変えられること

とりあえずここ数日何をしたかを書いておきます。
最近気が付いたんですけど、やっぱり人間、忘れる生き物ですよね。本当に、書いとかないと覚えていられないことって沢山あるんだな、って思います。
19日は、18日が誕生日だった同期の子のお誕生日のプレゼントにお菓子を買って、自分のバッグを買って、監督が行かれてる道場のほうに出稽古に行ってきました。

買い物のほうは、大型ショッピングモールに母と行ってしたのですが、久しぶりに母と出かけた(ような気がするだけかもしれませんけど)ので、楽しかったです。色々と話をしながら、一緒にアイスを食べたりもして。最近は特に、ゆっくり話す時間をなかなか作ることが出来ないので、良かったです。

それから、自分のバッグは、もうずーっと変えたいと思いながら、なかなか気に入るものがなくて、今のでいいか、って使い続けていたので、やっと、気に入るものを見つけられて良かったです。
ここで買ってみたいな、って思っていたお店のなんとかセールのものだったんですけど、色も黒でシンプルで、とっても軽くて、本が3冊は入る、頑丈そう、雨に濡れても平気な素材、ということで、気に入って。いやあ、良かったです。これならデザイン的にも強度的にも、5年は使えそうだし、値段も4千円くらいで、あのお店にしては、物凄く安くなってたし。良い買い物が出来たなあ、って嬉しかったです。

監督が行かれている道場は練習時間が割と遅くて、21時〜24時だったので、終電も何もなくて、監督に送っていただいてしまいました。

同期の子2人を誘って行ったんですけど、学ぶことが多くて、雰囲気も良くて、行けて良かったです。うーん、本当、雰囲気だけでいくと、あそこが今まで行った中では一番良かった気がしました。

凄くあたたかく迎えていただけて、嬉しかったです。
何より嬉しかったのは、女性の物凄く上手い方に会えたことでした。
その方、学生時代から凄かったらしくて、全国大会で優勝もされたそうなんですけど、もう、突きから何から、全然違いました!多分、50歳くらいにはなられるのかな、監督の2つ上ということは。なのに、動きのキレも力強さも、とっても凄くて、感動しました。
他の道場の長もされてただけあって、教え方もお上手だし、優しく接してくださるし。
女性でも、こんなに上手く、強い方がいらっしゃるんだ、っていうだけで、なんだか勇気が出たというか、自分で変に限界を見定めようとしないでいいんだな、って思えました。
また、以前の、今よりもっと荒々しかった時代にやってらっしゃった方なので、実戦的なんですよね。そこも、凄く参考になりました。

それから、20日は、近くの天満宮に行きました。
千灯明以来かな。ただ、1時間近く歩いて行って、周辺のお店を見て「綺麗だなー」って思って、帰りにコンビニで季節限定のお酒を買って帰っただけなんですけど(笑)、行って良かったです。
今、手ぬぐいって、綺麗な柄が沢山あって、飾ることもあるんですね。
この前までは無かったのか、自分が気が付けていなかっただけなのか分からないんですけど、手ぬぐいのお店があるのを見つけました。そこは戸の上半分くらいかな、の長さの暖簾がかかっていたんですけど、そこをくぐってみた瞬間に、ふっとお香の香りがして、驚きました。
外にいるときは全然、しなかったのになあ、って。

それから、香りで店の中と外が区切られてるように感じられて、何だか雅だなあ、流石、まほろば、という古語をよく使う街なだけある、って改めて思いました。キャッチコピー的によく使われてるんですよね。まほろば。「素晴らしい場所」「住みやすい場所」って意味らしいんですけど、音も柔らかくて、確かに、希望のような、桃源郷のような、そんな響きがあるような気がして好きです。

手ぬぐいの柄も美しいものばかりで、落ち着いた雰囲気と微かに香る和の香りと、全てが調和しているような、良いお店を見つけられて良かったです。眺めるだけで、驚きもあって、色々忘れて快い気持ちになりました。

