SONGS

SONGS、面白かったです!いやあ、率直な感想の一つ目としては、「お若い頃、というか幼い頃の色々な映像がずっと保存されていてお可哀そうに・・・!(笑)」でした!(笑)

本当、お二人ともお綺麗になられましたよねー、あの年代から芸能の世界で育てられるとあんなにも洗練されるんだなあ、ってしみじみと、綺麗になってくださって良かったなあ、今のほうがずっと素敵だもんなあ、って思いました。

ちょっと距離をとって、あまり目を合わせない感じの始まりが、まさに、キンキとして見られる、自分達(の関係性含め)に焦点を当てられる、っていうのを意識してらっしゃるときのお二人で、キンキさんのこの、容易には自分達のことをさらけ出そうとしない、悟らせようとしない感じがやっぱり面白いよなあ、って感じました。

他のグループの方々、特に大人数の方々だと、それこそスマップさん以外のグループの方々は、私がぼんやりと知っている限りは、分かりやすくさらけ出そう、表現しようとしてらっしゃってて、それが人気につながることをきちんと把握してらっしゃるんだろうな、って感じますし、ファンの方々もそれを楽しんでいらっしゃってて、良い循環が出来ているように見えるのですが、キンキさんとスマップさんに関しては、独特の壁というか警戒心というか、こういう面での乾きかたがあって、それが好きだなー、って思ってます。

なーんですかね、私はそういうタイプの人達が好きなのかもしれません。こうすればファンや世間の人のうけが良いはず、っていうのは明確なのに、そして、やろうと思えば出来るだろうにしない人達が。

剛さんは色々ありますけど、まあ、普通の服着て普通の髪型にして、シャーマニッポンとか言い出さず、アイドルらしい恋愛ソングや分かりやすい曲調の分かりやすい歌詞を歌えば、多分間違いないのに、とか、光一さんで言うなら、あんなにお綺麗なんだから、写真でもテレビでも愛想よく笑えば良いのに、とか、お二人で言うなら「凄く仲良いんでプライベートでもご飯食べに行ったりするんですー」ってすれば良いのに、とか(笑)

そういう、ある意味簡単であろうことをせず、自分の、あるいは自分達の気持ちのままに出来る、やる、ってもうこれは根っからのエリートさんだな、って感じるので、そこが好きなんだろうと思います。単純に、そういう人達のほうが見ていて飽きなかったり、面白かったり、清々しい気持ちよさがあったりするんですよねー。

今回は、光一さんのほうが特に、表に出さない感が表情にも強く出てて、光一さんらしいな、って感じました。まあ、光一さんはソロの時でもそうですけど、自分が考えていることに深く触れられそうなインタビューなんかの時は特に、表情が硬く、物凄く言葉を選んでらっしゃり、かつ、そんなに色々お話になる気がなさそうに見えることが多いので、光一さんの警戒心、みたいなものは分かりやすいように思います。

剛さんの場合は、ご自分の中で無意識に線引きがしっかりされてそうだなー、って見てると感じます。ご自分が意識してらっしゃることはきちんと話してくださるけど、線の向こうのことはもう一切!絶対!お話にならないような(笑)
男性二人組は奥深い、というのもあるんでしょうが、キンキさんはやっぱり競い合う、お互いのプライドを刺激し合う関係でもあるんだろうな、って感じます。お二人のお人柄もあるでしょうけど。

話がだいぶ広がってしまいました。お二人が外のお日様の下を一緒に歩いてらっしゃる映像、っていうだけでちょっと「おお・・・!お二人で外を!道を!歩いてらっしゃる!」って新鮮な気持ちになって面白かったです。いやあ、意外と外も合いますね、キンキさん!のんびり外で過ごしてらっしゃる映像ももっと見てみたいなー、って感じました。

ジャニーさんの真似をしてみる剛さん。説明する光一さん。やっぱり、キンキさんって静かでテンションが低めなお二人だよなあ、って感じました。好きです!(笑)

メドレーは好きな曲三曲で嬉しかったです。「硝子の少年」「愛されるより愛したい」「ボクの背中には羽根がある」どれも、今歌われても蒼さや刹那的な雰囲気、儚さを表現できるお二人も凄いですし、どの曲も、アイドルさんが歌われるべきだな、って色がありつつ、こうやって長い事お二人が歌われても違和感が無くて、キンキさんは本当に曲に恵まれてらっしゃるな、って感じました。
それから、ふぉ〜ゆ〜さんの振付がちょっと面白かったです。これは曲の雰囲気に合ってるのか?!みたいな「硝子の少年」が特に(笑)
愛されるより愛したいの前奏部分はかっこよくて好きでした。
お二人のダンスも歌も、綺麗で丁寧で良かったです。

