おめでとうございました!と、町へ出ようという気持ち。

まずは、キンキさん!
何日も遅くなってしまいましたが、デビュー記念日、おめでとうございました!
これからも、楽しく、キンキさんの活動を応援させていただきたいです。
ふと思ったのですが、キンキさんのデビュー日が夏、ってなんだか不思議です。
あまり太陽のイメージ、夏のイメージが無いお二人なので(笑)、7月、っていうのがなんだかピンと来なくて。
キンキさんのあの冬の似合い方は凄いですよねー。何故あんなに、凍えそうな夜・・・、みたいな雰囲気が似合うんでしょう。同じ二人組でも、タキツバさんは逆に夏っぽいイメージです。お二人とも。ジャニーズさんは色がハッキリしてらっしゃる。
とか言いながら、私、「夏の王様」凄く好きなんですけどね!
ああいう歌詞があまり似合われないお二人が歌われるからこその良さがあって。
あと、「ルーレットタウンの夏」も好きです。あれは逆に、凄くキンキさんっぽい。ちょっと悪夢っぽくて、薄暗さがあって。また、どちらの曲も、あの年代の、若いお二人が若い歌声で歌われるからこそ、っていうのが凄くあるなあ、って感じます。

勿論、今歌われるからこその味わい深さって絶対あるんですけど(「ルーレットタウンの夏」も今のお二人で聞いてみたいです、凄く)、あの年代で歌って出していたことが重要というか。キンキさんは、そういう曲が多いよなあ、って思います。そういう意味で、アイドルさんとして正しい道を歩んで来られているような。

気が付いたら、なんだかあんまりお祝いっぽくない文章になりましたが(笑)、お二人がアイドルであり続けながら、どうやって活動していかれるのか、とっても楽しみに見させていただいているので、こうやってお祝いできるのが嬉しいです。

そして、ここからは自分のことになるのですが、今日は二科目、試験がありました。
とりあえず、行って受けてくることが出来ました。
去年の後期はそこまで辿りつけなかったので、良かったような、退化して少し戻っただけだから全然、意味が無いような。
しかも、本当に勉強できてないので、多分、駄目なんですけど。それでも、受けることは出来てる、っていうことに、少しだけホッとします。
前回よりは、っていうだけで、少しだけ慰められるというか。それでも、講義にほとんど出ることが出来なかったので、本当、何にもならないんですけどね。

父に、明日はこうしなきゃ、じゃなくて、駄目なこと前提で、少しでも出来たら「良かった、出来た」って思うようにしなさい、って言われて、というか、割と前からそういえば言われ続けてきた気がするんですけど、今回、ようやっと、少しだけ、そういう気持ちが分かるようになっている気がします。
自分に対して、こうしなきゃ、ああしなきゃ、って強張っていくのとは違う感覚を、初めて掴めているような。

父はもともと、割と変わった人で、周りにも変わってると言われていて(娘から見ると、賢い人だな、って身内びいき込みで思うんですけど)やりたいことをやりなさい、って言ってくれるんですよね。それを、私はあまりピンと来なくて、ずっと分からなくて。
そもそも、自分がやりたいこと、好きなことが分からない、っていうタイプだったので。今も割とそう見えるらしいんですけど、咄嗟に、相手が気を悪くしないように、気まずい思いをさせないように、ってするために、自分を偽る癖がついているというか。まあ、単に自分が良い子でいたいだけなんでしょうけど。それが、あまりにも小さい頃から、あまりにも自然に身についていたので、未だに、自分のこととか、よく分からないし、正直、普段生活しているときは、そこまで興味も持てないというか。こうやって文章を書こうと思うのは、書く、となると自分のことを少しは考えられるから、っていうのもあるんですよね。

という訳で、好きなこととか、やりたいこととか分からなかったんですけど、今やってる部活や格闘技については、間違いなく好きで、やりたいと思えるので、それは良かったよなあ、って思います。