香りも、気持ちをほぐす、という意味では良いなあ、って改めて感じたので、自分の部屋でも、ちょくちょく、誕生日に貰ったお香なんかを焚いてみようかな、と思います。
そうそう、最近、入浴剤とか、お香とか、貰い物で、なんか使っちゃうの勿体無い、って思っていたものを、ちゃんと使っていこう、って思って、入浴剤のほうから使い出してます。
置いて眺めるのも嬉しかったんですけど、そろそろ、使わせてもらおう、っていう気持ちに自然になることが出来たので、きっと今が使い時なんだろうなあ、って思って。
入浴剤も、今は良い香りや凝った香り、思わず使ってみたくなるものが多くて良いですよね。

それから、21日は後輩2人と同期1人と、4人で飲んできました。女の子ばかりだったので、女子会プランにして、食べ呑み放題にして。そこは居酒屋の割にお料理が美味しいので、女の子ならそこが良いかな、って思って。私は、あんまり後輩を連れて行く、ということが出来ていなかったので、良かったです。前回も今回も、何ならその前も、声をかけてくれる同期の子に、行く行く!って乗っただけなんですけどね(笑)
そろそろ、引退前に自主的に企画もしないとなあ。

今日、22日は、母を手伝って、明太子のパスタを作ってみました。そこそこ上手くできたんですけど、私は母の和風の味付けがちょっと苦手で(笑)
次は自分好みな感じで作ってみたいなと思いました。そうそう、今日は、母が、クリームコロッケを作ってみたい、って言っていたので、今度、二人で作ってみたいなと思います。

それから、14時くらいからちょっと街に出て、古本屋さんを巡って、ご飯を食べて帰ってきました。今日は久しぶりに不安定になる日だったみたいで、何というか、寂しいような悲しいような気持ちで歩いていたんですけど、電車の中で音楽を聞いていたら、なんとなく気持ちが楽になりました。

夕方の電車に乗って音楽を聴くのは好きなんですよね。今日は、サラ・ブライトマンさんの「Time to say goobye」と剛さんの「電」、中島みゆきさんの「荒野より」を何回か聞きました。どの曲も好きです。サラさんのこの曲は、いつ聞いても、どんな時に聞いても、心洗われるような、歌詞のように、新しく漕ぎ出していけるような、そんな気持ちになれます。

剛さんの電はもう、いつ聞いても名曲だな、って感じます。剛さんの歌声はほんっとにギフトだなあ、って。今日は、「たまらずに震えた」っていう歌詞が、剛さんの歌声で剛さんが歌うべき歌詞だな!自分に合う歌詞を歌う天才だな、剛さんは!って改めて思いました。こういうのが本当に合う。

そして、中島みゆきさんの「荒野より」も歌詞が凄く好きです。力強くて、潔くて。ちょっと泣きそうになりますもんね、聴くたびに。また、歌詞と曲がよく合っていて良い。この曲は、家の近くまで帰ってきて、そういえば新しくコンビニが出来たんだった、行ってみよう、って思って、だんだんと日が暮れていくのを眺めつつ歩きながら聴きました。

昨日今日は、本を読んだり、ってここ数日はずっと読んでるんですけど、家事をしたりしてみたんですが、家事って良いんだなあ、って、多分、初めて素直に思えました。なんかこう、身体を動かすからか、気分転換にもなるし、サッと終わらせることが出来ると気分が良くなるし。って言っても、特に沢山は出来てないんですけどね。
でも、無心になれるし、確実にやる前とやった後だと状況が変わっていて、やったことがはっきり分かるし。こうやって、一つ一つ片づけていけば物事が変わる、っていうことを実感することが、今の自分には大事なんだろうな、って思います。

日頃使っているものを買い替えるだとか、行ったことが無いところに行ってみるだとか、香りが変わる、っていうことに気が付くだとか、家事をしてみるだとか。
そうやって自分が動くことで、日々は変わる、っていうことを沢山、実感して、自分のことや、自分の毎日のことは、自分自身で変えられるんだ、って何度も何度も思いたいというか。

そうしていれば、学校に行けなくなる、ということは変えられないのか、っていう諦めに似た気持ちに負けないでいられるかもしれない、っていう気持ちになりたいんですよね、多分。

こうやって過ごす毎日は良いな、って思えるので、あと数日、オフの間にやりたいことを出来るだけ多くやっておきたいと思います。