初コンサート感想 2

お星さまや拍手、本当にありがとうございます!

ただでさえ怪しい記憶が更に怪しくなってしまっているのですが、怯まない精神を大事にして(笑)、書いていこうと思います!


4曲目 永遠のBLOODS
この曲も、ファンになる前から好きな曲だったので、凄く嬉しかったです!
CMに使われていたのを聴いたんだと思うんですけど、爽やかで、キンキさんには珍しく(笑)穏やかな明るさもあって、アイドルさん王道、という感じもして。

そうそう、今回、「あ、この曲やってくださるんだ、聴けるんだ、嬉しい!」って毎曲のように感じていたので、きっと、初めてコンサートに行った私がそう感じたということは、長年のファンの方からすると、それこそ王道すぎるくらいの流れだったのかもしれないな、って思うんですけど、初めて行く身としては、今回の選曲、凄く嬉しかったです。

なんだろうなあ、それこそ、見せていただいたパンフレットで光一さんもおっしゃってましたけど、キンキさんのコンサートに行くならこれを聴きたい、みたいな曲を、きちんと沢山やってくださる辺りが、閉じていない感じがして良いな、って思いました。
MCを聞いていても思いましたが、常に、初めて来てみました、とか、そんなにファンじゃないけど、とかっていう人も来るんだ、っていうことを想定してある、って、当たり前なのかもしれないんですけど、その意識が強いのって、大衆的な存在としてやってきているアイドルさんらしいよなあ、って。

毎回のようにやる曲がある、というのは、難しいことだと思うんですよね。毎回、今回はどうする、っていうのを考えないといけないのも大変だろうし、変化をつけるのも難しくなる。でも、そこで、そういう曲達を外しだすと、それは、ちょっとマニアックで、アイドルさんのコンサートとしては弱くなるように思います。その点、キンキさんのコンサートは、「ああ、この人達は、アイドルという存在として、きっちり歩み続けてきた人達だし、求められていることというのを考えてやり続けてきた人達なんだなあ」って思いました。

勿論、今回はマニアックに行きますよ、っていうコンセプトのコンサートをするなら、それはそれで良いんでしょうけどねー。コンサートは基本的には、ファンが行くものでしょうから、そちらだけに対応します、っていうのも、たまには良いんでしょうけど。
でも、こうやって、王道の曲を、いかに変化をつけてやるか、みたいな事をしっかりやるキンキさんも、かっこいいよなあ、って思います。
キンキさんは、ちょっと職人さんっぽいところがありますもんね(笑)

そして、多分、多分ここら辺だったと思うんですけど、剛さんの手の振り方が凄く大きくて、子供みたいで、物凄く心和みました(笑)
肘を曲げずに、両手をめいっぱい使って全身で手を振るスタイルで、こう、あれだけ大きなところだと、確かにそれくらい大きく振っていただいて丁度良いくらいかもしれないですね!っていう気持ちになりました(笑)
ぶんぶん、という表現が似合うような振り方で、とても可愛らしかったです!

5曲目
フラワー
この、「永遠のBLOODS」→「フラワー」っていう流れも好きでした!
私の中で、キンキさんの二大「王道爽やか曲」なので、そうでした、冬なのもあって、切ない世界観ばかり思ってしまってたけど、キンキさん、この路線も素敵でした!って思えて。
ここら辺、本当に、王道のアイドルさんらしい曲がとっても似合われていて、キンキさんの幅の広さと貫禄を感じました。

確か、この曲の最後、歌って、的なマイクの向け方をお二人がされてたと思うんですけど(多分!違ったかな、どこかの曲で思った、しかも前半だった、と思うんですけど)、歌いやすいところを歌うように指示してくださってて、助かりました(笑)
そして、ああいう時に、寂しくなりすぎないようになのかな、お二人のどちらかだけは歌う、ということをされる時の歌声も好きでした。
なんかこう、リードしようとされるときの歌声は、また違いますね!
特に剛さんは、声がちょっと硬質になる感じがして、こういう歌声も良いなあ、って思いました!

