無事に帰ってまいりました!

2月に入り、無事に福岡に帰ってまいりました。

やはり大変は大変だったのですが、案ずるより産むがやすし、って本当だな、という感じでした。

そもそも、今回、私と母が帰ることになった原因の一つは、普段、夜は祖母を見てくれている叔父が、腕の痺れを訴えて手術をすることになったからだったんですよね。

叔父は、血が止まらなかったり、感染症にもなったりで首の手術を短期間に3回もしたそうなんですが、ほぼほぼ病院側のミスみたいです。
病院側も、こちらに責められないように、物凄く神経質になっているそうなのですが、手術前の両腕の痺れという症状は多分、治らないのでは、という感じのようです。

医療は、あるいはお医者さんは万能ではないと分かりつつ、叔父には生まれつきの障害があることもあり、治らなかった場合のことを考えると、やはり心配です。
今後の経過を見て、皆で色々なことへの対策を考えていくしかないんですけど。

祖母の介護に関しては、やはり子供世代より孫世代のほうが、感覚的には楽なのかもしれない、と感じました。
若かった頃の記憶が薄いぶん、出来ないことが増えたことを受け入れやすいような気がして。

介護は力仕事だし、気も遣うし、気を抜けないし、人間同士だから互いに感情的になることもあるし、終わりは見えないし、自分の時間もほぼ無い、ということが分かって、改めて、大変なことだな、と思いました。

慣れないこともあり、やはり凄く疲れてしまって。

祖母本人が出来ると思っていることと、実際に出来ることに隔たりがあって、その差が、転んだり、怪我をしたりすることに繋がっているんだな、ということも実感しました。

だからこそ、介護する側は気が抜けないんだな、って。

うちは意思疎通がある程度出来るので、まだ楽だったはずなのですが、たった10日程であそこまで疲れたということは、世の介護をしてらっしゃる方々はどれだけ大変だろう、と思います。

職業として介護に関わってらっしゃる方々も、責任の重さや大変さを日々感じてらっしゃるでしょうに、朗らかな方が多くて、本当に頭が下がります。

介護には何より、終わる日が明確には分からない、そして、終わることを願えない辛さがある。

介護は、する側の感情も、される側の感情も、綺麗事では語れないし、考えられないことなんだな、と感じる日々でした。

それから、祖母には糖尿があるので、インスリン注射をするのですが(今回初めて知ったのですが、血管に刺す注射でなければ、素人でも注射が出来るんですね)、やはり人の身体に針を刺すのは少し怖かったです。

身体のことを考えると、食べる物や量を考えないと、と病院でも言われているのですが、本人はどうしても食べたい、と希望していて、幸せに生きるって何なんだろうな、と考えました。

いづれ透析になったら大変だから、と言い聞かせても、それでも食べたい、食べたい、と望んでいるので、「もし後で辛い思いしても自業自得、そんなに食べたいなら、多すぎないように気を付けて食べさせたほうが良い」という考え方もあるし、無理矢理に我慢させる方法もあるし。

寿命は誰にも分からないのに、毎日毎日、命が尽きるまで、もっと食べたい、白いご飯を食べたい、と思わせ続けるべきなのか。
食べることが一番の楽しみなのに。

それとも、例え食べたいものを食べられなくても、とにかく透析をせずに長く生きられるように、糖質をきっちり制限してあげるべきなのか。

私自身はどちらかというと、無理にでも制限をしたほうが良いのでは、と思うほうなのですが、偶にしか行けない私と、あちらで毎日のように介護をする親戚達とでは、感じ方は全く違うはずだし、難しいな、と思います。

朝3時に起きて、祖母の世話をして出勤する、というような生活をもう何年も続けて、大変な思いをしているのは叔母達なので、感情だけで物を言う事もすべきではないな、と思うし。

幸せに生きる、生活する、ってなんだろうな、と思います。

とりあえず、一週間、祖母と生活出来て良かったです。
あと少しでも遅いタイミングだったら、恐らく行けなかっただろうし。
沖縄では、内地とは比べ物にならないくらいに血族意識が強いというか、やはり独特な感覚があるので、祖母からしたら、ほぼ唯一の孫の私が行くことが、やはり重要だったみたいなので。

