自分に相応しい締め

なんだか物凄く重そうなタイトルになってしまいましたが、今日は激しく殴り合い、蹴り合うほうの大会で、全然、上手い事出来ずに、自分はなんて下手なんだ、と落ち込みました、という話です(笑)

もう、ほんっとに、私、まだまだ全然だめだ、下手だ、っていう思いを噛みしめました。
以前よりは少しは良くなったと思ってたんですけど、もう全然、まだまだでした。

反応はある程度出来るんですけど、そこからが。
あーあ、もう、本当に申し訳ないです。
今日は、個人戦ではなく、団体戦で出たんですよね。
先鋒、中堅、大将の三人で出るんですけど、そのうちの中堅で。
私は団体競技というものがやっぱり苦手だなあ、って思いました。
駄目だった時の申し訳なさがもう。

でも、今日で前期の練習が終わって試験休みに入るんですけど、締めとしては良かったようにも思います。

6月の大会では、凄く良い結果が出て、それはそれで良かったんですけど、やっぱり自分には、こういう、駄目だ、もっと出来るようになりたい、上手くなりたい、って思える終わり方のほうが相応しいな、って思います。

喜びよりも、不甲斐なさや悔しさのほうが、ずっと強い。というか、よく分かるんですよね、自分の中で。喜び方よりも、不甲斐なさを噛みしめたり、悔しさを噛みしめたりする方法のほうがずっと分かる。

最近、色々あって疲れていたからでもあると思うんですけど、終わった後は泣きました。
私、基本的に大会では、ありがたいことに入賞させていただくことが多いので、こうやってちゃんと駄目だった、って噛みしめて落ち込んで、もっともっと、って純粋に駆り立てられる気持ちになれる機会って少ないんですよね。

なので、そういう意味では、全く駄目だった、というのは、良くもあったなと思います。
結局、形がきっちり出来ても、他のことが出来ても、この、防具をつけてガツガツやり合うほうが強くならないと、半端なんですよね。
格闘技としては、ここが強くならないと意味が無い・・・とまでは言えませんけど、それくらいの気持ちがあります。

なので、今後は、怪我を恐れすぎず、もっと練習をしたいです。
本当に、これの練習をすると、ここ数週間でも後輩3人が骨折しちゃったくらい、怪我をしやすいので、難しいところではあるんですけど。

私自身は、ここまで、大きな怪我なく、今日も、相手の蹴りを足で防ぐことで自分の利き足があざだらけになった以外は無事だったので、その面では良かったです。しばらく練習できなくなるのは辛いし。

本当に、自分の下手さを噛みしめることが出来た、という意味では、良い機会をいただいたなと思うので、ここで一度区切りをつけて、ここからまた、街の道場等で練習していきたいと思います。

そして、明日からは役職の仕事をしつつ、試験勉強をガツガツしたいです。
うん、ここまで駄目だった方が、むしろ、スッキリ終われる感じもします。
団体戦とはいっても、うちはそこまで、優勝したところとかよりは力を入れていないのもあって、6月の大会よりはプレッシャーが少なかったし、結果に対しても、そんなにそんなに、という感じもあるし。
そういう意味では、大学ごとの伝統ってやっぱり大きいよなあ、と思います。伝統的に強い方には、それなりのプレッシャーもあるんですよね。そのぶん、良いものを伝えていただけもするんですけど。

そして、そういえば、母にはずっと、殴り合い蹴り合うほうはそんなにやらなくて良い、怪我だけはしないでくれ、って言われていて、今日もそこを心配してもらって思い出したんですけど、私、母はもっとこう、私にそんなに興味が無い人だという感覚があったんですよね。
10歳くらいまで。で、ふとこの前、そんな話になったら、丁度その頃まで、母は私の下にもう一人は絶対に欲しい、って思ってたらしくて、驚いたと同時に納得もしました。
私はただでさえ、母が「欲しい、欲しい」と思いながら出来ず、結婚後5年してやっと出来た、という子供だったんですよね。
なのに、その後10年も、そんなに長い間、諦めきれなかったのかあ、っていう素朴な驚きがありました。5年くらいで諦めてたんじゃないかな、っていう勝手な想像があったので。
母としては、自分が兄弟が多かったのもあって、1人じゃ可哀想だから、私の為にも、どうしてもあと1人は欲しい、出来たらあと2人、って思ってたそうです。
また、私も妹が欲しい、とか言ってた覚えがあるんですよねー、あれは酷い事を言いました。今になると申し訳ないです。

で、私が10歳になった頃に、やっと、という感覚が私のほうにはあるんですけど、1人で仕方ない、みたいな諦めを持つことが出来たそうで、確かに、その辺から、ある種の大らかさというか、柔らかさを感じるようになったような気がします。でも逆に言えば、それまでは望みを持ち続ける、という大変さというか何というか、があったんだなー、そういうものなんだなあ、と、少し圧倒されます。子供が欲しい、という気持ちは、なんかこう、迫力があって。

子供なあ。私は、自分の子供を通して、もう一度学校というところに関わるのが嫌だと思ってしまうので、今の所、子供が欲しいとは思えないんですよね。自分にとって絶対的に可愛い存在がいる、っていうのは凄く幸せなことなんだろうという感覚はあるんですけど、他の人でもまあ、似たような感覚はある、ような気がするので、それで良いかな、みたいな気持ちでいます。
年を重ねたときに、未来が繋がっていくんだな、って思えるのは安らかな気持ちになれそうですけど、私みたいに子供を持ちたくない子に育った場合はそんなことないだろうし。子供は巣立つものだしなあ、基本的に。

最近、就活の話だなんだを聞くと、結婚する気はあるのか、あるいは、子供を産む気があるのか、定住したいのか、転勤があっても良いのか、ということを割と本気で考えないといけないんだな、って思います。それによって、結構、思っていたよりも大きく変わるな、って。
可能性でいくと、私は多分、このまま1人で行く可能性のほうが高そうなんですよねー。よっぽどのご縁が無い限り。何があるか分からないからー、っていうのもその通りなんですけど、実際、1人で生きてる女性も沢山いらっしゃるので、周りに。
どうしても、今は部活部活で日々が終わっていってしまうんですけど、ある程度の覚悟は出来るように、こういうことも少しずつ考えていきたいなと思います。
まあ、どんだけ考えたっちゃその通りにはいかんわ、絶対ー!みたいな気持ちも結構あるので(笑)、とりあえず考えておく、ということになりそうなんですけどね!

さっき、疲れて一度寝てしまったのですが、また眠くなってきたので、寝ます!
おやすみなさい!