話が逸れてしまいました。という訳で、今回は、そんなに、強張る感じもなく、とりあえず、とりあえず、って言い聞かせながらやれているので、少しは、半年くらい前よりはマシなのかなと思います。一年前、二年前よりはずっと駄目ですけど。リアルに、三歩進んで二歩下がって一歩進んで四歩下がる、みたいなことを繰り返しています。これが人生なのか・・・!みたいな気持ちです(笑)

そして、今日は、家の近くの天満宮のお祭りに行ってきました。帰ってきてから。これも、チラシで今日だと知ってはいて、行こうかな、って思ってはいたんですけど、ギリギリまで、行かないでおこうか、無理かな、って思っていました。でも、私、こういうことが多いんですよね。結局行かない、行けない、みたいな。それを少しでも変えられたらな、っていうのもあって、ふと動けたので、逃さず行ってきました。

「千灯明」って言って、天満宮の側の池の橋だとか、その周りだとかに蝋燭を千本立てて火をつける、池に映る火も美しい、天神様の御霊を慰めるための行事があって、これを見たかったんです。一度、それこそもう何年前なんだろうなあ、私が凄く大事に思っている子と二人で行ったことがあって。二人ともまだ子供だったような。中学生くらいだったのかなあ、浴衣を着て。彼女の髪を結んだような気がします。確か。私と彼女は結構身長差があって、私のほうが背が高いので、なんとなく姉妹のような、身内のような、そんな不思議な気持ちになった覚えがあります。そして、火が凄く綺麗で。
それを覚えていたので、何だか見たくなって。

20時からだったんですけど、なかなか思いきれなくて、20時17分くらいに、よし、行こう、って思えて。そこから、全速力で自転車をこいで、20分くらいで着きました。それでも、もう21時前で、盆踊りももう終わるかな、という感じで。
参道に、和紙に、おそらく一般の方々がそれぞれ絵を描いてつくった囲いに囲われた蝋燭が並んでいて、それだけでもう趣があって、その光景を見ただけで、来て良かったなと思いました。浴衣を着ている人がそれなりにいて、チラホラ、いつもは夜は閉まっているお店が開いていて、かき氷を売ってあったりもして。
そんなに規模が大きくないからこその良さがありました。

肝心の千灯明は、今日は風が強くて、ほとんど消えてしまっていて残念だったんですけど、本殿が綺麗で。茅の輪くぐりをしたら、本殿へ向かう道は、絵が描かれていない、白い和紙で囲われた蝋燭が並んでいて、蝋燭を和紙で囲うと、こんな風にぼんやりとした、落ち着いた灯りになるんだなあ、って感じました。
そこから、先の本殿に目を移すと、中の明かりが夜に凄く映えていました。ちょっと見惚れてしまうくらい。
そこから更に上に視線を移すと、傍の大きな木達の存在感にハッとして、その更に上には、久しぶりに見たような気がする星がそれなりに多く見えて。
神社とかお寺とかって、何であんなに、空が広く感じられるんでしょうかね。それこそ、大木の役割も大きい気がするんですけど。
久しぶりに、空と大きな木と静かな灯りと、しっとり立つ本殿と、っていう光景を見て、なんというか、足りないものは何もない、みたいな気持ちになりました。こういうことをきちんと感じられる機会ってあんまり無いよなあ、って。空は広いんだな、とか、まだ星が見えるんだな、とか。本当に、星があることを思いだしたの、いつぶりかな、って思ってびっくりしました。
あそこに昼に行っても、全然、そんなことは感じないんですけどねー。
やっぱり、夜には夜の魅力、夜にしか見えないものがあるんだな、って思います。