6曲目
もう君以外愛せない
この曲は、いやあ、こんなに凄い曲だったのか!って思いました。
これを歌われる光一さんが!!本当に!!王子様でしかなさすぎて!
すみません、私、この曲で初めて、なるほど、これは光一さん、王子様と呼ばれますね・・・!!って心から思いました!
光一さんのお美しさは、本当に、選ばれし才能だな!って思いますが、あのお美しさで、こういう歌詞の曲を歌われると、もう、「光一さんは、絶対、実は国を一つ持ってるに違いない」っていう気持ちになりました(笑)

いやあ、そりゃあ、光一さんは、幾多のファンの女性を惑わせるよなあ。こんなに美しく、現実に存在するのが不思議なくらいの王子様感を出せる人なんて、おそらく、地球上に数人しかいないぞ、っていう気持ちになるくらい(笑)、この曲が似合われてました。
そして、光一さんの素晴らしいところは、あれだけお美しいのに、決して、なよやかではない、っていうところですよね!

こんな美しさを持つ光一さんには、似たような美しさをぶつけるより、剛さんのような、全く別種類の魅力をぶつけたほうが、互いの良さが引き立つのは間違いないよな、っていうことにも深く納得できて、やはりジャニーさん恐るべし、と思いました(笑)

そして、それとはまた別に、キンキさんの二人だけの歌声がよく合う曲でもあるんだな、って感じました。
生で聴くと、一人で歌うと弱くなってしまうし、三人以上で歌うとぼやける曲であるように思えて、愛を歌い上げる歌なのに、意外と、一人でも大人数でもなく、二人がベストの人数なんだな、って感じました。それも、歌声が溶け合うくらいに声質の似てる二人が。
キンキさんにはそういう曲が多々ありますが、この曲がそうだ、という意識が自分の中に無かったので、今回の新発見の一つでした。
ああいうシンプルで王道の曲だと、本当に、お二人の歌声が映えますね。
そして、お二人で歌われると、柔らかさと力強さが出て、よりドラマチックになって、素敵でした。

7曲目
情熱
確か、ここからですよね、明徳高校の皆さんがいらしたの。
確かに、この曲に合いますよね!って思いましたし、皆さんの演奏も素晴らしかったです。
明徳高校、って確かダンスが凄かったような、と思ったら、吹奏楽部も東京ディズニーリゾートのイベントにも出たり、大会成績も凄かったりしてるんですねー、知らなかったです。
高校生の子達って、朝から晩まで、沢山練習してるし、素直で吸収も早いから、凄いものを作れる時期ですもんね。
今回のコンサートでも、動きも演奏も、堂々としていて、素晴らしかったです。

それから、この曲で、プラスチック製トロンボーンを剛さんが吹いてらっしゃったんですが、その流れが綺麗で、てっきり最初から組み込まれていたのかと思うくらいでした。なので、MCが余計に面白くて(笑)

この場面は、流れの綺麗さ、あまりの切り替えの早さと(笑)、駆り出された高校生の女の子の素敵な笑顔と、マイクフォローをする光一さんの輝く笑顔が、特に印象的でした(笑)

8曲目 願う以上のこと 祈る以上のこと
この曲も、なるほど、この曲、マーチングが似合いますもんね!って、見ていて楽しかったです。
キンキさんにしては可愛らしい曲調と、当時の披露の衣装の可愛らしさが印象的だったなあ、って思い出しました。

そうそう、衣装と言えば、今回、衣装がどれも凄く!好きでした。
もはや、ここの衣装が、というには記憶が不確かすぎるんですけど、どれも綺麗で、凝ってもいて、色使いも良くて。
大体、1コンサートに1つくらいは、何故この色使いに?!っていうものがある気がしますが(笑)、今回は、どれも好きでした。
光一さんと剛さんの違いが際立つような衣装も、同じ衣装も。こんなの着こなせるの光一さんだけですよね、みたいなきっちりしていてかっこいい衣装もテンションが上がりましたし、よくこれを着こなせますね、っていうのを違和感なく着ている剛さんも、見ていて楽しかったし。

踊る曲の衣装の裾の動きも綺麗でした!それから、踊る曲の衣装は、その他の衣装より、こう、物理的にキラキラしてるというか(笑)、物凄く輝いている衣装が多かった気がして、どれも、どういう見せ方をするか、というのがよく考えられてるんだなあ、って感じました。
これはもう、DVDで見るのが、今から楽しみです!

