Mステ

Mステ、見ました!

とりあえず、登場された際のキンキさんがお美しすぎて、なんかもう、ちょっと動揺しました(笑)

光一さんはやはりスラっとしてらっしゃるし小顔だし、遠目にも綺麗だなあ。
って、剛さん今日凄いですね、衣装・・・!!みたいな(笑)

お二人とも黒一色なのに、地味という言葉とは無縁で凄い。
派手なお顔立ち、っていうわけじゃない(と思う)のに、華やかなんだよなあ。
あと、お二人共、色が白いから黒いお召し物があそこまで綺麗に似合うんでしょうね。

大きな白い階段を、下も見ずに颯爽と軽やかにおりてこられる光一さん。
少し後ろを、裾を踏んでしまわないように持ち上げながら、慎重に降りてこられる剛さん。
お二人共がそれぞれにマイペースで、忙しなさが無くて凄い。
お二人って、忙しなさとか慌ただしさがほとんど無いのもあって、優雅な貴族的な雰囲気が出るんですかねー。

ただ階段を降りてこられるだけでも、お二人共がお美しくて、流石キンキさん・・・!っていう気持ちになりました(笑)

曲前のトーク、20周年だったこと、20回目の東京ドーム公演を行ったことをまずおっしゃる光一さん。
相槌を打つ剛さん。
本当に、これがお二人にとって意味のあることだったんだろうな、って改めて思いながら聞きました。

それから、剛さんの耳に起きたことに触れ、身体は大事だと思った、とおっしゃる光一さん。
これを光一さんがおっしゃるんだよなあ。
光一さんにとっては、剛さんのこと=キンキのこと=自分のことでもある、っていうのが自然に成り立ってらっしゃるんだな、っていうことを何度も感じて、その度に驚いた年でもありました。

アナウンサーさんに、声お大事に、とおっしゃる光一さん。
これ、気遣う紳士で素敵なんですけど、自分の仕事中に、仕事相手に体調を崩してることについてストレートに言われるって、アナウンサーさんからするとちょっとこう、すみませんってなるだろうな、って思いました(笑)

光一さんのああいうストレートさは凄いですよね、飛び道具的な感じもあって。
キンキさんはお二人共、違う方向に飛び道具感があるから面白いよなあ、ってしみじみ思います(笑)

それから、簡潔な20周年に関するお話し、ドリフェスについて、剛さんの御病気について、支えられたことについて、どれも過不足なく触れてお話になる光一さんはやっぱり賢い方だし、安心感があるよなあ、って改めて思いました。
こうしてタモリさんとお話しされる姿も、久しく見てなかったな、とも感じながら。

そして、硝子の少年を歌う事について、タモリさんに話を振られて、
「20年近く歌わせていただいてますが、未だに緊張します」みたいなことをおっしゃる剛さん。
良い曲をいただいて嬉しいんですけど、逆の感情も、って遠回しに言おうとしてちょっと笑っちゃってるところが、凄く微笑ましかったです。聞いてらっしゃるタモリさんの笑顔も含めて(笑)

剛さん特有のあの可愛らしさというか、目を細めたくなるような愛嬌ってなんなんですかねー。
今の状況だと余計に、何を歌うにしても緊張しますよね、っていう切なさもありつつ。
暗いお顔もされていなかったし、笑顔も可愛らしくて、癒されましたし、ホッとしました。

それから、嵐さん、松本さんのコメントが相変わらず、「良い人・・・!」って感じでした。
松本さん、今年、キンキさんに20周年おめでとうございます、と何度もおっしゃっていたと思うのですが、毎回、丁寧にお祝いの言葉を述べてらっしゃってて、真面目で真っすぐな良い方、というイメージがより強くなりました(笑)

あと、光一さんと剛さんの身長差がえらい事になってて、今日凄いな、色々!って思いました(笑)
ちょっと珍しいくらいのことになっていたような。
新鮮でした(笑)

それと、ああして立っておられると、剛さんの衣装のラインがあまりに綺麗で、目を奪われました(笑)

私は服を買う時、色よりデザインより何より、ラインが綺麗かどうかを重視するタイプなのですが(未だにお洒落に弱すぎて、ハッキリ分かるラインしか基準が無いだけなんですけど(笑))、やっぱり質の良い服ってラインも凄く綺麗なんですよね。エレガントで。

剛さんの衣装、色も安っぽい感じの無い、高級感のある黒だし、ラインも綺麗だし、久しぶりにこんなにうっとりするようなお洋服を見たなあ、という気持ちになりました。
あれを着こなせる人は少ないと思うのですが、剛さん、凄く美しく、違和感無く着こなしてらっしゃってて、改めてびっくりしましたし、実は剛さんもお綺麗な方なんだよなあ、って見惚れました。

