瞬きするたび

明日、色々書けると思うのですが、少しだけ。

今、剛さんの手から溢れていく美しい物達が、時間が、音が、どうか循環して帰ってきてくれますように。

剛さんは、自分の身体を自分の思う通りに出来なくなる苦しさと諦めを知らざるをえなかった方だと私は思っているので、余計に、今の状況が、ただ、辛いな、と思います。

剛さんには、きっと、今、その場が強烈に必要だっただろうに。

勿論、お身体最優先なのは間違いないんですが、もし自分が似たような状況だったら、と思うと、これで良かったとも全く思えない。

私、剛さんが、一定期間が過ぎたら、治ろうが治るまいが音楽の仕事は再開する、というようなことをおっしゃってたと読んだとき、良いとか悪いとかじゃなくて、分かる、と思ったんですよね。

私も同じような状況に置かれたらそうする、そうとしか出来ない、と思った。

だからこそ、今回の不参加決定、20周年イベントが中継になったこととは全く違う感覚でいます。

なんだろうなあ、もう本当に、剛さんが少しでも楽でありますように。

そして、このタイミングで合作曲作成を持ってきた光一さんの渾身の情の込め方、本当に凄いな、とぼんやり思います。

この状況で、剛さんに合作曲を作ろうと差し出すこと。
沢山の物が溢れおちていく不安の中で、新たな物を、一緒に形作ろうとすること。
凄い。

また明日、色々書きにきます。
おやすみなさい。