小さな世界

今日で、久しぶりのバイト五連勤が終わりました!

明日は、公務員試験を受ける友達が、面接対策としてうちの近くの観光地を見たい、と言っているので(笑)、楽しく案内してくることになっています。
楽しみです。

楽しみと言えば、先日、明日行くことにしている近くの天満宮で夏越祭りがあったので、二年ぶりに浴衣を着て行ってきました。
バイト後だったんですけど、久しぶりに浴衣を着ることが出来て、テンションが上がって、とっても楽しかったです。
確か、小学生の頃、無料で夏休みにやってくれる礼儀作法教室、みたいなのに通った頃に浴衣の着付けも習ったんですけど、小さい頃に真剣にやったことは覚えてるもんですよねー。5分あれば自分で着ることが出来るので、億劫に思わずにすんでありがたいです。
思い返すと、あの頃から自分は、そういうお得系イベントというか、無料で参加できる!みたいなのを見逃さない性格だったんだなあ(笑)
生け花とかもそういうイベントで経験したし、結構、そういうイベントを逃さず、貪欲に活用してました。今もそうですけど(笑)
自分のそういうところは、嫌いじゃないな、って思えます(笑)

そうそう、私は、祭りに行ってそこで盆踊りが行われていたら必ず参加する主義なのですが(笑)、最近は、それこそマイケルの「Beatit」とかも組み込まれていて、とっても楽しいですね!
浴衣の人々が、頑張ってマイケルを踊る光景が楽しすぎて(笑)
勿論、踊るのも凄く嬉しく、楽しかったです。
あとはもう、踊り慣れてる地元の地域の曲なので、夜の外、しかも天満宮で踊る楽しさを満喫しました。
盆踊りって、不思議と高揚感があるんですよねー。やっぱり、円になってまわる、っていうのは、何かあるんでしょうね。恩田さんの作品で、そういう文章を読んだ気がするなあ。明日にでも探してみます(笑)

それから、バイト先に関しては、もう3ヶ月くらい経つので、だいぶ慣れたのですが、慣れたぶん、人間関係がなかなか楽しいです。
今、本当に最低人数ギリギリ、という感じなので、会う人も固定してくるんですけど、まあ色んな人がいて。最近は、18歳の、これは確実にヤンキー系だな、っていう女の子と仲良くなって、ここに書くのは憚られるくらいの内容の話を凄く楽しくしているんですが、多分、土地的にも、中学の後輩な気がしてなりません。

中学から足を踏み外しちゃってー、って言ってたんですけど、ここら辺でヤバい、と言われるところって、私の母校な気がするんですよねー。
あえて聞かないでいるんですけど!(笑)
母校って言っても一年くらいしか行ってないし、東京の小学校が小学校なのに凄かったからか、そんなに荒れてるとも思わなかったんですけど、まあ確かにそっち系の子はいたような。そして、あの頃も、その子達ともそれなりに楽しく喋ってたような。

私はそもそも、ヤンキー系の子や奔放な子が好きだし、楽しく話せるんですよねー、意外と。なんだろうなあ、もともと、その要素が自分にもあるのかなー、全然、そんな感じはしないんですけど(笑)

でも、そういう子の方が、意外と、真面目です、っていう人達よりもずっと、まともというか、良いな、って思える考え方をしてることも多いんですよねー。筋が通ってたり、自分のことは自分で背負うしかない、っていうことが実感としてちゃんと分かっていたり。人懐っこいし、人に対して、凄く真っ直ぐ飛込んでくるし。といっても、私が関わるのは、そっちの道の奥までは行っちゃってない子達なので、奥まで行っちゃったらどうなるのか分からないですけど。
でも、普通です、真面目です、って自分で思ってる人ほど、「え?」っていう言動をされることが多めだったり、人の気持ちにあんまり興味が無いのかなー、って感じたりすることがあったりするような気がします。

御客様との関わりでも、結構、そう感じるんですよねー。

御客様との関わりと言えば、4日前かな、とっても嬉しいことがありました。
御家族三人、御両親と、お子さんが5、6歳くらいの女の子だったんですけど、普段通りの接客をして、お会計をして、ってしていたら、急に、女の子が「はい」って紙を渡してきてくれて。