それから、笑い合えることの力の強さも、改めて感じる一週間でした。
沖縄側の親戚は皆、気性が激しくて、かつ、腹の裏でため込む、ということを一切しないので(笑)、数分に一度、激怒したかと思えば、数分に一度、爆笑しあうような毎日だったんですよね(笑)

全員が、怒る事にも、それは駄目だと思う、と指摘することにも、笑う事にも、エネルギーを一切惜しまないんです。凄い。
感情をあらわにする、ということに対して、躊躇いがない。

生死に関しても、生と死が地続きというか、死を忌むべきことだと思う感覚も薄いみたいで、こちらでは不謹慎だと言われてしまいそうなことが、あちらのニュアンスでは、ユーモアと笑いと共に語られるし。

なんというか、この方が正しい、というか、ちゃんと死と向き合っている、死を、あるいは死者を、身近に置いて生きているということなのかもな、と感じました。

しんみりとするだけが供養ではないし、死者を尊い存在として遠ざけてしまうことが良い事でもないな、って。

特に女同士の身内間では、遠慮が無さすぎるといえばそうでもあるし、気弱な人だと泣いてしまうのでは、というくらいに勢いがある、強気な会話が飛び交い続けるのですが(笑)、その中にいるのが、凄く面白かったです。

全く言葉を取り繕わないって、怖くもあるけど、裏を読む必要が無いから、ストレスもあまりないんですよね。
互いに、我が道を行く女が揃っているので、他人の言う事をそこまで引きずりもしないし。
見習いたいな、と心から思いました(笑)

そうそう、見習いたいといえば、祖母は83歳になるのですが、施設に着いたらすぐ入浴だよ、という日でもきちんと化粧をして行っていたのに驚きました。
身綺麗にする、そういう意識を持ち続ける、というところ、見習いたいな、って思います。

10日間ずっと、私はやはり離れたところで生きているので、互いに身内であっても他人意識があるというか、皆、ある程度気を遣ってくれて、ありがたいことだな、と感じました。

沖縄くらい離れていたほうがまだ、身内感覚が薄れていて、だいぶ楽に過ごせたし、心配していたよりは、ずっと大丈夫でした。

それでもやはり、今までに経験したことのない疲れかたをしていたので、寝る直前にキンキさんの曲を聴くのが本当に嬉しい、癒される時間になりました。

出発前日に受け取って、沖縄で聴くことが出来て、本当に良かったです。
ということで、時間を見つけて、少しずつ感想を書いていきたいと思います!

そうそう、沖縄では、買い物に入ったお店でキンキさんの曲が流れたことが数度あって、凄く嬉しかったです(笑)

よく知られた方々のファンになると、こういう励まされ方もして、ありがたいなあ、って思いました!

お久しぶりです!!

気が付けば1月も後半ですね、年明けの御挨拶も出来ていなかったとは!
もはや遅すぎてこんな御挨拶をするのも躊躇われますが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!

まずは、光一さん、お誕生日おめでとうございました!
カウントダウンコンサートをテレビで見ながら、全力でお祝いしました!
キンキさん、荘厳でしたね。
Anniversaryは去年の夏、光一さんが御一人で歌われた時の印象が強かったので、改めて、たった半年で戻ってこられた剛さんの無理と意志の強さを思いました。
本当に、なんでよりによって剛さんなんだ。

それから、大きすぎるお祝いの薔薇の花束について、お二人がそんなに触れてらっしゃらないのがキンキさんの凄さだよな、と思いました。なんだろうなあ、ネタにするところとしないところの境目が絶妙だな、って思う瞬間があります。

村上さんのパンチのあるラップに初笑いを持っていかれたりもしつつ(笑)、今年は久々に、勤務が入っていない静かな年末年始を過ごしました。

だからといって、穏やかに日々を過ごせないのが難しいところですね。
事情がごちゃごちゃ二転三転四転くらいしたのですが、明日から祖母の介護の為に、母と沖縄に行ってくることになりました!
まさかの北海道から沖縄。北から南すぎて笑うしかないです。
凄くアクティブな人みたいなことになってるな!って自分でも驚いています(笑)

