日経エンタさん

というわけで、チラッと数人の方の感想を読ませていただいて、これは読んでおいたほうが良いっぽいのかなー、って思って気合を入れて読みました。

そしたら、「あらー、良かった!」みたいな気持ちになって、「あれ?」って思って改めてさらっと他人様の感想を読ませていただいてみたら、だいぶ見当違いかつ、空気読めない感じの感想を抱いてるみたいだなー、って思ったんですけど、まあ、割といつものことな気がするので、良いです。とりあえず、自分のために書き残しておこうと思います。

私、正直、ここ数年、お二人はキンキをどう思ってらっしゃるのかなー、もう完璧に、ただのルーティーン的に回ってくるお仕事を淡々とこなす感覚がお強いのかなー、って思ってたんですよね。りたいことがないのなら、いずれ、それこそ少年隊さんみたいに名前だけがある形になる、ってこともありえるのかな、って、それこそ「スワンソング」くらいから実はこっそり思ってて。って、以前、一度書いたような気もしてきました。実はでも何でもないかもしれないです(笑)

私は基本的に、雑誌もそんなには読まず、作品だけに近い形で見ちゃうから余計、そう感じてたのかもしれません。が、久しぶりに雑誌でお二人の言葉を読んでみて、やっぱり自分で読んで自分の感覚で接するのって大事なんだなあ、って思いました。
それくらい、「あ、なーんだ、思ってたよりはずっと大丈夫なんだな」ってちょっと安心しました。特に光一さんなー、キンキに関しては、思ってたよりは、気持ち的に受身な訳ではないんだなあ、って感じられて良かったです。

まず、「常々言ってるけど」、曲調変えてみようよ(ざっくり書いちゃってすみません)、っておっしゃる光一さん。まあ、おっしゃるように、現実問題、お二人の声質的に、っていうのはあると思うんですけど、偏ってるから、違うのも、って思ってらっしゃるんだなー、っていうのがまず、ちょっと驚きました。そういう気持ちもないものだとばっかり!
うん、私、ここら辺の事に関しては、物凄く期待してなかった部分があるんですよねー、だからこその感想になってると思います。

偏り自体は、どの歌手の方にもある程度感じますし、それこそ、キンキさんはジャニーズさんだから、他のグループと被り過ぎないように、っていうのも仕方ないと思うんですけど、色々歌ってみてほしいなー、って私も思います。お二人に合いながら、かつ、今までと違う路線、って色々難しそうですけど。ハマってるからこそ、ここまで支持されながら続いてきてるんだろうし、キンキさんに明るいだけの曲を歌われても戸惑うかもなあ・・・、とも正直思っちゃいはするんですけど、明るさじゃなくても、ドギツイものとか、路線なんて沢山ありますもんね。

あと、何となく、光一さんのキンキに対する自負心みたいなものを感じました。踊れる、っていうことにしてもそうですけど、「世間はこう思ってるけど」みたいな意識がおありになるとは思ってなかったので、ちょっと嬉しかったです。その、世間はこう思ってるけどこうなんだよ、これも出来るんだよ、っていう発想って、やっぱりキンキに対する気持ちが無いと出てこないものだと思うので。思い入れが無かったら、世間でどう思われてようが気にならないんじゃないかな、って思います。
そういえば、光一さんって振付けはされるんですかね?
ここら辺を読んで、もしされるんだったら、光一さんが振付けしてみる、っていうのも面白そうだよなー、って思いました。

そして、剛さんも、ソロの活動も心を込めてやってらっしゃるのはよく伝わってくるのに、それでも、理想は「半分」なのか!そっか!ってちょっと驚きました。まあ、こちらも現実的にね、はあるんですけど、そういうお気持ちがあるんだなー、って知れて良かったです。それから、私は正直、お一人でキンキのカバーくらいの遊び心があってもいい、っていうの、凄く分かるなあ、って思いました。

新しいことが、って言ったとき、キンキさんみたいに、人数が少なくて芸歴が長いグループだと、それくらいのが必要なんじゃないのかなー、って。変化する作業が、壊す作業が、っていうなら、これくらいの気概というか、思い切りがないと駄目なんじゃないのかなー、って思っちゃいます。新しいことをしてほしい、もっと活動をしてもらわないと、って言うのは簡単ですけど、実際「新しいこと」って何があるんだ、って思っちゃうんですよねー。他のグループさんや個人の方を見ても、そんなに新しい一面を感じたこと無いしなあ。マイナーチェンジはあるんでしょうけど。同じような活動を数撃たれても、それはそれであんまり嬉しくないなあ、って思うし。

