こんな日が来るなんて

って思うばかりの日々です。

実は、昨日、自分の、今やっている格闘技への気持ちがプツンと切れてしまって。これに関してだけは、こんな日が来るとは思ってなかったです。
突きの一本、蹴りの一本たりとも、力を抜いて、こなすようにしてやったことはないつもりですし、自分の中では、部活を辞めたいと思う時が来るとは思っていませんでした。いや、まだ辞めてないんですけど、昨日は本当に、「辞める」って言いだす5秒前でした。本気で危なかったです。今もです。

疲れてしまって、とか、体力的にも辛すぎて、っていうのは、去年の大会前なんかもちょっと考えたことはあったんですけど、今の辞めたい、はもっと攻撃的な辞めたいなんですよね。敵対的というか。疲れ切っての、もう嫌だ、辞めたい、ではないです。

同期への、先輩へのちょっとした不満、って言ったらきつい言葉になり過ぎるんですけど、そういうのも、じわじわと溜まってはいたんですよね。

幹部になってからを思って憂鬱、っていうのも、ありはするんだと思います。今の感じからしても、きっと、調整役になるんだろうなー、色々、みたいな。良い子達ばかりなんですけどね、基本的には。
そして、私は来年はもう単独のほうをやりたいんですけど、一年の時に組んでいた子は、ずっと、三年になったら私ともう一度組みたい、と言ってくれていて。凄くありがたいんですけど、私はもう、組んでやるほうはやらなくていい、っていう気持ちになっているので、そこも、言うに言えなくてきついです。私と組んで結果を出したい、って言ってもらえるのは、凄くありがたいんですけど・・・。私は正直、一度だからこそ、良い思い出に出来たな、って感じてしまっています。

ただ、これが一番大きいんですけど、もう、どこを目指せば良いのかが分からないんですよね、今。昨日は、11月半ばの大きな大会の選考会があったんですけど、正直に書いてしまうと、傲慢すぎるんですけど、評価される組みが良い、とは全然思えないから、これよりも評価されないなら、もうどうして良いか分からない、って思ってしまって。本当に、もう、どうしていいか分からない、という感じです。

雑でも勢いがあれば良い、もしくは、間合だなんだがおかしくても、とりあえず当て込めば良い、受けきれてなかろうが息が合ってなかろうが(っていう風に、私には見えてしまう、というだけなので、申し訳ないんですけど)、とにかく激しさだけを重視する、っていうのなら、運動神経が良い子を連れてきて、半年くらいみっちり練習させれば出来るんじゃないの、それで良いじゃない、って思ってしまいます。
もしくは、実戦形式の試合だけをしてれば良い。
あれが評価されるなら、もう、どうしたら良いか分からない。納得出来てないんだろうな、と思います。練習不足であるように見えてしまったから、余計。
そんなこと無いんでしょうけどね。
でも本当に、今までもこういう思いをしていたんですけど、今回は本当に、納得できない、と思ってしまっています。
こういうのが評価されるなら、もうこの格闘技自体から離れたい。それならもう、分からない、という感じです。

評価されなくても、自分の理想を追い求めれば良いじゃない☆彡とは、私は欠片も思えないんですよね。評価されなければ意味が無い。どんなに頑張ろうが、というか、頑張るからこそ、評価されないと意味が無い。自己満足で良いなら、大会なんか出なくていいし、大会に出ない、もしくは、自分の形を評価してくれる人の前でだけ、気持ちよくやってれば良い。
でも、私が求めるのはそういうことじゃないんですよね。賞が欲しい、っていうのは、そういうことでは無いです。

そういうのが、それこそ一年生の時から積み重なって、今回の件で、糸が切れてしまったように感じます。これだけだったら、折り合いをつけることが出来たんですけど、色々と地味ーに重なってしまっていて。

こういう感覚になって、ああ、自分は、自分で思っていたよりもずっと真剣に、頑張ってやってたんだな、って思いました。納得できない、なんていう、今まではあまり持ったことがないような、傲慢な気持ちがとっさに出てしまうくらいには。それくらい、思い入れを持って、気持ちを入れて、上手くなろうとしてきたんだな、って改めて思えたというか。うん、真剣に考えて、真剣に取り組んでたんだろうなあ。これも、ただの自画自賛でしかないんですけど。

今回は、大きな大会の選考会で、まあ、正直、12月の大会よりは賞を狙える、というよりは、「思い出出場」になる可能性が高いです。そして、今回選ばれた組みが行くようになると、全員で東京に行けることになるんですね。私達の組みは二人とも、団体のほうで出ることに決まっているので。
なので、そういう意味では、嬉しい選択ではあったと思います。単純に、皆で行ける、という意味では。実際、監督も、こちらに気を遣ってくださったのかもしれないんですけど、そういう意味も少しある、とおっしゃってて。

