CDTV

CDTV、見ました!
意外と早い時間帯の御出演だったんですね。
そして、多分、収録だったのかな。

お二人共、Mステとはまた違う雰囲気の衣装で、冬っぽかったです。

剛さん、Mステの衣装とは路線がまた全然違って、本当に飽きない方だなあ、と感じました。
あと、なんかもう、一瞬きごとにお美しい、一呼吸ごとにお美しい、みたいな気持ちになりました(笑)
なんだろうなあ、表情がお綺麗というか、雰囲気がお綺麗というか。

ある種、歌う事以外のものが削ぎ落された表情をしてらっしゃる気がして。
シンプルが故に際立つ美しさとかっこよさ。
表情と髪型のゴージャス感の対比がまた、印象的でした。

そして、光一さん、白かつフワフワした衣装が冬らしくて良いなあ、と思ったら、ああいうラインのお洋服だと、鍛えられたのが凄く分かるんだな!と思いました。
やっぱり筋肉がつくとラインが変わりますよねー、自分も筋トレする時はラインもちょっと考えよう、と改めて感じます(笑)
あと、ああいう衣装だと、改めて、光一さんの小顔さが分かりますね。
光一さんは首元に色々と巻かれることが多いですが、ああされると余計に、お顔の小ささが際立って。

ということで、歌が良すぎて、思わず見た目の話からしてしまいましたが(笑)、歌が本当に良かったです。
凄く好きでした。
お二人共、歌声が良かったように思いますし、多分、最近見聴きした中では、一番、まだ剛さんが歌いやすそうに聴こえた気がします。

やはり歓声がなく、おそらくそんなに広くない場所、かつ、生演奏ではないと、歌いやすさが少し違うのかな、と感じました。

シンデレラ・クリスマス、やはり可愛らしくて、アイドルさんらしい曲ですね。
冬にも、クリスマスにもよく合っていて。
アイドルさんはどこもそうなのかなと思いますが、お若い頃に歌われていた曲を、年を重ねて歌われるの、凄く趣があるなあ、と思います。
やはり、アイドルさんでないと、こういう歌詞の曲を今の年齢で歌われることって、なかなか無いことだよなあ、って。

歌詞を見ると、いかにも十代、あるいは二十代初めくらい、といった、可愛らしい雰囲気の二人の歌なんだな、と改めて感じますね。
それから、今更なんですけど、お二人の声って、本当に喧嘩しない声というか、互いに自然に馴染んで溶け合ってしまう声なんだなあ、稀有だよなあ、と噛みしめました。

そして、そこからの「ボクの背中には羽根がある」。
どちらかと言えば冬っぽくはないイメージだったのですが、「羽根」だし、言われてみれば「ラブソング」だよな、ってハッとしました(笑)
キンキさんにこの曲を歌われると、どうしても、ラブソングと言うには重いというか、色恋どころの話ではない、みたいに聴いてしまっている自分に気が付いて(笑)

剛さんの歌い方、やはり、他よりはまだ探り探りという感じが少ないというか、伸びやかに聴こえるような気がしました。
今、こうして歌われてるだけで、凄いことだよな、と何度も思います。
まだ発症から半年しか経っていないということは、聴こえかたが変わってしまってからも半年しか経っていないわけで、単純に、今の時点でここまで順応してらっしゃるだけでも驚異的だよな、って思うんですよね。

歌えるということだけでも、聴覚の急激な変化にどれだけ器用に対応してらっしゃるのか、と思うのに、ここまで綺麗に、巧みに歌われるんだもんなあ。

剛さんには、様々な病が襲ってきてしまうけれど、困難な病に簡単に屈してしまわない精神と、病に対抗することが出来る高い能力と、工夫する才覚がある。

病だけが与えられるのではなく、病に対抗する為の諸々(環境を含めて)も剛さんには備わっていると見せられるたびに、剛さんは、ただ負けることが許されていないというか、闘うように定められている人なのか、という気持ちになっている気がします。

ということで、話が逸れましたが、この曲も、何度聴いても、キンキさんの哀愁によく合っていて素晴らしいな、と感じます。キンキさんも勿論ですが、関わられた皆さんも凄すぎる。
キンキさんがお若い頃から売れていたからこそ、沢山の力が注がれて、こういう良い曲が多く生まれたんだよな、と感じます。

そして、コンサートでも感じましたが、この曲は懐が深い。
色々な状況に合うというか、歌い手や歌われる状況に合わせて、様々な色を持つ曲だよなあ、と思います。
テゴマスさんが歌われた時は、幸福感に溢れる曲になったし、キンキさんに歌われると、互いしかいない、といった色が強く聴こえる。

そして、キンキさんが歌うのでも、時と場合によって聴こえ方が少しずつ違ってくる。
今までのコンサートでも美しく響いたし、今、この状況で歌われると、また違う色を持って聴こえる。
今のような、かなり辛い、切羽詰まった状況で歌われても力負けしてしまわない、強い力がある。
良曲ってこういう曲のことを言うんだろうな、と思います。

