ソウルコレクション 光野桃

光野桃 ソウルコレクション

光野桃 ソウルコレクション

久しぶりに光野さんの作品を読みました。

読んでいて落ち着く作家さんが何人かいる、って幸せだなあ、って今回、改めて感じました。
以前は、自分の周りにあるものは、使えれば何でも良いような気がしていましたが、最近は気になるんですよねー。
自分はこれを気に入っているかな、とか、大事にしているかな、とか。

服もそうで、いらないものを買わないように、気に入ったものだけを買うように、って思います。普段、触れているものや着ているものを心地良く感じられたら、生活も心地良くなる気がして。

光野さんも物凄く濃い女性なんですよね。
色々なところに、それが滲み出ていて、そこも凄く好きです。
私は基本的に、濃い人が好きなので(笑)

なんとなく、光野さんは剛さんとも似てらっしゃるんですよね。
色々な面があるし、微妙にスピリチュアル系というかなんというか、になってらっしゃるし(笑)

スピリチュアル系といっても、剛さんと一緒で、溺れてらっしゃる訳ではないんですけどねー。多分、そちらの勘が良く、柔軟性がある方なんだろうと思います。
ある種、直感が鋭いタイプの方々なんでしょうね。
そして、頭ごなしに否定しない。風水とか、色の上手い使い方とか、そちらは自分自身、なんとなく分かる気がするな、って思う部分なので、特に置いていかれることもないんですけど。

私が好きな人は、全然、そんな感じがしなかったところから、微妙にこちらに流れる方が多いような気がします。色に拘りが、とか(笑)
ということは、私はこういう、濃くて、直感が鋭くて、色々な面がある、感受性が強くて激しいタイプの人が好きなんだろうなあ(笑)

そんなことも思いながら読みました。
ジャンルとしてはファッションに関するエッセイなのに、年月が経っても古びず、とても魅力的なのがまた、凄いなと思います。