で、そこで、天満宮の敷地内の空き地で盆踊りが終わって抽選会をやっている声を何となく聞いて、千灯明は見れなくても、今日来て良かったな、という気持ちになって、さて帰ろうか、と思っていたら、何か聞き覚えがある曲が聴こえてきて。
自分の耳を疑いましたが、聴こえてくるイントロがもう確実に!マイケル・ジャクソンの「Beat It」なんですよね!!(笑)
いやもう、久しぶりに自分の耳を疑いました。ここ天満宮だし、さっき盆踊りは終わったし(盆踊りにしてもおかしすぎる)、抽選会やってたし、あれ?私間違えてるかな?って一瞬で物凄く心乱れました(笑)
が、曲が進んで、あのマイケルの歌声が聴こえてきて、間違いない、「Beat It」だ、って思って、とりあえず空き地に行ってみました。
そしたら、更に衝撃を受けたんですけど、浴衣姿の、割とお年を召した・・・、と言っても60代なのかな、くらいから女の子、と言える年の子まで、10人いらっしゃらないかな、くらいの女性達が、小さなステージの上で、結構マイケルのオリジナルの振りに忠実な形で、盆踊りと同じように輪になって進みながら踊っている、っていう(笑)
しかも、年代が上の方々は、やたら動きが日本的かつ、その方面としては、おそらくお上手なんだろうな、という感じで、本当に、「何これ、いやでも、とりあえず凄いな、何かよく分からないし、インパクトありすぎるけど凄いな!」って思っていたら曲が終わって、キメも終わったので、とりあえず、よく分からないながらも思わず、大きな拍手を送って(笑)

そしたら、司会の女性が、「締めに〜とか、先生方〜」とかって言ってらしてて、天満宮でやる祭りの盆踊りの締めで、かつ、先生クラスの方々も入ってやるのが「Beat It」って、何故それになったんだ、何でそれで行こうと思ったんだ、天満宮的にはそれで良いのか?!と、物凄く!!面白かったです!(笑)
いやー、こんなに愉快な気持ちになったの久しぶりだな!って思いました。なんて破壊力のある・・・(笑)
また、照明がさり気に凝ってたんですよね、色の変わり方とか、点滅のさせ方とか(笑)
そしてまた、何が凄いって、先生方も天満宮側も柔軟で凄いですけど、異国の、まあ何だかんだ宗教的なお祭りの(天神様の夏祭りなので)締めに曲を使われるマイケルですよね。
まさか、マイケルの偉大さに思いを馳せることになるとは、行く前は全く思っていませんでした。
そして、それなりにしんみりしていた気持ちを思いっきり崩されたというか、空と大木と神殿と、それだけを感じるのも良いけど、他にも必要なものあるわ、いっぱいあるわ、みたいな、吹き出しながら急に夢から覚めるみたいな愉快な気持ちになって、この感覚、どちらも、どこかで知ってる、というか、何かに似てる、と思ったら、剛さんのファンとしての気持ちの動き方にとっても似てるな、って思いました(笑)
しんみりさと、それだけじゃない、インパクトのある「えー?!(笑)」みたいな破壊力、そのどちらもが何の問題もなく共存してる感じが(笑)
そして、私はそういう人や出来事が凄く好きなので、今日はとっても楽しかったです。
よもぎ味と普通の味のお餅も買えたし。

そして、こんな風に、自分から動けば何かしらある、思いもつかないようなこと、行かないと分からないこと、刺激的なこと、何かしらがあるんだから、ちゃんと自分で動こう、外に行こう、この夏は、って思いました。
それだけでなく、また映像の作品を見てみたり、今まで読めていなかった本を読んだりして、自分から、楽しい事、好きなこと、やりたいことを探していく夏にしたいなと思います。それが、なんだかんだ大事なんだろうなあって。今まであまりやってこれなかったことだし。
それから、自転車をのんびり夜に漕ぐのはなかなか良いなあ、と思いました。風が涼しい日なら特に。それだけで少し気持ちが軽くなって。
なので、書は捨てませんが、町へ出よう、って素直に思いました。動きたい、行ってみたい、気になる、って思ったら、とりあえず動いてみたいな、って。そう思えるくらいには、少し気持ちが落ち着いてきてるんだろうと思います。
試験は来週が本番、というタイミングなので、今までとは少し違うような気がします。この気持ちを糧にして、試験と明日で書き終わらせる暑中見舞いを頑張ってこようと思います。