そもそも、沖縄に帰るのも3年ぶりくらいだし、本格的な介護は初めてなので、かなり緊張しています。
多分、北海道で初めて行く農家さんのところに派遣された時よりもずっと緊張しているんじゃないかな。

正直なことを言ってしまうと、祖母にも叔父や叔母にも、産まれてから、というか物心ついてからだと20回も会っていないくらいだと思うので、血縁といっても、感覚的には他人よりも遠いくらいの感じがあるんですよね。
自分は多分、遠くの身内より近くの他人のほうが、まだ大丈夫なほうなんだと思います。
つくづく、血縁というものへの苦手意識が拭いきれない。

今回は、一緒に行く母もわりとナーバスになっているので、しっかりしなきゃ、と思えているぶん、まだなんとか前向きなのですが、やっぱり介護って怯みますね、どうしても。
祖母は注射をしているのですが、身内がしないといけないので、今回は私か母がするんですね。
そういう諸々もあって、いまいち実際のところが分からないぶん、余計に怯んでしまっているような気がします。

といっても、一週間、延びてもおそらく二週間程なので、その短さでワーワー言うな、っていう感じなんですけど!
普段、祖母の介護をしてくれている叔父の手術がちょっと上手くいかなかったみたいで、それだけでも「どうしたんだ、大丈夫なのか」という感じなのですが、昨日になって、滞在中に曾祖母の七回忌がある等々、ちょっと待って案件が沢山出てきて、これはもう、テンションで乗り切るしかない!という感じです(笑)

そもそも、祖母にとっては不本意っぽいのがまた・・・。
あちらの親戚はほぼ全員、気性がかなり激しい上に感情表現が直球なので、とっても大変なんですよね。
行くたびにインパクトが強すぎて!
そこが好きでもあるんですけど、若干胃が痛いです。

まあでも、お世話になっている叔母にも会えるし、祖父に何もしてあげられなかったぶんを祖母に、という気持ちもあるし、私が知っている人の中で一番、といっても良いくらいに素敵な笑顔だった曾祖母の法事に出ることも出来るし、とりあえず、ありのままの自分で頑張ってきてみようと思います。

一週間後、自分が何を思っているのか、全く分からないです。

そんな、丸腰で敵陣に行かなきゃいけない、みたいな心細さの中、これが「心の支え」というやつか・・・!という気持ちになっているのが、やはり我らがキンキさんです。

今日、なんとかシングル三種を受け取ることが出来たので、とにかくスマホに入れました!
良かったです。
出発日が一日でもずれていたら、私は心の支えが無いまま旅立たなければならなかったんだと思うと、恐ろしすぎて。

明日からはキンキさんの歌声を支えに、とにかく全てをガッツで乗り切ってきたいと思います。
MVも一度ずつ見たのですが、物凄く面白かったです!
特にTopazloveは、MVを見ると改めて、これは名曲だな、キンキさん凄いな!って感じました。
今まで感じていたのとはまた違う魅力に溢れていて。
曲自体の表現力が高い。

お二人共、二曲とも見た目の雰囲気が違って、その違いも楽しかったし、今から、帰ってきて感想を書くのが楽しみです。

そして、そうでした、これも書けてなかったのか。
光一さんは外部舞台が決まったという事で、おめでとうございます!
思っていた以上に外部感が薄いというか、なるほどですね、という感じですね。
光一さんも大変なところで頑張ってらっしゃるのが伝わってくる。
夏ということで、とにかくお身体に気を付けて頑張ってくださいね、という気持ちです。

本当に、キンキさんのファンをやってて良かった、と今、普段とは違う気持ちで思います。
自分が怯んでいる時に、キンキさんの新しい作品を聴く楽しみがある、ということが、こんなに力になるんだなあ、ってしみじみと感じて。
物凄くありがたいです。
しかも今回は、両A面のうちの一曲がお二人の共作ということで、よりキンキさんの魅力を感じることが出来るような気がして、なんというか、お守り気分です(笑)

明日からは、キンキさんの素敵な新曲というお守りを胸に、色々と頑張ってきたいと思います!
おやすみなさい!
行ってきます!