可能性は凄く低いでしょうけど、もしやるなら、お二人が同じ曲を歌って、二人の時とどちらかの時と、三者がどう変わるのか聴いてみたいな、それも一つの試みとしては面白そうだよなあ、って思います。まあ、こういう、えぐいくらいに鋭く、議論を呼びそうなところを探し当てちゃう感じが剛さんだなー、とも思うんですけど(笑)、だからこそ剛さんは起爆剤になりえるし、面白いよな、って感じます。

そして、お互いがキンキをプロデュースは是非見てみたいです。こちらは出来そうだしなあ。色々と面白そうです。ただ、その場合、相方さんはもう全力で、プロデューサーになるほうの要望に応え、期待に応え、一切意見せず、でいかないと意味がなさそうなので、ある意味、完全に上下関係をつけてやってみてほしいです。そして、その様をちょっと見てみたい気がします(笑)

それから、「夏の終わりのハーモニー」っていう曲が出てきて、不意打ち過ぎて、やっぱりキンキさん、物凄く恥ずかしい・・・!!!何だろう、この変な恥ずかしさ・・・!!っていう気持ちになっちゃいました、すみません、剛さん!!(笑)
いや、二人組は色々想われて、ってクールに話してらっしゃいますけど、二人で歌ってみたい的なニュアンスで出すのがこの曲なんですか、っていうなあ。ロマンチックで、二人であることが最重要な、綺麗な歌ですよね。ある意味、二人が二人であることに浸るのに、これほど良い曲も珍しいような。本当、間違いなく、これを一緒に、って思うってことは、剛さんは光一さんと歌うことが凄くお好きで、意味を感じてらっしゃるんだろうな・・・、っていう気持ちになりました。キンキさん流石、全てが大きく、重たい。いや、剛さん流石、というべきなんでしょうか。いやあ、是非聴いてみたいです。

と、色々書きましたけど、まあ、問題としては、お二人がこういう色々な希望について話し合ってみることが出来る日が来るのかどうかですよねー。タイミングとお気持ちと。いっそお仕事として割り切ったら普通に出来そうですけど、キンキさんの場合はそれがお出来になるのか分からないもんなー、つくづく、不思議な関係ですよね。
とりあえず、それなりに、私が思っていたよりはずっと多く、色々お気持ちがあって、ただ、押し切ってらっしゃらない、っていうことらしいな、って分かって、以前よりはだいぶ、気が楽に、って言ったら大げさなんですけど、いつか来るかもしれない動く日を気長に待ってみよ、っていう気持ちになりました。種も無いのかと思ってたら、小さな芽くらいはあるみたいなので。私はもともと、活動がゆるやかな人達を好きになるタイプなので、キンキさんのペースで、そこまでは不満も無いし、思ってたよりはずっと、期待できるっぽいな、って感じたので。

そして何より、今度のアルバム制作過程が!私は!「おお!」ってなりました!
早い段階から曲を集めて、「形になるかは分からなくても」とりあえずレコーディングしてみた、しかも数か月に一回のペースで、って、これを熱意と呼ばずに何を熱意と呼べば良いのか分かりません、ってレベルです。
こういう柔軟性こそが必要な気がしますし、何より、効率主義者っぽく、かつ、基本的にやりたいことだけやりたいタイプっぽいお二人が、形になるかは分からないけどとりあえずやってみよう、って、歌ってみた、って、新しいもの、良いものを求めてる感を分かりやすく感じられるように思います。私もちょっとだけ効率主義者の気があるんですけど、基本的に、形にならないかもしれないならやる必要ない、したくない、って思っちゃうので、そういう発想でなくやってみた、っていうのを読んで、それはキンキに対する気持ちが無いと無理だな!そっか、良かった!って思いました。

曲聞いて決めちゃってからパッと歌ってしまうほうが、負担も手間もかからないのは多分、間違いないのに、それをしなかったんだもんなー。しかも去年から、ってなると。いやあ、もともと楽しみでしたけど、楽しみ感がずっとずっと増しました。
題名も惹かれるのが多くて嬉しいです。

というわけで、読んで良かったです、っていうこの気持ちを書いといたら、後で何かの役に立つような気がするので(笑)、書き残しておきます。

よーし、わーっと書けて満足したので、もう寝て、明日もまた頑張ってこようと思います。
おやすみなさい!