琥珀の雪

レス不要の拍手コメントやお星様、ありがとうございました!
凄く嬉しかったです、ありがとうございます。

私が通ってる大学は何故か三連休の休みをくれず、違う日に休みが振り替えられるので、昨日が休校日で、一日、部活をして、その後は同期の女の子とパンケーキを食べてきました。
他の子と行ったことがあるお店だったので、二回目だったんですけど、前回と同様に、凄く丁寧に作ってあって美味しくて、話すのも楽しくて、良い時間を過ごせました。

部活も、今、本当に楽しいんですよねー、やっぱり大会前が一番、充実していて楽しいな、って思います。より良くすること、より自分達が好きな形、納得いく形にしあげていくことの楽しさと、これはやっぱり確実にあるな、って思うんですけど、肉体を酷使して、肉体的にも追い込まれることの気持ち良さ。
痣の量も増えて、色が凄いことになってるんですけど、もはや痣なんて怪我でも何でもない、靭帯はある程度なら切れても普通にやれる、骨が折れて動けなくなって初めて気にする、みたいな環境の中で過ごしてると、なーんだろうな、これもある種のナルシシズムだよなあ、って本当に想います。Mっ気が強い、とかっていうのとは違う、これは確実にナルシシズムだ・・・!みたいな(笑)
痛みと辛さの中でここまでやる、やれる自分が好きだ!みたいなのも、数パーセントは確実にあるし、それが無いとやってられないよなあ、って。

こういう感覚が凄く強いから、私はSHOCK関連がなかなか難しいんですよねー、「辛い中、自分を限界まで追い込んでやってらっしゃるなんて凄い!」っていうよりは、「光一さん、そういうのお好きなタイプなんですね、分かり過ぎてうわあ!いるんだよなー、こういう、限界を越える自分、みたいなパターンが好きなタイプな!(※自分がそうなだけ!)」っていうほうが先に来ちゃって、ちょっと邪念が(笑)
いや、光一さんはこういうのとは全然違うのかもしれないんですけどね!そうだったら凄く申し訳ないんですけど!でも、凄くそう見えちゃうんだよなあ、申し訳ないです。

そして、最近、光一さんが後輩さんと仲良くされてるのをチラッと見聞きすると、そりゃあ、キンキさん面白いよなあ、って思います。自分が先輩になってそこそこ経って思うんですけど、後輩といる、ってこんなに楽なものなんですね!
上下関係がはっきりしてるし、しかも自分が上だし。友達とか、対等の立場の人といるよりもずっと楽だし、気を遣いすぎる必要もない。光一さんの場合は特に、お仕事での使う、使われるも関わってくるぶん、本当に楽だろうなー、気楽に仲良く出来るし、絶対的に上の立場だから、安心感もあるだろうなー、って感じます。剛さんの場合は逆に年上の方が多いように感じますけど、その場合も、変に肩肘張らなくて良いし、根っこは自分が使う側、っていうのは光一さんのSHOCKの場合と変わらないしで、楽だろうなー、って思います。

そんなキンキさんは、お互いだけが、恐らく唯一に近い「対等」な立場の人間なんですよね。年も性別もそうですし。これだけでもう、ちょっとワクワクしちゃう自分がいます(笑)
そりゃあ、やりにくくて面白くもなろうよ、王様対王様だもんな!みたいな。凄く悪趣味なんですけど(笑)
なので、剛さんの「自分が嫁の立場」っていうのは苦肉の策というか、上手い手でもあるよなあ、って感じることがあります。何となく下の立場っぽさを出していながら、下に出過ぎてはいない絶妙さが。こういう調整が必要だろうなー、お二人だと。
同じ二人組でも、何となーくしか知らないので何とも言えないのですが、滝翼さんは王様対王様感がそんなにないよなあ、って感じます。王様っぽくはないお二人なのかなー、よく分からないんですけど。

まあ、キンキさんはただの王様、っていうか、気難しい王様×2な感じだもんなあ、いやあ、面白いに決まってるよなあ、でもやっぱりやりにくくもあるのかなー、それもあってこんな感じなのかなー、って実はここ数年、思ってたんですけど、今日、頑張って時間を作って日経エンタさんを読んでみたら、久しぶりに安心しました。次の記事に書きますけど、いまいち空気読めてないっぽくてちょっと書きづらいです。書くけど!

今日、ちょっと書いておきたいな、って思ったのは、鬼束ちひろさんの『琥珀の雪』という曲のことです。

『剣と楓』という2011年に出されたアルバムの12曲目、最後の曲です。
鬼束さんも色々あって色々言われてるみたいですけど、私は本当に、基本的には作品以外に興味を持たないタイプのファンになってしまうことが多いので、鬼束さんのことも、今も普通に好きです。人間性がどうのとか、変わってしまってどうのとか、この曲の良さには何も関係ないな、ってこの曲を聴いて改めて思ったので。

歌詞全体が、繊細で美しくて好きなんですけど、
「自由で在りたいとおどけては 誠実さに泣くのはどうして」
っていう部分が特に好きです。今回、精神的に落ちてしまったときに、以前とは違って色々な人と関わってるんだな、って改めて感じたときに、ここが凄く沁みたんですよね。分かるな、って。

私の中では、鬼束さんと剛さんって似てるな、ってちょっと思ってます。色々と不快にさせてしまう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、傷つけられたことに自覚的で、どこか脆くて、耐えた挙句に、結局、行きつくところまで破綻してしまって、元のイメージどうこう、おかしくなったどうこう、と言われるようになって、それでも芸能という分野にあり続ける感じが。剛さんのほうが、ギリギリの所でのバランス感覚やしたたかさはおありなのかなー、ってぼんやり感じるんですけど。

鬼束さんのことは本当に、ご本人のことはうっすらとしか知らないままここまで来てしまっているので、勝手なイメージでしかないんですけど、私は結局、趣味が一貫してるというか何というか、つくづく、こういう「自分で書いて自分で歌うからこそ、意味がある」みたいな曲を書いて歌うタイプの人が好きなんだろうな、って思います。