選択肢

こればっかりは番組を見る前に書くしかないことなので、バッと書いてしまいます!

まずは、一昨日、書こうと思って書きそびれたことを書きます。

平安神宮公演の当落の件なのですが、やはり倍率が高いんですね。流石剛さん・・・!
ということで、落選のお知らせが届いてしまったので、もし良い御縁があれば、というスタンスで、日が近づくまで、チケットを探していきたいと思います。

そして、剛さん・・・!
いやもう、あえてこれまで、そんなに触れずにいたのですが、膝の調子がやっぱり良くないということで、御性格的にも、凄くお辛いだろうな、と思っています。剛さん御本人のお気持ちは、剛さんにしか分からないけれど。

そして、とにかく、私は、決して!「残念」とか!!かけらも!!
思わないし、言わないですからね!!!大丈夫ですからね!!という、よく分からないテンションでいます。

これは怪我の多い格闘技系の部活をしていた時のことを思い出すからだと思うんですけど、団体や二人組でやるものの大会直前に骨折したり、万全の状態でなかったりする人も、やっぱり沢山いたんですよね。
激しい練習をすると、特に。

先輩、後輩、同期、何人もいた、身体の不調で思うように動けないまま大会に臨まないといけない、という人達のやりきれなさは、まさに察するに余りある、という感じでした。

出るしかないし、大会の日はずらせないし、でも万全の物では挑めない。
何より辛いのは、自分だけの問題じゃない、ということですよね。
自分が普段通り動けなければ、組として万全の物を見せることが出来ない。
それが、どれだけ辛いか。
組を大事に思っていて、組む相手と共に頑張ってきているからこそ、余計に、申し訳なさも強くて、泣いてしまうくらい辛い。
でも、身体は動かせない。

特に辛いのは、2年生くらいの子達でした。
引退試合であれば、もうどうなっても良い、という気で全力でやって、本当に身体を壊す、という選択肢もありますし、実際、そうなった先輩もいましたが、まだ次の大会がある子達は、その決断をするわけにもいかない。
先輩後輩で組んで、先輩は引退試合となる大会で後輩が直前に怪我、ということもあり、後輩の泣き方が凄かったこともありました。

そういう子達に対して、よく思っていたのが、「残念」という残酷な言葉は使えないな、ということでした。
「本番、万全の、仕上がったものが見たかったなあ、残念」なんて、そんなことは、口が裂けても言えないんですよね。
そんな、追い詰めてしまうようなこと。
実際、自分もそうでしたが、割と軽く使われる「残念」という言葉が意外とかなり辛い。
当たり前のことですが、本人が一番、残念だし、無念でもあるのに、周りからもそう言われる辛さ。

今回は、何度もあったそういう事態を、不意に思い出してしまいました。
身体を壊す、って本当に、色々な辛さが伴いますよね。

そして、全然状況が違うのに、剛さんに対してまで、咄嗟に、「私は!残念とか!思いませんからね!!大丈夫ですからね!」みたいな、変なテンションになってしまって、自分に驚きました(笑)

剛さんの場合は、沢山のファンがいる、しかも提供曲でもあって、光一さんへのお気持ちもあるだろうし、となると、本当に、剛さんにしか分からないお辛さがあるんじゃないか、と思います。
分からないですけど。

そもそも、身体が痛んで思うようにできない、ってかなりストレスがありますもんね。
特に、腰とか膝とか、要になるところは辛い。
私も一時期、膝を痛めていたことがあるのですが、膝は本当に、かなり憂鬱な気持ちになりました。
何をしても、という箇所だし、思うように動けないのはやはりストレスが溜まって。

そして、自分がダンスをしていた頃も、先生方が腰や膝を痛めてしまって、という話をよく聞いたな、と思い出して、それもあって、かなり険しい気持ちになりました。

が、そういう気持ちとは別に、キンキさんには、色々な強みがあって、表現の手段も色々あるんだよな、ということを今回、改めて感じて、凄いなあ、と思っています。

それから、こういう事を、剛さんではなく光一さんが発信する、という辺りに、キンキさんの二人組感というか、一蓮托生感を感じて、とにかく、剛さんに光一さんがいて良かったな、と当たり前のことを思いました。
剛さんからは、どうしたって言葉にしづらい。

こういう時に、光一さんがおもむろに口を開くところに、キンキさん、あるいは、光一さんらしさを感じます。
光一さんがおっしゃることで、「剛さんの選択」ではなく、「キンキさんの選択」という形になるようで。
実際、選択肢は多分、いくつかあったと思うんですよね。お二人とも踊らない、とか諸々。
でも、今回、キンキさんはこういう選択をされたんだなあ、と思います。
凄く前向きというか、柔軟な姿勢と、それが出来るお二人それぞれの良さが存在することの凄さを改めて感じました。

そもそも、元からこういう演出です!って言い張ることも、出来なくも無かったんじゃないかと思うのに、言う事を選択されたんだなあ、ということがまず感慨深くて。もしかしたら、振り的に言い張りにくいのかもしれないですけど。

しかも、あの光一さんが。光一さんは、御自分の怪我や不調に関しては、事前には積極的に言いたがらないタイプの方だというイメージがあるのですが、剛さんに関しては御自分の事とは感覚が違うんだなあ、と思うと、グッとくるものがあります。剛さんに関することでは、先手を打つんだな、って。

披露した後で「何故?」と言われるかもしれない、それなら先にそれを潰しておこう、と思われたのかなー、と思うと、先手を取るのも気遣いだよなあ、と感じました。深読みしすぎかもしれないですけど!(笑)
でも、光一さんがこういう形で言葉を使う時は、深読みをしても良い場合が結構あるような気がしています。
今回のは、タイミング的にもそうですし、光一さんは、こういう種類の優しさというか、情の示し方をされる方だというイメージがあって。

とにかく、剛さんのお気持ちがなるべく安らかであることを願いつつ、キンキさんの選択の結果を、とっても楽しみにしています。
剛さんも光一さんも、なるべく、御身体の調子が良く過ごしていかれますように。

そして、キンキさんのコンサートDVDの発売も決まったという事で、おめでとうございます!
自分が見たキンキさんのコンサートのDVDって初めてなので、今から、とっっても楽しみです!