そして、焼肉屋さんでのやりとりがもう。
キンキさんの真骨頂だな!って感じました。淡々と、自分には曲をポンポン作るような才能は無いんで、っておっしゃる光一さんに、「光一さんのこういうところがかっこいいんだよなああ!」って感じさせられました。
何ですかねー、光一さんってこういう直球のかっこよさがあるよなー、って思います。自分を冷静に見極めようとされる感じが。剛さんもおっしゃってましたけど、あんな風に淡々とそう言えるって凄い。他のところで自信があるからこそなんだろうな、って思いました。
全然、作曲に関する才能が無い、なんてことはないと思いますけどね!ご本人がおっしゃってるように、難産タイプなだけで。
そして、そんな光一さんがFamilyのあの、綺麗で詞に対する、というかもうこれは言い切っちゃって良いんじゃないかな、と思うんですけど、詞を書いた剛さんに対する情が無いとこんな綺麗なメロディーにはならないだろうな、って感じの音を作られたんだもんなー、って思うと、キンキさんは本当にドラマティックだよなあ、って改めて感じます。

そして、光一さんのそのお言葉に対して、物凄く真面目なお顔で、「はっきり言えるのは凄いことだと思う。」ってストレートにおっしゃってからの、「ただ、そういう人間が作る強いメロディーっていうものを僕は信じてる人間なんで、それはそれでありなんですよね。僕からすると。」が、凄くグッと来ました。剛さんがこういう言葉を使われるんだなあ、って。

何ですかねー、光一さんの才能と光一さんのお人柄とを一番信じていて、期待していて、かつ求めているのって、どこのどのファンでもなく剛さんなんじゃないかな、って思わされました。なんかこう、剛さんは光一さんという人のことが本当に好きで、信じていて、一緒にやることに価値を見出してるんだろうな、って。何しろ、剛さんの「信じてる」って普通の人の「信じてる」より多分、500倍くらい重たい想いが込められた言葉な気がしますし(笑)、光一さんは大変。でも、隣に自分が作るもののことを、ひいては、作者である自分のことをこんな風に思って、言葉にしてくれる人が隣にいる、って凄く稀有なことだし、光一さんの場合は、信頼されてる、っていうことが力になるタイプの方に見えるので、そういう意味では相性が良い方々なのかなー、って感じました。うん、ここは凄かった。

そして、相変わらず!剛さんは全ての情が深く激しく、そして重いな・・・!って久しぶりに再認識させられました(笑)
そんな真っ直ぐな表情で!みたいな(笑)
凄いですよね、剛さんみたいな人が本気で心から信じてらっしゃる感じだもんなあ。光一様は偉大。そして、ここは別に直接的な言葉を使ってらっしゃった訳ではないんですけど、剛さんは私がなんとなーく思っていたよりもずっと、光一さんのことを尊敬するお気持ちも強くて、光一さんがお作りになる曲がお好きで、何というか、結局、光一さんをほんっとに信じてらっしゃるんだな、って感じて、改めて、何だかびっくりしました。意外と、剛さんのこういう感情に触れる機会って私は今までそんなに無かったので。

「好きになってく愛してく」今、こんな形で聴けるとは!凄く嬉しかったですし、この曲、今の年齢のお二人が歌われても凄く良いなあ!って感じました!今回の歌では一番好きだったかもしれないです。この真っ直ぐさをこんな風に歌えるキンキさんでいてくださって良かったなあ、って感じました。歌声自体も、この曲が一番好きだったように思います。
これからも何度も聴いていきそうです。

まだ涙にならない悲しみが」も良かったです!
今回は、お二人ともお美しく、昔より今のほうがずっと素敵だな!と再確認出来て、そういう意味でも楽しかったです。あと、何かを食べる剛さんは本当に少年っぽくて可愛らしいなー、って感じましたし、光一さんが物を食べてらっしゃると、良かったなあ、って思えました(笑)

衣装もそれぞれ、凄く好きでした。お二人とも似合われてて。特に剛さんの最初のほうの衣装が!剛さんは意外と、黒もお似合いになるんですよねー、形もなんだか剛さんらしくて好きでした。そして、光一さんはいちいち髪型が素晴らしく好きでした!あれがあそこまで似合われるって凄い。

明日が久しぶりの休みなのが嬉しくて、そして、SONGSが面白かったので、ついつい、思いつくままに長々と書いてしまいました。
支離滅裂になってしまっていそうですし、いつも以上に独断と偏見が強くなっちゃっていそうですが、今日はもうこのままあげてしまおうと思います。

素敵な番組が見れて良かったです。ありがとうございました!
おやすみなさい!