性が良いな、って思います。