ありがとうございました!

今年もあと数時間ですね。

遊びに来てくださったり、拍手やお星様をくださったり、コメントをくださったり、本当にありがとうございました!

自分自身に関しては、1年を振り返ったり、来年の目標を立てたりすることにほとんど興味が無くなってしまったので、書きたいことはあまり無いのですが、とりあえず、来年も健康に気を付けて過ごしたいなと思います。

そして、何よりキンキさん。
今日、明日、良いコンサートになりますように!
もう、今はそれだけです。
お二人とお客さんが楽しい時間を過ごされますように。

福岡から全力で応援しています!

それでは、良いお年をお迎えください!
来年も宜しくお願いいたします!

CDTV

CDTV、見ました!
意外と早い時間帯の御出演だったんですね。
そして、多分、収録だったのかな。

お二人共、Mステとはまた違う雰囲気の衣装で、冬っぽかったです。

剛さん、Mステの衣装とは路線がまた全然違って、本当に飽きない方だなあ、と感じました。
あと、なんかもう、一瞬きごとにお美しい、一呼吸ごとにお美しい、みたいな気持ちになりました(笑)
なんだろうなあ、表情がお綺麗というか、雰囲気がお綺麗というか。

ある種、歌う事以外のものが削ぎ落された表情をしてらっしゃる気がして。
シンプルが故に際立つ美しさとかっこよさ。
表情と髪型のゴージャス感の対比がまた、印象的でした。

そして、光一さん、白かつフワフワした衣装が冬らしくて良いなあ、と思ったら、ああいうラインのお洋服だと、鍛えられたのが凄く分かるんだな!と思いました。
やっぱり筋肉がつくとラインが変わりますよねー、自分も筋トレする時はラインもちょっと考えよう、と改めて感じます(笑)
あと、ああいう衣装だと、改めて、光一さんの小顔さが分かりますね。
光一さんは首元に色々と巻かれることが多いですが、ああされると余計に、お顔の小ささが際立って。

ということで、歌が良すぎて、思わず見た目の話からしてしまいましたが(笑)、歌が本当に良かったです。
凄く好きでした。
お二人共、歌声が良かったように思いますし、多分、最近見聴きした中では、一番、まだ剛さんが歌いやすそうに聴こえた気がします。

やはり歓声がなく、おそらくそんなに広くない場所、かつ、生演奏ではないと、歌いやすさが少し違うのかな、と感じました。

シンデレラ・クリスマス、やはり可愛らしくて、アイドルさんらしい曲ですね。
冬にも、クリスマスにもよく合っていて。
アイドルさんはどこもそうなのかなと思いますが、お若い頃に歌われていた曲を、年を重ねて歌われるの、凄く趣があるなあ、と思います。
やはり、アイドルさんでないと、こういう歌詞の曲を今の年齢で歌われることって、なかなか無いことだよなあ、って。

歌詞を見ると、いかにも十代、あるいは二十代初めくらい、といった、可愛らしい雰囲気の二人の歌なんだな、と改めて感じますね。
それから、今更なんですけど、お二人の声って、本当に喧嘩しない声というか、互いに自然に馴染んで溶け合ってしまう声なんだなあ、稀有だよなあ、と噛みしめました。

そして、そこからの「ボクの背中には羽根がある」。
どちらかと言えば冬っぽくはないイメージだったのですが、「羽根」だし、言われてみれば「ラブソング」だよな、ってハッとしました(笑)
キンキさんにこの曲を歌われると、どうしても、ラブソングと言うには重いというか、色恋どころの話ではない、みたいに聴いてしまっている自分に気が付いて(笑)

剛さんの歌い方、やはり、他よりはまだ探り探りという感じが少ないというか、伸びやかに聴こえるような気がしました。
今、こうして歌われてるだけで、凄いことだよな、と何度も思います。
まだ発症から半年しか経っていないということは、聴こえかたが変わってしまってからも半年しか経っていないわけで、単純に、今の時点でここまで順応してらっしゃるだけでも驚異的だよな、って思うんですよね。

