パントマイムと剛さん(深夜の番組)

何故、毎日毎日予定外のことが起こるんだろう、というくらいバタバタしている毎日です。
部活にしろ、ゼミにしろ、友達とのことにしろ。
そういう時期なんだろうなあ、とりあえず目の前のことを一つ一つ捌いて、頑張ります。

部活に関しては、中間管理職時代は終わった、と思ったら、もっと大きくて、上も下も抱える問題も多くなり、更にややこしくなっただけでした!(笑)
より大きな意味での中間管理職で、上とも下ともゴタゴタして大変なんですが、まあ、あと一年もないし、出来ることをやっていこうと思います。
会計もなあ。大概おかしなことになってるから、どうにかスッキリさせて引退したいです。
下も色々大変です。まあ、何とかするんですけど!
とりあえず、明日は私が練習を全部まわす日なので、頑張ってこようと思います。

昨日は、これも急遽、行くことになったんですけど、縁がある方のご紹介で、パントマイムの公演を見てきました。
主演の方の活動30周年記念公演、ということだったんですが、もう凄く良くて、行って良かったなあ、と思いました。
劇場も小さめだし、凄く有名な方、という訳ではないんでしょうけど、本当に素敵な方で。
私はパントマイムのちゃんとした公演って初めて見たんですけど、台詞が無い、動きだけの演技というものが、こんなにも胸に迫って、こんなにも色々なことを思いださせてくれるものなんだな、って、本当に驚きました。
前半は凄く笑わせてもらえて、ただただ楽しい、ただただ技術に驚く、という感じだったのですが、
後半の作品がもう、5、6回くらい、涙をこらえることが出来ませんでした。

妻を亡くしている男性が男手ひとつで、小さな娘を育て上げて亡くなって、去っていく、という内容だったんですが、もう、本当に父親の真っ直ぐで、表現の仕方が不器用な愛情が伝わってきて、切なくもあって、一生懸命さに泣かされました。
なんだか、自分の父親や祖父のことを強烈に思い出させられて。台詞と声が無いぶん、本当に、自分の記憶に近い形になるというか、感情移入が凄くしやすかったんですよねー。
私が今、一番信じられる人は、亡くなって、私を想っていてくれたことがもはや変わりようがない、母方の祖父だということを以前、こちらに書いたことがあったと思うんですが、その祖父のことを凄く思いだしました。

まだ、やっと話せるか話せないかくらいの年齢だった私が、某ファーストフード店のポテトを食べてみたら気に入った、ということを祖父が知ったらしく、それを山のように(というのが比喩ではないくらいに(笑))沢山買ってきたことがあったらしいんですね。そしたら、「何故、ポテト以外のものを買おうと思わなかったんだ、男っていうのはこれだから気が利かない」と祖母に言われて(笑)
このエピソードが、何だか、凄く好きなんですよね、私は。泣いてしまいそうにもなるんですけど。

凄く真っ直ぐに、懸命に想ってくれていた人でした。そして、私は、今でも本当に後悔してるんですけど、それにきちんと応えられなかったんですよね。まだ小さかった頃は、あまり話せなく、そして歩けなくなりかけていた、身体の大きな祖父のことを、何だか怖い人だと思ってしまっていて。それなりに大きくなってからも、手紙を書くとか、写真を送るとか、気軽に会いに行けない距離だとしても、出来ることは沢山あったはずなのに、そういう発想を全然、持てなくて。

亡くなるのにも間に合わず、死に顔を見たときに、本当に申し訳ない、可哀想なことをしてしまった、って思いました。
ちゃんと、ありがとう、とか、色々、もっと伝えないといけなかったし、たった一人の孫娘として、あんなに愛情をもらっていたのに、私は何もしなかった、って、今でも、本当に申し訳ないと思っています。
ただ会いに帰って、話して、手を握って、「また来るからね」と言って、それだけしかしなかった。
本当に、顔を見せただけ。それなのに、何であんなに、帰るとなったら泣いてくれるくらいに、想ってくれていたんだろう、って思います。
まだ生きていてくれた頃は、そのありがたさがよく分かっていなくて、学校にも行けない、駄目な孫娘だということが申し訳ないし、怖いしで、どこかびくびくしていて、きちんと祖父の想いを受け止められていなかった、って今、振り返ると思います。祖父に責められたことは一度も無かったのに。

本当は、もっともっと、色々伝えて、送っていないといけなかったし、そうしたい、と今なら心から思うのに、祖父はもういないんですよね。話も出来ない、伝えることも出来ない。祖父のことを想うと、いつも、何かあってからじゃ遅いんだ、って思います。ありきたりなことですけど。本当に、もう手が届かない、って、本当に後悔する。

公演を見てると、そんなことを凄く思いだして、ああ、祖父にもこういう嬉しい思いをさせてあげられたはずなのに、とか、祖父もこんな風に懸命に思ってくれたし、それを態度に表してくれたよな、とか、色々と思って、最後、背中を向けて去っていくのが本当に悲しくて、行かないで、って思ってしまって。不思議でした。主演の方の向こうに、亡くなった祖父を見て、似通った想いかたをしてくれる父や、父方の祖父を見て。

私、母親物や動物物は普通に耐えられるほうなんですけど、兄弟物と父親物には、かなり弱いほうなんですよね(笑)
今回は、ベタと言えるくらいに王道でありながら、役者さんの技術でとってもナチュラルに感情が伝わってきて、凄く凄く良かったです。
もっと大げさなものなのかと思っていたら、感情表現に関しては、全然、嘘くさくも、大げさでもなくて。
本当に本当に、行けてよかったです。

それから、私、剛さんが出てらっしゃった、ジャニーズさんが相談に乗りますみたいな番組、見れました!
うちの地域では見られないものなんだと思っていたら、パッとつけてみたらやっていて、びっくりしました!
いやあ、癒されました、本当に。剛さんは何故いつもあんなにも目がキラキラと潤んでらっしゃるのか。
そして、話し方が適度に力が抜けつつ、真摯で、流石剛さんだなあ、と思いました。
楽しくもあり、お誕生日の件で笑顔で喜ぶご様子が、凄く微笑ましくもあり。
剛さん好きだなー、って改めて思いました。
自分が本当に思ってることを伝えよう、実践してきたことを伝えよう、という感じが、
剛さんらしいし、こういうところが剛さんの真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐで、
壊れそうに透明な印象を受ける部分だよなあ、ここの純度が高いからこそ、剛さんはこんなに好ましいんだよなあ、って感じました。
良い番組でした!

この週末こそは色々書けると思ったら、今日もOBOGの先輩方とのやりとりと、同期の子達との集まりで潰れてしまったので、また来週、か、今週の時間があるときに、楽しく色々書いて、自分を楽しませる時間を持てるように頑張ろうと思います。
とりあえずは明日、力を抜いて、楽しんで、乗り切ってきたいなと思います。
時間が作れなさすぎて、二週間分、録画になってしまっている堂本兄弟をなるべく早く見るためにも!
おやすみなさい!