平等院鳳凰堂

題名が率直すぎるんですけど(笑)、書きたいなと思っていたことをどんどん書いていきたいと思います!

とりあえず、いつの話をしているんだ、という感じなんですけど、京都のことを少し書いておきたいと思います。
大阪のキンキさんのコンサートに行ったときは、前日までが結構ハードだったこともあって、次の日の午前中は、かなりゆっくりと、キンキさんのコンサートを噛みしめて、忘れないうちに、と思って感想を書いていたんですね。

なので、新幹線の時間までは、そんなに沢山は時間が無くて。京都駅近くの、まだ行ったことが無いお寺に行ってみようかなあ、とか、大阪城は見てみたいんだよなあ、とかとも思ったのですが、雨が降っていたのもあって、今回は平等院鳳凰堂を見に行くことにしました。

一度見てみたかったんですよねー、平等院
宇治は、京都駅からだと、思っていたよりもずっと行きやすいですね。

雨が降っていたので、少し寒かったんですけど、雨が降っている日だったからこそ、平等院にして正解だったような気がしました。
ひっそりと雨が降る中の平等院鳳凰堂は、思っていたよりこじんまりとしていて、それがまた平安時代らしくて、とっても綺麗でした。

水に映る姿がまた、端正で。想像していたよりずっと綺麗に水に映るんですね。
そこにさらさらと雨が降り込む様が、風情があって、静かで、印象的でした。

今回は、時間がちょっと厳しかったこともあって、そして、遠くから見ることに何故か価値を見出してしまって(笑)、鳳凰堂内部は見なかったのですが、ミュージアムには行ってきました。思ったよりもスタイリッシュで、見ごたえがあって良かったです。

国宝になっている仏像様達の、流石の美しさ、優美さ。
私は、今のところ、建物ほどには、仏像様の良さがピンと来ないのですが、そんな私でも見惚れてしまうくらい、独特の空気を纏っていらっしゃるなあ、って感じました。
本当に、見ているだけで、これが浄土か、と思わされるようで。

なんだか、見ているだけでしんとした気持ちになって、作り手の気持ちがこもった繊細な物って、素人にも伝わってくるものがあるんだなあ、って改めて感じました。

平等院鳳凰堂を満喫した後は、お店で、こんな機会でも無いとそうそう飲まないしなあ、と思って、玉露を注文してみました。

あの日も、コンサートを反芻するのに忙しかったからか(笑)、ちょっと食のことを忘れがちになってしまっていたんですよねー。

でも、この玉露で目が覚めました!

初めて飲んだんですけど、お茶とはまた別物なのでは、っていうくらい美味しいですね・・・!
自分で淹れるところだったので、「自分で淹れるとなると、なかなか美味しく出来ないのでは」とちょっと不安に思いながらも、なるべく説明に従って丁寧に淹れたんですけど、素人が入れたにも関わらず、まろやかさと甘さが凄くて!

なんだか、とっても柔らかく感じて、びっくりしました。

福岡のほうにも、お茶の有名所があって、そちらでも確か玉露が有名だったと思うので、これは是非、福岡でも飲んでみなければ、って思うくらい、衝撃的でした。

名前はよく聞くけれど飲んだことはなかった、っていうのが大きかったんだろうなあ。
よく聞くものだから、逆にそんなにピンと来ていなくて、飲む機会を作ろうとも思わなかったものが、なんとなく予想していたよりずっと美味しい、っていうのが、なんだか、殻が割れるような気持ちになって、面白かったです。

ということで、今回も、なんだかんだ、建物も食も大満足で帰ってきました!(笑)
宇治周辺には、他にも行ってみたいところがいくつかあるので、また行ってみたいなあ、と思います!