9曲目
ボクの背中には羽根がある
これも、生で聴けて、凄く嬉しかったです!!
自分の中でのキンキさんのイメージの大きな一部分は、確実にこれだなあ、ってしみじみとした気持ちに、一瞬なりました。
また、コンサートという場で聴くと、余計に、お二人にの背中には、目には見えない羽根があってもおかしくない、という気持ちになって。
それから、こういう流れで聴くと、映像だけで見聴きするよりは重たさが少なかったような気がして、ちょっと新鮮でした(笑)
純粋に、未来へ向けて、ただ一緒にいよう、という曲にも聴こえて。
やっぱり、とても綺麗な曲ですよね。この繊細な歌詞が、キンキさんには、今も物凄く似合うし。
確かこの時、お二人それぞれ、なんだろう、塔のように上がっていく装置の上に乗ってらっしゃったと思うんですけど(違う曲だったらすみません!確か、願う以上のこと 祈る以上のことからこの曲までだったと思うんですけど!)、それがまた、お二人だけが、同じ高さの違う場所にいる、触れ合いはしないけど、共通の世界にいる、という感じで、ふと、曲に漂う切なさを思わせるようでした。場所が高いのもあって。
「ずっと君と生きてくんだね ボクの背中には羽根がある」かあ。この曲の歌詞は本当に、キンキさんが歌うからこその、という良さが確実にありますよね。

10曲目
Misty
ボクの背中には羽根がある」からの「Misty」→「Kissからはじまるミステリー」の流れは、もう、キンキさん王道、という感じで、特にテンションが上がりました!「Misty」と「Kissからはじまるミステリー」は特に、DVDで見るのが凄く楽しみです。
「Misty」、曲自体も季節に合っていて良いですし、動いていくコンパクトなステージ上に二人だけで、ガッツリ踊ってらっしゃるのが、凄く凄く凄くかっこよくて!

なんだろうなあ、やっぱりキンキさんは、二人という単位でしかないんだ、っていうのが、強く伝わってきました。
こうやって、二人だけでやってこられたんだな、って。
単純に、バックをつけないでやれるかっこよさってあって、それが出来る強さが、キンキさんにはあるんですよね。

二人だけで世界観を作ることが出来るし、二人だけで完結出来るし、それだけの華と個性の強さがある。かつ、そのほうが、なんだろうなあ、良い緊張感がある。二分の一だからこそ、自分の受け持つ部分が大きいからこその良い張りつめ方を感じて、とってもかっこよかったです。
より、表現の純度が高くなっているようで。

上から見ると、余計、なんというか、味わい深い光景でした。二人だけが、二人だけの空間で踊って、歌っているお姿が。
そして、あんなに動いて、ここまで歌声がぶれないのか、っていうのも、凄く驚きました。
いやあ、生で見聴きすると、本当に、何故ここまで歌えるんだ、って、純粋に驚きますね!
上から見ていても、お二人の角度等諸々、工夫してあるんだろうな、っていうのが伝わってきたので、これも、映像で見るのが凄く楽しみです。
そして、出来たら、ほんの少し、上からの映像も入っていたら良いなあ。
上から見るあの光景も、本当に、ハッとするくらいかっこよかったし、キンキさんの強さが感じられて良かったので。
一対の美しさと強さ。否応無く作られる世界。長く第一線でやり続けられているだけある、ってしみじみと感じました。

11曲目
Kissからはじまるミステリー
この曲も、こんなにかっこよかったのか!って、新鮮に驚きました!
「君が欲しい」という歌詞に合わせて、お二人がそれぞれ、違う方向を指さす、という絵のかっこよさもあったし、踊り方もかっこよかったし。
あれも、二人だからこその研ぎ澄まされた美しさがある絵だったなあ、って、帰ってきてからもよく思い出します。
三人以上でやると、ああいうのも、やっぱりぼやけるように思うんですよねー。
二人、って、やっぱり色々と鋭くなる。そして、一人だと、あの鋭さは出ないんですよね。
しかも、二人組だったからそうなったのか、元々、そうだった二人が二人組になったのかは分かりませんが、お二人とも、あの鋭さが凄く似合うんですよね。一対しかない、という二人組のグループだからこその強い鋭さが、凄く似合うお二人なんだな、っていうのが、今回、生で見聴きしたからこそ感じた、一番強い感情だったような気がします。
そして、Mistyにしろ、Kissからはじまるミステリーにしろ、強烈に、「一対」というのを感じさせられる振り、衣装、位置取りで、それこそ、キンキさんの原点ってここなんじゃないかな、という感じで、凄く好きでした。