Topaz love

前奏始まり、光一さんと後輩さん達が完全に、「23時前後の飲み屋の前にいるよな、こういう大学生」っていう感じで、皆さん本当に、年齢の割にノリがお若いよなあ、って改めて感じました(笑)
二十代半ばの我々世代ですら、もうそのノリはキツくなってきてるのに、楽しそうにやられてるのが単純に凄い。

びっくりするくらい、駅でワイワイする男子高校生とか、飲み屋前の男子大学生と同じノリで、あれ、私なんの番組見てるんだったかな?!みたいな不意打ちと、綺麗な前奏(しかも作曲者は光一さん)とのギャップが凄かったです(笑)

そうそう、コンサートの感想に入れ忘れていましたが、後輩さん達は皆さん、本当に良い方々ですよね。
後輩として満点すぎる。
先輩と距離が近くなると、遠いよりも更に物凄く繊細な気遣いが必要で大変なものですが、そこを頑張ってらっしゃるのが伝わってきて、流石、縦社会で生きてこられてる方々だな、っていう共感を覚えました(笑)

Topaz love、SONGSさんのも堂本兄弟のも良かったですが、CDTVも凄く良かったです!
聴けば聴くほど、この歌詞はこうとも受け取れるな、という解釈パターンが増えるようで、剛さんの作詞能力を改めて痛感します。
これは本当に、聴き込んで改めて色々楽しみたい。

こうしてメドレーで聴くと、キンキさん御自身のキンキさんへのイメージって、ある意味では、どこの誰よりも強くて、輝かしくて、ロマンティックで綺麗なんだなあ、と感じますね。

それと、これは聴けば聴くほどに深まる気持ちなのですが、大サビの剛さんパートの剛さんの歌声が好きすぎて・・・!
これに関しては本当に、一文一文に「個人的には」とか、「個人の感覚なんですが」とつけなきゃいけないくらいなんですが(笑)、気持ちが深まり続けるので、一度書いてしまおうと思います。

大サビの剛さんパート、他のパートの歌声よりも可愛らしいというか、幼気に聴こえる音域な気がするんですよね。

剛さんの歌い方もあるでしょうが、なんですかね、小さな音の粒を繋げていくような感じが、可愛らしく、ちょっといとけなく聴こえるのかな。

剛さんはどちらかと言えば、言葉や音を区切らないというか、流れるように繋げるイメージのほうが強いので、こんな風に音の粒を一粒一粒、クリアに形にしていく歌い方は、少し珍しい気がします。
流暢に繋げるのではなく、一つ一つ丁寧に音を取っていくのが、なんとなく幼気に聴こえるんだろうなあ。

それでいて、音の当て方が抜群に上手いし、変に途切れさせずに美しく歌われるものだから、どこか幼気で素直な歌声と技術のギャップがまた、グッとくる。

普通に聴いていますが、このパート、歌が本当に上手くて、正確に歌える人が歌わないと、大変なことになりますよね、多分。
音の芯に確実に当て続けられない人が歌うのは厳しそう。

語尾が乱雑にならない、という剛さんの美点もよく活かされているように感じますし、どこか儚げにも聴こえて、歌詞にも合ってる。
こんな歌声もお持ちなんだ、とまた新たに教えてもらったようで、聴き惚れます。

伸びやかに歌い上げるのとはまた違う形で、正確さや丁寧さも含めた剛さんの歌のお上手さが、よく活かされてる。
「なるほどなー!流石、相方さんが作られる曲は一味違うな!」って感じます。
流石、玄人さんだなあ!素人とは目の付け方が違う!みたいな。
いや、なんの玄人か分からないですけど(笑)

光一さんは関ジャムで、剛さんに歌ってほしいメロディーを書いている節がある、というようなことをおっしゃっていましたが、もしその意識が、この部分にも少しでもおありなのだとしたら、流石、相方さんは違う、という気持ちと共に、光一さんに心からの感謝を捧げたいです。
まあ、その意識がおありでなくても、聴くたびに「ありがとうございます!」っていう気持ちになるんですけど(笑)

光一さんのパートのほうが、どちらかと言えば歌い上げる、という感じですが、あの高音域の光一さんの歌声は凄く綺麗ですし、映えるので、光一さんはやっぱり、御自分の強みというか、魅力をよく分かってらっしゃるんだなあ、と感じます。

それに、光一さんは何気に、あの音域を歌ってらっしゃる時の歌声が一番、説得力があるというか、力強い表現になってらっしゃる気がするんですよね。あれより高くても、あれより低くても違う、あの音域ならではの力強さとメッセージ性。

その意味でも、大サビに相応しい音域だし、あそこにあの歌詞をあてた剛さんの感覚の鋭さたるや、という気持ちになります。
あの音域を光一さんが歌われるからこそ、あの歌詞になったのかな、という気持ちになる。

いたいよ、のお二人の歌声の噛み合い方がまた凄く気持ち良くて、曲も歌詞も、本当によく出来てるな!って唸りたくなります。凄い。

御自分達で作られる曲はやっぱり、提供曲とはまた全然違う味わい深さがある。
今から、発売が楽しみです。

ということで、味わい深いメドレーでした!