あと、髪型もとっても綺麗で、剛さん、お洋服だけでなく御髪も素敵ですね・・・みたいな、ちょっとなんとも言えない気持ちになりました(笑)
いやあ、38歳にしてこの路線の美しさを出されて、しかも、それこそ若い時からずっとしてます、っていう訳でもないのに、あんなにも着こなしてらっしゃるって凄い。
剛さんは服に負けないし、お洋服やら髪型やらの世界観を自分に従わせる方だなあ、ってつくづく感じました。
変幻自在すぎる。予想がつかない方ですね、本当に。
だからこそ、ファンやっててこんなに楽しいんだろうなあ。

光一さんのシンプルかつ黒、というお洋服も、剛さんと同じく、色が高級感のある黒で、ラインも綺麗で、あのごまかしようのない服装があそこまで似合うって、美形さんであることの証明だよな、って思いました。

かつ、お二人並ばれた時の威力が凄い。
高級感+高級感、美と美、みたいな。
釣り合ってらっしゃる・・・、っていう気持ちになりました。
お互いに完成度が物凄く高いのに、お互いに負けてない上に、調和してるのが凄い。

ということで、やっと歌の感想です!
まず、コーラスの方々がちょっと振りをしてらっしゃったのが、可愛らしくて和みました。

入り、剛さんの音が少しぶれた後、そこから崩れてしまう予感が一切せず、表情すらもほとんど崩れなかったところを見て、剛さんは本当に、上辺だけじゃない強さをお持ちだな、と心底思いました。
立て直そう、という意識すらなく立て直すような。

剛さんは本当に、不測の事態に強い。
場数をこなしてきたプロなんだな、と感じます。
生放送という場で止まったり、崩れたり出来ない、ということが身体に染みついてらっしゃるんでしょうね。

今の状況からしたら、動揺してしまってもおかしくないのに。
過ぎたことに引きずられずに、その一瞬、一瞬のベストを尽くすって、言葉で言うよりずっと難しい。
でも、剛さんは、発症後のパフォーマンスでは特に分かりやすくなっていますが、いつもそうしてらっしゃってて、真面目だし、強い方だな、と思います。

だからこそ、光一さんはあそこまで剛さんに心を尽くすことが出来るのかな、ともふと思いました。
勿論、剛さん御本人の存在が大切だということも伝わってくるのですが、光一さんが理想として、自分にも求める在りかたを、剛さんのほうも、わりとナチュラルにやってこられている面がある気がして。
無理して頑張るとか、何があっても動じて止まってしまわずに、パフォーマンスを続けようとするとか。
どちらも、今だけでなくこれまでに関しても、という意味でも、病気に襲われても、という大きな意味でもそうですね。
そこに対する共感みたいなものが、光一さんのお気持ちをまた強めてらっしゃるのかもしれない、とぼんやり思います。

それから、入りから考えたら、驚くほどにその後がブレていなくて、剛さんがいかに自分の歌声を調整して、コントロールしてらっしゃるのかを見せていただいたような気持ちにもなりました。
冷静だし、ベストを尽くす気しかない。

本当に、お二人がずっと一緒に仕事をしてこれた理由の最たるものって、結局、こういうスタンスが一致していることが大きいのでは、という気持ちにもなります。
剛さんも、分かりやすく表に出そうとはあまりされないけど、そのことも含めて、プロ意識の塊なんだよなあ、って。

後半は特に、剛さんがいかに技術があるか、というか、器用さでカバーしてらっしゃるかが思われて、改めて、どうか剛さんの聴力が少しでも剛さんの元に戻りますように、と願いました。

光一さんも、力が入った歌声でした。

お二人とも、今までとはまた違う気持ちの入り方をしてらっしゃったようで、見ているほうも、今のキンキさんを見せていただいた気持ちになりました。
お二人の溶け合った声を聴かせていただけて良かったです。

あと、東京ドーム初日の剛さんは、歌ってらっしゃる時はずっと、本当に辛そうで苦しそうな表情をされていたので、Mステの時は初日よりはずっと落ち着いた表情をしてらしてて、少し気持ちがほぐれました。

剛さんが少し慣れたのか、耳に入る音の調整が進んだのか、見え方なのか分かりませんが、全ての事が、少しでも剛さんにとって、キンキさんにとって、良い方向に向かってくれますように。

綺麗で、力のある「硝子の少年」の歌声でしたし、まるでどこかの大聖堂の中かのような雰囲気にも全く負けないキンキさんの美しさと雰囲気の威力も感じました。

どうかキンキさんが少しでも少ない負担で、今年の冬を乗り越えられますように。