歌えるということだけでも、聴覚の急激な変化にどれだけ器用に対応してらっしゃるのか、と思うのに、ここまで綺麗に、巧みに歌われるんだもんなあ。

剛さんには、様々な病が襲ってきてしまうけれど、困難な病に簡単に屈してしまわない精神と、病に対抗することが出来る高い能力と、工夫する才覚がある。

病だけが与えられるのではなく、病に対抗する為の諸々(環境を含めて)も剛さんには備わっていると見せられるたびに、剛さんは、ただ負けることが許されていないというか、闘うように定められている人なのか、という気持ちになっている気がします。

ということで、話が逸れましたが、この曲も、何度聴いても、キンキさんの哀愁によく合っていて素晴らしいな、と感じます。キンキさんも勿論ですが、関わられた皆さんも凄すぎる。
キンキさんがお若い頃から売れていたからこそ、沢山の力が注がれて、こういう良い曲が多く生まれたんだよな、と感じます。

そして、コンサートでも感じましたが、この曲は懐が深い。
色々な状況に合うというか、歌い手や歌われる状況に合わせて、様々な色を持つ曲だよなあ、と思います。
テゴマスさんが歌われた時は、幸福感に溢れる曲になったし、キンキさんに歌われると、互いしかいない、といった色が強く聴こえる。

そして、キンキさんが歌うのでも、時と場合によって聴こえ方が少しずつ違ってくる。
今までのコンサートでも美しく響いたし、今、この状況で歌われると、また違う色を持って聴こえる。
今のような、かなり辛い、切羽詰まった状況で歌われても力負けしてしまわない、強い力がある。
良曲ってこういう曲のことを言うんだろうな、と思います。

Topaz love

前奏始まり、光一さんと後輩さん達が完全に、「23時前後の飲み屋の前にいるよな、こういう大学生」っていう感じで、皆さん本当に、年齢の割にノリがお若いよなあ、って改めて感じました(笑)
二十代半ばの我々世代ですら、もうそのノリはキツくなってきてるのに、楽しそうにやられてるのが単純に凄い。

びっくりするくらい、駅でワイワイする男子高校生とか、飲み屋前の男子大学生と同じノリで、あれ、私なんの番組見てるんだったかな?!みたいな不意打ちと、綺麗な前奏(しかも作曲者は光一さん)とのギャップが凄かったです(笑)

そうそう、コンサートの感想に入れ忘れていましたが、後輩さん達は皆さん、本当に良い方々ですよね。
後輩として満点すぎる。
先輩と距離が近くなると、遠いよりも更に物凄く繊細な気遣いが必要で大変なものですが、そこを頑張ってらっしゃるのが伝わってきて、流石、縦社会で生きてこられてる方々だな、っていう共感を覚えました(笑)

Topaz love、SONGSさんのも堂本兄弟のも良かったですが、CDTVも凄く良かったです!
聴けば聴くほど、この歌詞はこうとも受け取れるな、という解釈パターンが増えるようで、剛さんの作詞能力を改めて痛感します。
これは本当に、聴き込んで改めて色々楽しみたい。

こうしてメドレーで聴くと、キンキさん御自身のキンキさんへのイメージって、ある意味では、どこの誰よりも強くて、輝かしくて、ロマンティックで綺麗なんだなあ、と感じますね。

それと、これは聴けば聴くほどに深まる気持ちなのですが、大サビの剛さんパートの剛さんの歌声が好きすぎて・・・!
これに関しては本当に、一文一文に「個人的には」とか、「個人の感覚なんですが」とつけなきゃいけないくらいなんですが(笑)、気持ちが深まり続けるので、一度書いてしまおうと思います。

大サビの剛さんパート、他のパートの歌声よりも可愛らしいというか、幼気に聴こえる音域な気がするんですよね。

剛さんの歌い方もあるでしょうが、なんですかね、小さな音の粒を繋げていくような感じが、可愛らしく、ちょっといとけなく聴こえるのかな。

剛さんはどちらかと言えば、言葉や音を区切らないというか、流れるように繋げるイメージのほうが強いので、こんな風に音の粒を一粒一粒、クリアに形にしていく歌い方は、少し珍しい気がします。
流暢に繋げるのではなく、一つ一つ丁寧に音を取っていくのが、なんとなく幼気に聴こえるんだろうなあ。