沢山の人を従えて歌い踊るキンキさんも、凄く似合われてるし、帝王感があって良いのですが、二人のみの力で作り上げる形が、他を寄せ付けない鋭さがあるようで、とても魅力的で。

それから、アイドルさんっていうのは、コンサートという空間では特に、時空を歪めるな!っていう驚きもありました。
15年以上前に出した曲を歌われているのに、こんなに違和感がない、というか、似合いすぎている、って、もう、時空を歪めているとしか思えない、と思って。歌詞的にも、少年の歌なのに、歌声的にも、パフォーマンスとしても、違和感が無さすぎて驚きました。

12曲目
ジェットコースター・ロマンス
まず、この季節にこの曲を聴く面白さがありました(笑)
そして、コンサートだと、こういう楽しさがある曲になるんだなあ、って感じました。
確かに、キンキさんにしては、突き抜けるような明るさがありますよね。

それから、映像でしか見たことが無かったペンライトの動きが、上から見ると、映像よりも綺麗で楽しかったです(笑)
それと、剛さんのまわし方が、さり気なく、ロックダンスのトゥエルっぽくなっていて、それもほんのり面白かったです。
剛さんだけ、なんかかっこいい!ダンスの上手さ出ちゃってる!みたいな(笑)
あれ、多分、無意識なんだろうなあ。
剛さんは、ロックダンスが似合われますよねー。関節の使い方とか、リズム感の良さとかが合うんだろうなあ。
そして、光一さんの動きが全力なのにほんのり優雅で、それも面白かったです(笑)
これ、確か、剛さんが去年かな、に言い出されたやつでしたかね?
うろ覚えですが、光一さんが思いつく系統ではないような。どうだったかな。
剛さんがなんとなく始めたことを光一さんが全力で気に入ってらっしゃる、あるいはその逆にしても、キンキさんではよく見ますが、あれ、本当に微笑ましいなあ、って思います。こう、自分にない発想を楽しめる関係性って大事だよなあ、って。

13曲目
スワンソング
いやあ、これも、コンサートという場だと、ああいう映え方をするんだな!って感じました!
改めて聴いても、本当にドラマチックで、この世界観を背負えるのなんて、キンキさんだけだろうな・・・!っていう気持ちにもなって(笑)、良かったです。音も歌詞も、これでもか、というくらいドラマチックなのに、全く動じず、負けないキンキさんの強さときたら!
まあ、キンキさん御自身が、お二人それぞれ個人としても、お二人としても、そしてお二人の関係性も、凄くドラマチックですもんね。
ここまで複雑な、二重三重のドラマを内包しているデュオも珍しいだろうからなあ。

コンサートという場で聴くと、スピード感もあって、それも映える一因なんだろうなあ、って感じました。
それから、ジェットコースターロマンス→スワンソング、って、季節も(笑)、歌詞のテンションも全く違うのに、違和感なくスッといけるのは、スワンソングが意外とスピード感のある曲だからなんだろうなあ、きっとこういう流れも考えてあるんじゃないかなあ、って、帰ってきて感じました。
ここは特に、世界観がガラッと変わる二曲だし、発売された時期にもかなり開きがあるのに、あそこまで違和感がなく、ステージ上の世界観をきっちり変えられるのは、照明、歌声、演出、あらゆるものを、さりげなく上手く使ってあるんだろうな、って。
何より、キンキさんの、サッと世界観を変えられる技術と歌声とがあってでしょうし。

前半の終わりがこの曲なのがまた、ドラマチックで素敵でした!

あとはMCと後半を、「時間はあるないじゃなくて、作るものだから」という、組んでいた同期の子の言葉を胸に、がっつり時間を作って、出来れば年内に書き上げたいと思います!