Kコン Disc1

試験が終わって、飲み会をこなして、やっとしっかり見ることが出来ます。嬉しい!

最初に書いておきたいんですけど、私、アイドルのコンサートの映像をきちんと見るのは、これが初めてです。キンキさんを好きになりだした頃に、チラッといくつかのライブの動画を見たんですけど、私はやっぱり、何でも最初は生で見たい、と思うほうなので、我慢してました。アイドルのコンサートって特に、映像よりも生で見るほうが良い、っていうイメージだったので、先入観を持たずに、コンサートに行って楽しんだり驚いたりしてみたかったんですね。

だけど、今回は我慢しきれなくて買っちゃいました。だって、Kアルが好きだったから!!そして、テレビで見た、カウントダウンコンサートのキンキさんが素敵だったから!!そして、次いつキンキさんが九州に来てくださるか分からないから!!(笑)

というわけで、感想です。


・OVERTRUE
物凄く壮大でびっくり。過去から来て、Timeの近未来に、って感じなのかな。これはテンションあがりますね!

・Time
とりあえず、キンキさん歌上手い。そして、本当に声の相性が良い。やっぱり、テレビよりライブのほうが良いタイプの人達なんですねー。ダンサーさんの衣装と振り付けも好き。

そして、この時計のセット凄い。時計は短針だけ、長針だけでは不完全で、どちらも揃うことで初めて時刻を示すことが出来る。キンキさんが二人組だからこその演出だな、って思いました。

それから、上で、至近距離で向き合うのはちょっと困りそう。目線のやり場に。と思ったら、意外と剛さんがあからさまに顔ごと目線を逸らしてて、光一さんのほうはそんなこと気にしてなさそうな顔の角度だったので、キンキさんは読めないなあ、と思いました。まあ、お互いに目が合わないように角度を調節されてる感じだったので、流石キンキさん!って思ったんですけどね。
テゴマスさんとか、見るたびに「凄い、またガッツリ目を合わせて歌ってらっしゃる!」って驚く気がするんですけど、キンキさんはアイドルらしく歌ってる最中に目を合わせたり、微笑みあったりしませんよね。
そういうとこが、面白いな、って思います。生身の人間同士なんだよなあ、って感じるというか。キンキさんの関係性の奥深さと面白さは、こういうとこにあるんだと思う。生々しさと自然さと不自然さ。

あと、Kから降りてくる剛さんの身のこなしが、やたら色っぽい。

・l0ve in the φ
KinKi Kidsかっこいい。特に、最初の振りがもう!あれは!ああいうのは!反則です!ああいう振りの時はお二人とも、何度だって、強烈に「相手と自分は特別だ」って気持ちになると思う。

あんなに沢山の観客がいる会場のステージの真ん中で、二人、同じスポットライトの中で重ねの振りをやる。本当に「自分たちは特別な二人で、対なんだ」って気持ちになるんだろうなあ。そして、こういう振りの場合は、後ろの光一さんよりも、前の剛さんのほうが、光一さんが見えない分、無意識に光一さんの気配を追って、意識すると思う。

で、ここを見たときに、「この人(剛さん)を一人にしないでいることが出来るのは、この人(光一さん)だけなんだろうな。」って思いました。気持ち的に寄り添っててどうの、とかって話ではないんですけど、うーん、ただ、完璧に、淡々と、そして過不足なく、剛さんの対であることが出来る人、というか。それくらい、収まりが良い。

ちょっとキンキさんのことから話が逸れちゃうんですけど、六月の剛さんのライブに行ったときに、「やっぱり、剛さんって一人なんだよなあ、どうしても。」って思ったんですよね。剛さんが一人だから、私はこの人に惹きつけられるんだろうなあ、って感じた。バンメンさんにも、お客さんにも、本当に愛されてるのに、そして、剛さんもひたむきに皆さんを愛してるはずなのに、剛さんは結局一人で、だからこそあんなにも人を惹きつけるんだと思った。勿論、その男前さやかっこよさ、可愛さに魂抜かれもしたんですけどね!(笑)

剛さんって愛することも愛されることも上手じゃないんじゃないかな、って感じたんです。なんでも器用にこなせるタイプの剛さんは、愛することと愛されること、というか愛情を感じとることは、もしかしたら、上手く出来ない人なのかもしれない。コツを掴みきれないというか。だからこそ、あんなにも頑張って愛というものに取り組むし、口にするし、ありのままの自分を受け入れてほしい、って思いが強くて、その姿がどこか可哀そうに見えるんじゃないか、ってなんとなく思ったんですね。私の、剛さんに対する違和感は多分ここら辺にあるので、そのうちちゃんと書いてみたいんですけど、「愛とは何か」みたいな、訳の分からない話になっちゃいそうで迷ってます(笑)

で、話を戻すと、あのときは一人だと感じた人が、この瞬間は完璧に二分の一なんですよね。完璧に、対の片割れに収まってる。歪に飛び出していないし、足りなくもない。関わってないのは同じだけど、交わりあってはいるし、結びついてはいるような。だから、改めて、この人が誰かの対になることが出来るんだ!凄い!って驚きました。
これはやっぱり、お二人が対等な関係性だからなんだと思う。二分の一同士。KinKi Kidsの半分同士。それでいて、ちゃんと一人で立っていられるくらい強い者同士だからこそ、それぞれの輪郭がくっきりしてくる。・・・ように私には見える気がする、ってだけの話なんですけどね!(ここまで書いておきながら正気に戻る)

『レーザービームみたいに』のとこの光一さんが美しすぎてもはやポカンとするレベル。目を閉じても綺麗、って流石。
それから、ラストの『君に』の振りがが角度といい、タイミングといい、まっっったくずれてなくて驚きました。これは凄い。

・Bonnie Butterfly
剛さんの声と歌い方が物凄く色っぽい。品がある色気。
間奏好き!!音もだけど、振りが良い。剛さんは本当に音に当ててくるなあ。そして、トメハネがハッキリしてる。光一さんは流れるような振りが合うし、上手。そういえば、今回のDVDについてた写真のお二人の字を見て、字はダンスを表すのかなー、って感じました(笑)
手を差し伸べる光一さんの動きの優雅さときたら・・・。リアル王子様・・・。
そして、遠距離で向き合って踊る、ってこれまた「こいつと自分は特別だって否応なく感じるんだろうなポイント」だなあ!これ本当、私だったら恥ずかしい。向き合って同じ振りを二人でやる、って特別な感じがして恥ずかしい。

・Night+Flight
この暑い中「あけましておめでとー!」と言われる違和感凄まじい(笑)
私は、キンキさんの特徴の一つはあまり楽しそうに歌わない、だと思ってるんですけど(歌うことに集中してらっしゃるから)、剛さんは話し出した途端に表情が柔らかくなったのが印象的でした。そして、光一さんは挨拶するのが似合いすぎる。仕事の出来る男、って感じでかっこいい。

Harmony of December
剛さん目が綺麗、っていうか睫毛長い。歌に関してはもう、結局「上手い。声の相性が良い。」としか言えないですね!キンキさんにはドラマチックな曲が似合う。ラスト、一切アイコンタクトとろうとしないのに、綺麗に声を溶け合わせるキンキさんに、あー!キンキさんかっこいい!って思いました。

・INTER
音も映像も綺麗。ダンサーさん含め、お伽噺の世界のような可愛らしさがある。

長くなっちゃったので、とりあえずここまでにします。