それでいて、音の当て方が抜群に上手いし、変に途切れさせずに美しく歌われるものだから、どこか幼気で素直な歌声と技術のギャップがまた、グッとくる。

普通に聴いていますが、このパート、歌が本当に上手くて、正確に歌える人が歌わないと、大変なことになりますよね、多分。
音の芯に確実に当て続けられない人が歌うのは厳しそう。

語尾が乱雑にならない、という剛さんの美点もよく活かされているように感じますし、どこか儚げにも聴こえて、歌詞にも合ってる。
こんな歌声もお持ちなんだ、とまた新たに教えてもらったようで、聴き惚れます。

伸びやかに歌い上げるのとはまた違う形で、正確さや丁寧さも含めた剛さんの歌のお上手さが、よく活かされてる。
「なるほどなー!流石、相方さんが作られる曲は一味違うな!」って感じます。
流石、玄人さんだなあ!素人とは目の付け方が違う!みたいな。
いや、なんの玄人か分からないですけど(笑)

光一さんは関ジャムで、剛さんに歌ってほしいメロディーを書いている節がある、というようなことをおっしゃっていましたが、もしその意識が、この部分にも少しでもおありなのだとしたら、流石、相方さんは違う、という気持ちと共に、光一さんに心からの感謝を捧げたいです。
まあ、その意識がおありでなくても、聴くたびに「ありがとうございます!」っていう気持ちになるんですけど(笑)

光一さんのパートのほうが、どちらかと言えば歌い上げる、という感じですが、あの高音域の光一さんの歌声は凄く綺麗ですし、映えるので、光一さんはやっぱり、御自分の強みというか、魅力をよく分かってらっしゃるんだなあ、と感じます。

それに、光一さんは何気に、あの音域を歌ってらっしゃる時の歌声が一番、説得力があるというか、力強い表現になってらっしゃる気がするんですよね。あれより高くても、あれより低くても違う、あの音域ならではの力強さとメッセージ性。

その意味でも、大サビに相応しい音域だし、あそこにあの歌詞をあてた剛さんの感覚の鋭さたるや、という気持ちになります。
あの音域を光一さんが歌われるからこそ、あの歌詞になったのかな、という気持ちになる。

いたいよ、のお二人の歌声の噛み合い方がまた凄く気持ち良くて、曲も歌詞も、本当によく出来てるな!って唸りたくなります。凄い。

御自分達で作られる曲はやっぱり、提供曲とはまた全然違う味わい深さがある。
今から、発売が楽しみです。

ということで、味わい深いメドレーでした!

Mステ

Mステ、見ました!

とりあえず、登場された際のキンキさんがお美しすぎて、なんかもう、ちょっと動揺しました(笑)

光一さんはやはりスラっとしてらっしゃるし小顔だし、遠目にも綺麗だなあ。
って、剛さん今日凄いですね、衣装・・・!!みたいな(笑)

お二人とも黒一色なのに、地味という言葉とは無縁で凄い。
派手なお顔立ち、っていうわけじゃない(と思う)のに、華やかなんだよなあ。
あと、お二人共、色が白いから黒いお召し物があそこまで綺麗に似合うんでしょうね。

大きな白い階段を、下も見ずに颯爽と軽やかにおりてこられる光一さん。
少し後ろを、裾を踏んでしまわないように持ち上げながら、慎重に降りてこられる剛さん。
お二人共がそれぞれにマイペースで、忙しなさが無くて凄い。
お二人って、忙しなさとか慌ただしさがほとんど無いのもあって、優雅な貴族的な雰囲気が出るんですかねー。

ただ階段を降りてこられるだけでも、お二人共がお美しくて、流石キンキさん・・・!っていう気持ちになりました(笑)

曲前のトーク、20周年だったこと、20回目の東京ドーム公演を行ったことをまずおっしゃる光一さん。
相槌を打つ剛さん。
本当に、これがお二人にとって意味のあることだったんだろうな、って改めて思いながら聞きました。