驚きつつ、「ありがとうございます」って受け取ったら、笑顔の私の絵と、ひらがなで「がんばってね!」っていう文字が書いてあって!
もう、ほんっとに驚いて、嬉しくて、「ありがとうございます、大事にしますね」ってお伝えしながら、うっかりちょっと涙ぐみかけました(笑)
お母様も気が付いてらっしゃらなかったみたいで、驚かれていたんですけど、私が「大事にします」ってお伝えした際に、笑って「大事にしなくていいですよー!」って明るくおっしゃってて、大らかで素敵でした(笑)

見られていることにも、絵を描いてもらっていることにも、全然、気が付いていなかったので、本当に不意打ちでびっくりしました。
そもそも、私、誰かに自分の絵を描いてもらったことも、その絵をいただいたことも初めてだったので、もう、凄く嬉しくて。
私にくれるつもりで描いてくれたのか、描いたあとで、あげようと決めてくれたのか分からないんですけど、どちらにしろ、あげよう、と思ってくれたことがまた、嬉しくて。お子さんのあの真っ直ぐで、ある意味、意図の無い気持ちって、こんなに嬉しいんだなあ、って思いました。

そして、絵が、制服とか髪型とか、よく描けていて、何より、笑顔なんですよねー、楽しそうな笑顔をしている私を描いてくれていて、ああ、こう見えてくれたのかなあ、とか思うと、それも嬉しいし。
早速、帰ってから、写メを撮り、紙は家にあったシートでラミネート加工をして、きっちり保存、いつでも見られるようにしました(笑)
この絵を見たら、いつでも、なんでも頑張れそうな気がします。
凄く凄く嬉しくて、その日は色々と大変だったんですけど、難なく乗り越えられました(笑)

それにしても、「はい」って渡してくださったときの、気負いのない感じとか、「ありがとうございます」ってお伝えしたときの、ちょっとはにかんだ笑顔とか、もう凄く可愛い女の子だったんですよねー。あんなに可愛い女の子に「がんばってね!」って言ってもらえたらもう、なんだってやれそうな気がします(笑)
お子さんがくれる力っていうのは、本当に大きい物なんだなあ、って実感しました。長く見守っている子だったら、余計なんでしょうねー、きっと。思わず、家庭教師をさせていただいていた子のことも思いだして。今も、ふと思い出すんですよねー。楽しい高校生活を送ってるかなあ、ニコニコしててほしいなあ、って思うし、いつも元気に、幸せでいてほしい、って思うし。

最近、夏休みで、お子さんの接客をすることも増えて、私、実は子供好きなのかもしれないなあ、って感じます。
というか、多分、年下の子に弱いんですよね。後輩でもそうですけど、自分より年が下の子には、無条件に、幸せでいてほしい、あまり悲しい思いをしないでほしい、って咄嗟に思ってしまうというか。
こう書くと、なんだか重いんですけど!(笑)

ということで、バイト先とか、近くの天満宮とか、割とコンパクトな、小さい世界で生活してるんですけど、人間、皆、そうなるんだろうなー、って最近は思います。自分が知ることが出来る人、特に、ちゃんと「知ってる」と思えるくらいの関係を築けるのなんて、多分、どんな立場の人であろうと、ほんの少数で、きっと皆、凄く小さな、狭い世界で生きてるんだろうなあ、って。
でも、その小さな世界に、色んな喜怒哀楽が渦巻いていて、小さな世界だからって、退屈だというわけでは決してないんだよなあ、みたいな。
自分が知っていること、知っている考え、生き方なんて、ほんの少ししかなくて、小さなものなんだ、ということを肝に銘じながら、柔軟さを忘れずに生活していけたら良いな、と思います。

五連勤後なので、バイトの話が多くなってしまいました。
今日はここまでにして、明日に備えて寝ようと思います!
剛さんのアルバム感想も、物凄く楽しく書いてるんですけど、楽しすぎて、書き上げるのにはもう少し時間がかかりそうです(笑)
好きだなと思えるものについて、言葉や表現を探しながら、自分の感覚を書こうとするのは、独特の楽しさがあるなあ、って思います。
そういう独特の楽しさを貰える、というだけでも嬉しいです。
勉強も、8月からはまたもう少し違うところから深めたいと思うので、上手に力も抜けるように試行錯誤しながら頑張ります!
おやすみなさい!