夏越しの大祓

久しぶりになってしまいました。

久しぶりだと、やはり文章を書くにも少しぎこちなくなってしまって、いつも以上に、探り探りという気持ちで言葉を選んでいます。

今日は、夏越しの大祓、という神事に行ってきました。
ここ数年、行ってみたいな、と思いつつ、都合がつかずに行けていなかったのですが、今日は、なんとか間に合って良かったです。

夏越しの大祓は、平安時代から続く公の神事で、普段の生活の中で知らず知らずのうちに犯した過ちや罪、または不意の病気や怪我などの穢れを祓い清め、明日からの半年を明るく元気に過ごせるよう祈るものなんだそうです。

半年後の12月31日には、年越しの大祓があります。

具体的には、大祓詞を唱え、人型をした白紙の形代に穢れを遷して、浄火でお焚き上げして祓い清めるものだったのですが、これが、思ったよりずっと、「ああ、参加できて良かったなあ」という気持ちになりましたし、安心しました。

半年の穢れ(「気が枯れる」ということで、心身ともに弱くなった状態を指すそうです)を祓ってもらったと思うと、明日からまた新しく頑張ろう、と思えるので、やっぱり、昔の人達が作った風習にはちゃんと意味があるんだなあ、と思います。

きっと、必要とされ続けた神事だから、1000年以上経った今でも続いているんですね。

ということで、ここからは、祓いたかった穢れの話になるのですが、色々と悩んだ末に、きっちり仕事をやめて、かつ、昨日、次の勤め先を決めてきました。

前の事務所を辞めることに関しては、先行きが不安すぎることだとか、それでいて、あと3ヵ月もいたら今度は数年は辞められなくなることだとか、前にいた方のお話を聞く機会があったことだとか、そもそも、独立を考えないといけないことだとか、あらゆる要素があったのですが、とりあえず、後悔は全くしていないです。

でも、今回は、後悔しないことと、落ち込むことはまた違うんだな、ということを学びました。
後悔する要素が無いのなら、落ち込む必要も無さそうなのに、それとこれとはまた話が違うというか、流石に、あっさり、他の事務所探そう!とも思えなくて。

こうなって改めて、取得した資格を使って仕事をしていきたいか、ということを考えたのですが、自分が見聞きしたことを考えると、自分は、こちらのほうの仕事をしたいとは思えなくて。
そもそも、この資格を使って仕事をしよう、と強く思って取得した資格ではないから、あっさりこう思えるんだろうな、とも思うんですけど、少なくとも今は違うな、と思います。

資格があるからといって、それをどうしても使わないといけないわけではないだろうし、勤めた事務所とは違う路線で、こういう路線の仕事ならしたい、と思えるようなジャンルと偶然出会いでもしたら別ですが、熱意も無いのにやっていける程、甘い世界でも無いし、とりあえず、アンテナだけ張っておく、くらいにしようと思います。
このまま無理やり経験を積んで独立しても、多分、崩れてしまうだろうし。

ということで、4日から勤めるところは、資格とは全然関係ないんですけど、単純に、やりたいな、と思える仕事なので、気を取り直して頑張りたいな、と思います。穢れは祓ってもらったし!

面接では、「勿体無いんじゃないか、本当に良いのか」と何度も聞かれて、これは駄目だったか、と半分、悲しい気持ちになりかけていたのですが、昨日、入社を、という電話が来て、ホッとしました。

とりあえず、職種的にも、笑顔を大事にして働きたいと思います。

ということで、準備に少しバタついているのですが、仕事をどうするか、きちんと自分で結論を出して次の道を決めるまでは、剛さんキンキさん関係には触れないようにしよう、と決めて、それを楽しみに頑張ったので、これからは、少しずつ、剛さんのアルバムやDVDを楽しんで見聞きしたいと思います。
一番好きな物を断つのは良い願掛けになる、というのを何かで読んだ気がする、と思って、ちょっと藁にも縋るような気持ちでやってみたのですが、確かに、こう、弱弱しい気持ちにならずにすんだような気がします(笑)
きちんと落ち込めたし、落ち込んでも仕方ないよな、とも思えたし。

そうそう、キンキさんと言えば、私はテレビ番組に疎いので、キンキさんにこの番組に出てほしいな、と思う機会があまりないのですが、藤原竜也さんと吉田剛太郎さんが出演されていたNHKさんのミュージックポートレートという番組を見て、これ、キンキさん二人で出てみてほしいなあ、って思いました。

お互いに、十曲ずつ、自分の人生で思い出深い曲を選んで、その曲や、他の様々なことについて話す番組なのですが、お二人がどんな十曲を選ぶのかも聞いてみたいし、選曲についてのお互いのコメントも聞いてみたいです。

お互いの好きな音楽について、真正面から話す機会って意外と無い気もするし、無難なキンキさん寄りの選曲よりは、あえて、お互いにマニアックなくらいの好みで選んで、「へえー!」って楽しんでほしいような気がします。
そうやって選んだ中でも、共有できるような思い出なり好みなりがあるのも、それはそれで面白いだろうし。

キンキさんには、あえて、そういう直球なことをしてみてほしいような。

そして、この番組を見て、自分が十曲選ぶならなんだろうなあ、って思わず考えました(笑)
十曲、っていうのがまた丁度良いんですよねえ。
バリエーション豊かに選べるけど、ごちゃごちゃはしないくらいの曲数で。
年に一度くらい考えてみたいなあ。

ということで、結局、いつも通り、思いつくままにダラダラと書いてしまいましたが、また少しずつ書いていきたいと思います!
おやすみなさい!