それから、剛さんの耳に起きたことに触れ、身体は大事だと思った、とおっしゃる光一さん。
これを光一さんがおっしゃるんだよなあ。
光一さんにとっては、剛さんのこと=キンキのこと=自分のことでもある、っていうのが自然に成り立ってらっしゃるんだな、っていうことを何度も感じて、その度に驚いた年でもありました。

アナウンサーさんに、声お大事に、とおっしゃる光一さん。
これ、気遣う紳士で素敵なんですけど、自分の仕事中に、仕事相手に体調を崩してることについてストレートに言われるって、アナウンサーさんからするとちょっとこう、すみませんってなるだろうな、って思いました(笑)

光一さんのああいうストレートさは凄いですよね、飛び道具的な感じもあって。
キンキさんはお二人共、違う方向に飛び道具感があるから面白いよなあ、ってしみじみ思います(笑)

それから、簡潔な20周年に関するお話し、ドリフェスについて、剛さんの御病気について、支えられたことについて、どれも過不足なく触れてお話になる光一さんはやっぱり賢い方だし、安心感があるよなあ、って改めて思いました。
こうしてタモリさんとお話しされる姿も、久しく見てなかったな、とも感じながら。

そして、硝子の少年を歌う事について、タモリさんに話を振られて、
「20年近く歌わせていただいてますが、未だに緊張します」みたいなことをおっしゃる剛さん。
良い曲をいただいて嬉しいんですけど、逆の感情も、って遠回しに言おうとしてちょっと笑っちゃってるところが、凄く微笑ましかったです。聞いてらっしゃるタモリさんの笑顔も含めて(笑)

剛さん特有のあの可愛らしさというか、目を細めたくなるような愛嬌ってなんなんですかねー。
今の状況だと余計に、何を歌うにしても緊張しますよね、っていう切なさもありつつ。
暗いお顔もされていなかったし、笑顔も可愛らしくて、癒されましたし、ホッとしました。

それから、嵐さん、松本さんのコメントが相変わらず、「良い人・・・!」って感じでした。
松本さん、今年、キンキさんに20周年おめでとうございます、と何度もおっしゃっていたと思うのですが、毎回、丁寧にお祝いの言葉を述べてらっしゃってて、真面目で真っすぐな良い方、というイメージがより強くなりました(笑)

あと、光一さんと剛さんの身長差がえらい事になってて、今日凄いな、色々!って思いました(笑)
ちょっと珍しいくらいのことになっていたような。
新鮮でした(笑)

それと、ああして立っておられると、剛さんの衣装のラインがあまりに綺麗で、目を奪われました(笑)

私は服を買う時、色よりデザインより何より、ラインが綺麗かどうかを重視するタイプなのですが(未だにお洒落に弱すぎて、ハッキリ分かるラインしか基準が無いだけなんですけど(笑))、やっぱり質の良い服ってラインも凄く綺麗なんですよね。エレガントで。

剛さんの衣装、色も安っぽい感じの無い、高級感のある黒だし、ラインも綺麗だし、久しぶりにこんなにうっとりするようなお洋服を見たなあ、という気持ちになりました。
あれを着こなせる人は少ないと思うのですが、剛さん、凄く美しく、違和感無く着こなしてらっしゃってて、改めてびっくりしましたし、実は剛さんもお綺麗な方なんだよなあ、って見惚れました。

あと、髪型もとっても綺麗で、剛さん、お洋服だけでなく御髪も素敵ですね・・・みたいな、ちょっとなんとも言えない気持ちになりました(笑)
いやあ、38歳にしてこの路線の美しさを出されて、しかも、それこそ若い時からずっとしてます、っていう訳でもないのに、あんなにも着こなしてらっしゃるって凄い。
剛さんは服に負けないし、お洋服やら髪型やらの世界観を自分に従わせる方だなあ、ってつくづく感じました。
変幻自在すぎる。予想がつかない方ですね、本当に。
だからこそ、ファンやっててこんなに楽しいんだろうなあ。

