つらつらと

年内の部活のもろもろが昨日で終わりました!
いやあ、長かった。後期は特に長かったです。その間に、先輩後輩関係の難しさ(女同士)を知り、ありがたさを知り、面白さを知り、同期の子達の仲もより複雑になり深くなり、監督やコーチの思いを伝えていただき、そして幹部になり。

大学の部活動、しかも武道系のところは、やっぱり物凄く大変だけど面白いなあ、と感じます。やってるもの自体もずっと面白く、もっともっと納得できるくらい上手くなりたいと思えるので、そこは凄くありがたいです。

私は数年間に渡る人間関係、っていうのを個人同士でしか作ってきていなかったので、こういう組織の中でやる面白さ、奥深さって凄いなあ、と思います。
たった二年でもこんなに複雑になるので、かれこれ20年以上、何だかんだ関わり続けてきてらっしゃるキンキさんなんかもう、物凄いんだろうなあ、そりゃあ情も濃いだろうなあ、ってしみじみと感じます(笑)

後はとりあえず、年賀状をコツコツと25日までに書き上げて、年明けは大学の試験を頑張って、二月の本山合宿での昇段考試に向けて、自分で自分の形や技の原理を見直していけばとりあえずは年度内は大丈夫だと思うので、色々頑張りたいです。

もう今年もあと少しなんですね、早いなあ。

そうそう、本山と被ってしまって今回は行けないんですけど、大学からまた東北へのボランティア募集があって、それを目にしたときに、何の気負いもなく、ただ単純に自分の希望として、行きたいなと思えたので、もし来年、時間が合えばまた行くかもしれないな、って今日、初めて思いました。もう一度、とかっていうのは、あまり考えられていなかったんですけど、ゆるやかにでも関わっていけたら、知っていけたら、っていう希望が、何の無理もなくあって、本当に何というか、九月に行って、見て聞いて感じたことが自然に自分の中に根を張っているんだな、と感じます。

まさに自分の一部のようで、そういう体験だったんだな、と今、改めて感じます。ふと思い出すんですよね、頑張って、って言ってくださった女性の表情とか、皆さんのお声とか、あの時の自分の感情とか。
こうやってそれが、現在進行形で在り続けていることに、しかも、それが自分の中で自然であることに、安心感のようなものがあります。
ちょこちょこ、自分に出来ることはしているんですけど、それを続けていきたいです。出来る範囲のことを。

それともう一つ、ここにも何冊か書いてたと思うんですけど、『みおつくし料理帳』というシリーズを父が気に入って、初めて、父に自分の本を貸しています、今(笑)
父は物凄く!本が好きな人で、部屋はどんどん本で埋め尽くされていくし、年間でどれくらい読んでるのかな、というくらいなんですが、私とは全然趣味が合わなかったんですね。
それが、このシリーズの一冊目をたまたま読んだらしく、続きを貸すよう頼まれました。
私も母方の叔母から薦められたシリーズなので、何だかこういうやりとりをするのが面白いです。まさに、人から人へ、という感じで。世代も違うし。

それぞれ、気に入るポイントは違うのも、当たり前なのかもしれないんですけど、面白いです。父は、江戸時代の大阪を書いてある時代物はなかなか珍しい、しかもよく書いてある、というところが気に入ったらしいのですが、「なるほど、そういう目線もあるか、「良い」と思うポイントが違って、それを聞けるのって面白いし、嬉しいな」って感じました。

本やCDの魅力の一つって、こうやって、ポイントは違っても、何かを「良い」と思う感覚を、身近な人や、今よりも前の時代を生きた人とゆるやかに共有できたような気持ちになれることでもあるんだろうなあ、って感じます。むしろ、良いと思うポイントが違うからこそ、豊かで窮屈でなくて楽しいような気がします。

私も部活がお休みのうちに本を読んで満たされたいです。

そして、フィギュア!本当に!高橋選手を!私は全力で応援しています!!
今はそれしか言えないんですけど!

本当につらつらとした文章になっちゃいましたが、とりあえず今の気持ちということで上げておきます。