昨日と今日と

25日の記事に、お星様や拍手、ありがとうございました!
ここ三日間は、私にしては活動的でした。

一昨日は1年生の子達の昇級試験後に幹部と1年生とで飲み会をしました。
1年生の子達はまだまだ初々しくて、この子達はこれから3年間、部活をやっていくんだなあ、って思うと、自分達の3年前を思い出して、3年あれば色々変わるし、何があるか分からないし、だからこそ、人生面白いんだろうなあ、って、妙にしみじみとした気持ちになりました(笑)
楽しかったです!

それから、昨日は、私が今、所属している団体が主催した、東北へお金を送るためのチャリティーコンサート+委託販売のスタッフをやってきました。朝9時から夕方6時までで、なかなかの長時間だし、飲み会の次の日にしては朝早く起きないといけないしで少し大変だったんですけど、スタッフをやることにして良かったなと思います。

事前準備は、講義や部活と被ってあまり参加出来なかったので、せめて当日だけでも、と思っていたんですが、思っていたよりずっと、得るものが大きかったです。

私は、東北の仮設に送る栞を作るイベントのスタッフをやったんですね。仮設には本が結構、寄付されていたので、栞なら使えるんじゃないか、というのと、メッセージだと何を書いて良いか分からない、とおっしゃる方でも、マスキングテープやシールで飾るしおりなら作りやすいんじゃないか、ということで栞になったそうで、なるほど、良く考えられてるなあ、って、思いました。

大事にしたいのは、距離的には遠い九州でも、行って帰ってきた人間は、忘れずに動き続けてる、ということを伝え続けることなので、そういう意味では、栞というのは、大きなことではないですが、だからこそ、良いんじゃないかなと感じました。

栞のコーナーには、子供達が結構、来てくれたんですけど、自分が以前より子供と沢山、話せるようになったことに気が付きました。というか、以前よりも、小さい子が友達のように(笑)話かけてくれて、びっくりしました。
集中する子供達を眺めたり、話したりするだけでも楽しかったんですけど、小さい子達の作品は凄く創造性があって、発想も色使いも豊かで、凄いなあ、と思いました。縛られていないというか、素直さがあるんですよね。それから、バランス感覚が良い。特に女の子は。

メッセージを書かれる方や、ひまわりの花を描かれる方、その方、その方の想いがあって、大人の方の栞も素敵でした。

何より、楽しんでいただけるんですよね。子供達も、何枚も作ってくれましたし、大人の方も、作ることを楽しみ、出来上がった作品を見て笑顔になってくださって、それこそ、東北に行った時のことを思い出しました。
自分の力で、綺麗な物を作り上げることって、凄く良いんですよね、多分。

それから、宮城からこちらの大学に進学してきた20歳の大学1年生の男性のお話も聞けました。その方は、震災後、大学になんか行ってる場合じゃない、と2年間、宮城でボランティアをして、今年、遠くから改めて、何が必要か、遠くで何が出来るのかやろう、ということでこちらの大学に来たそうで、行動したい、という強い気持ちが伝わってくる方でした。

色々な人が、動き続けながら、細くても繋がっていければ、きっと、少しは良いと思うので、これからも、自分に出来る範囲で、ずっと関わっていきたいと思います。
それから、うちの団体は、ほとんどが、実際に東北に行った人間だ、っていうのも、やりやすいところであるように思いました、今回。
なんというか、ほぼ同じものを見てきた、というのがあるから、何かしたい、という気持ちを共有して動けているような気がして。

スタッフを終えた後は、街の道場に行ってきました。同期の、今の主将はその道場で始めた人なので、連れて行ってもらって。何回目だったかなー、五回はまだ行けてない気がするんですけど。夜8時から11時頃まで。昨日は土曜日だったので、終電が普段より早くて、少し早めに帰りました。

うちの大学でも、それなりにきつい練習をやっているつもりなんですけど、あちらのは本当にきつくて、密度が濃くて、大学3日分くらいをやった気持ちになります。
先生が、他の先生に教えることが出来るくらいの方だから、というのもあるんですけど、皆さん、お上手だし、テンポが早いんですよね。何事も、パッパとメリハリを持ってやる、って大事だなあ、と思いました。

即興で作ったものをやる、というのもやったんですが、凄く上手な中学生の女の子と組ませてもらって。ほんっとに上手で、それでいて、少し、はにかみ屋さんの良い子で、何て素敵な子なんだ、私なんかでごめん・・・!って思ってたら、全国大会に単独の部で出る子だ、って後で聞いて納得しました。ほんっとに上手なんですよね!
良い経験をさせていただきました。
それから、突きやら技やらもなおしたり、教えたりしていただいて、とてもありがたかったです。以前、茶帯で行ったときは、あちらの方から声をかけていただく、ということはほとんど無かったんですけど、ここ数回は、こうしたら良い、と声をかけていただけるようになって、とても嬉しいです。

そして、今日は、母と一緒にタルト屋さんに行ってきました。
全国大会が決まったことのお祝いに、ということで。それなりに高いお店なので、特別なときしか行かないようにしてて、二度目でした。
一度目は、本気で部活を辞めようとしていたときだったので、色々と感慨深かったです。部活とそれ以外との両立、バランス、という意味では、あの頃と苦しさはそんなに変わってないんですけど、今は、それでもどうにかしてやる、という気持ちが強いので、何とかなるかな、と思います。

赤いフルーツのタルト、とっても美味しかったです。お酒を飲むようになって、甘いものが昔ほど得意ではなくなってきたんですけど、美味しく食べられました。
ケーキ類では、タルトが一番好きです。
焼き菓子としてのクッキーも好きなので、多分、あの系統が好きなんですよねー。
甘すぎないし。

全国大会、未だに、ピンとくるような、来ないような、なんですけど、こう、落ち着いて考えると、なんとなーく実感が湧いて嬉しいです。
この分だと、埼玉に行くまで、ちゃんとした実感は湧かないのかもしれないです(笑)
でも、やっぱり嬉しいんですけどね。全国大会かあ・・・、みたいな。
一番は、1年生だった頃のことを思い出します。全国大会に行けるくらい上手くなりたい、と思いながら、鏡を見て自分の悪い所を探して、なおして、でも難しくて、ってしていた頃。上手くなりたい、っていう目標だけで、煩わしい事も悩むこともほとんどなく、我武者羅にやっていられた頃とは、今は、気持ちも、仕事も、道場での役割も随分、変わってしまいましたけど、それでも、上手くなりたい、という気持ちは変わらないような気がします。

それから、最近になってようやく、自分が思ってるのに近い形で身体を動かせるようになってきたように思えて、それが凄く嬉しいです。
上手くなるには、出来ないまま、ひたすら我慢して我慢してやり続けて、ふと、「あ、これか!」っていう日が来る、というパターンが多い気がします。良いアドバイスを貰ったって何したって、結局、自分の感覚でしっくり来る時を待つしかない、それが出来るだけ早く来るように、少しずつ探りながら、沢山やるしかない。
でも、そうやって我慢して身に付けたものだからこそ、自信も少しは持てるし、出来ることが増えれば、楽しくもなる。

そういう経験が、私にはあまり無かったので、これくらいの年齢でこういう思いが出来て良かったな、と思います。例え、色々と犠牲にしてると言われても(笑)、得たものに満足できる、ということは少ないように思いますし、全国大会出場、っていう、1から100まで目出度い、嬉しい、と思えることもそうそう無いように思いますし。
もう残り少ない期間を、出来るだけ噛みしめながら、頑張っていきたいです。