光一さんのシンプルかつ黒、というお洋服も、剛さんと同じく、色が高級感のある黒で、ラインも綺麗で、あのごまかしようのない服装があそこまで似合うって、美形さんであることの証明だよな、って思いました。

かつ、お二人並ばれた時の威力が凄い。
高級感+高級感、美と美、みたいな。
釣り合ってらっしゃる・・・、っていう気持ちになりました。
お互いに完成度が物凄く高いのに、お互いに負けてない上に、調和してるのが凄い。

ということで、やっと歌の感想です!
まず、コーラスの方々がちょっと振りをしてらっしゃったのが、可愛らしくて和みました。

入り、剛さんの音が少しぶれた後、そこから崩れてしまう予感が一切せず、表情すらもほとんど崩れなかったところを見て、剛さんは本当に、上辺だけじゃない強さをお持ちだな、と心底思いました。
立て直そう、という意識すらなく立て直すような。

剛さんは本当に、不測の事態に強い。
場数をこなしてきたプロなんだな、と感じます。
生放送という場で止まったり、崩れたり出来ない、ということが身体に染みついてらっしゃるんでしょうね。

今の状況からしたら、動揺してしまってもおかしくないのに。
過ぎたことに引きずられずに、その一瞬、一瞬のベストを尽くすって、言葉で言うよりずっと難しい。
でも、剛さんは、発症後のパフォーマンスでは特に分かりやすくなっていますが、いつもそうしてらっしゃってて、真面目だし、強い方だな、と思います。

だからこそ、光一さんはあそこまで剛さんに心を尽くすことが出来るのかな、ともふと思いました。
勿論、剛さん御本人の存在が大切だということも伝わってくるのですが、光一さんが理想として、自分にも求める在りかたを、剛さんのほうも、わりとナチュラルにやってこられている面がある気がして。
無理して頑張るとか、何があっても動じて止まってしまわずに、パフォーマンスを続けようとするとか。
どちらも、今だけでなくこれまでに関しても、という意味でも、病気に襲われても、という大きな意味でもそうですね。
そこに対する共感みたいなものが、光一さんのお気持ちをまた強めてらっしゃるのかもしれない、とぼんやり思います。

それから、入りから考えたら、驚くほどにその後がブレていなくて、剛さんがいかに自分の歌声を調整して、コントロールしてらっしゃるのかを見せていただいたような気持ちにもなりました。
冷静だし、ベストを尽くす気しかない。

本当に、お二人がずっと一緒に仕事をしてこれた理由の最たるものって、結局、こういうスタンスが一致していることが大きいのでは、という気持ちにもなります。
剛さんも、分かりやすく表に出そうとはあまりされないけど、そのことも含めて、プロ意識の塊なんだよなあ、って。

後半は特に、剛さんがいかに技術があるか、というか、器用さでカバーしてらっしゃるかが思われて、改めて、どうか剛さんの聴力が少しでも剛さんの元に戻りますように、と願いました。

光一さんも、力が入った歌声でした。

お二人とも、今までとはまた違う気持ちの入り方をしてらっしゃったようで、見ているほうも、今のキンキさんを見せていただいた気持ちになりました。
お二人の溶け合った声を聴かせていただけて良かったです。

あと、東京ドーム初日の剛さんは、歌ってらっしゃる時はずっと、本当に辛そうで苦しそうな表情をされていたので、Mステの時は初日よりはずっと落ち着いた表情をしてらしてて、少し気持ちがほぐれました。

剛さんが少し慣れたのか、耳に入る音の調整が進んだのか、見え方なのか分かりませんが、全ての事が、少しでも剛さんにとって、キンキさんにとって、良い方向に向かってくれますように。

綺麗で、力のある「硝子の少年」の歌声でしたし、まるでどこかの大聖堂の中かのような雰囲気にも全く負けないキンキさんの美しさと雰囲気の威力も感じました。

どうかキンキさんが少しでも少ない負担で、今年の冬を乗り越えられますように。

初日感想 3

少し間が空いてしまいました。
明日はMステですね、楽しみにしています。

今日で感想はとりあえず書き終わるかな、と思ったのですが、ソロだけで長くなったので、曲の感想や全体的な感想とは分けようと思います!

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