でも、私は、この大会に組みで出たかったんです。うちは、12月の大会は賞をとりに行く、でも11月の半ばの大会のほうは、経験する、みたいな感覚が強いです。でも、私は、大きな大会のほうにこそ、気持ちがあったんですよね。武道館で組みをやりたい、って凄く強く思ってて。団体で出れるから良いとか、そんな気持ちは全然ありませんでした。ひっそりと自分の中で思ってただけなんですけど。そこら辺には、人それぞれ、個人差があるものなので。だから多分、急だと思う人のほうが多いだろうなあ、って思います。そこまでの思い入れは、少なくとも、12月の大会程には、皆、無いみたいで。

本当に、自分が何を目指して、どこを目指して、どうすれば良いのか分からなくなってしまって、突きの一本、蹴りの一本もしたくない、出来ない、技の一つもかけたくない、っていうくらい拒否反応が出てしまって。
思い入れが強すぎるんでしょうけど、これくらいの思い入れが無くてやっていけるほど楽なものではないんですよね、私にとっては。

もう本当に、どうしたら良いか分からないです。駄目だ、とは言われないから、余計に。
本当に、一番正直に書いてしまうのなら、あそこよりも評価されないなら、やってきた物は何だ、っていうぐらつき方をしてしまって。上手い、と思えるところに持って行かれるときは、素直に、悔しい、と思えるし、私ももっと頑張ろう、と思えるんですけど。本当に、そういう意味では、ショックだったんだろうな。多分。表には出さないで済んだみたいなんですけど。まあ、出しようもないんですけどね。

最近、勝手に、自分の限界が見えてきてしまっているように思っているのもあるんだと思うんですけど。0だった頃よりは、やっぱり伸びが分からなくなってしまっていて。
何だか、もう上手くなれないんじゃないか、こんなにやってるのに、みたいな感覚があって、怖いんですよね。出来ることが増えたり、速さが増したり、ということはあるんですけど、それでも、自分自身で納得出来ないんです。そういう意味では、以前よりも更に、自信が持てなくなっているように思います。

頭では、もったいないとか、折角やってきたのに、とか、色々と分かるんですけど、道着を着て、道場に行って、挨拶して、って考えるだけでもう拒否反応みたいな感じになります。今の時点では。
とりあえずやれば良い、とりあえず黒帯が欲しい、とか、それくらいのテンションでは、私はやれなくて。もうすぐなんですけどね、黒帯。
しかも、私は、何かを辞めたことを後悔したことが一度も無いので、それも危ないです。大体、後悔するくらいなら、辞めたいとは思わないタイプなんですよね。後悔も出来ないくらいのところまで行かないと、辞めたいとは思わないです。
何でも、どこでも、「絶対、居てもらわないと困る」って言ってもらっていても、いないならいないで何とかなるものだ、っていうのも、よく分かってるのもあるし、急な転校で環境が変わることに慣れてしまっているのもあって、辞めること自体がどうこう、っていうのは無さそうで。

でも、今回は、まだ上手くなりたい、っていう気持ちも、一応はあるんですよね。あると思うんですよね、のほうが正しいか。分からないです。本当に、部活に対しても、この格闘技自体に対しても、気持ちが切れてしまって。それこそ、明後日が昇級試験なんですけど。
そして、昨日、ポロッと「辞めたい」って同期の子二人に言ってしまったら、二人共に泣かれて、片方の子は号泣で焦りました。私が急すぎるのが悪いんですけど、「ごめん、違わないけど、違うから!ごめん!」ってなっちゃって。夏前から、ふと、辞めたいかもしれない、って思うことはあったんですけど。自信が無くて。団体のほうにも申し訳ないし。上手くない、っていうのが強烈にあるんですよね。特に、相手が先輩なので、申し訳ないです、そこも。

とりあえず、昨日は、練習後に、今、色々あってお休みしている同期の子にメールをして、終電近くまで、二人で話をしてきました。私達の「色々」は全く違う理由、というか、もはや正反対なくらい違う理由なんですけど、もともと、感覚が似ている子なので、落ち着きました。人生で初めてでした、私事で他人様を呼びつけてしまうことなんて(笑)
いつもいつも、一人で決めるしかない、って思ってましたし、実際、話す人もいなかったので。

何だろうなあ、この根強い「もう辞める」みたいな感覚。どこかで、もう辞めた気になってる自分がいます。でも、今回は、こうやって同期の子と話そうと思ったり、とりあえず今日、明日で冷静になろう、って思えたり、役職のこともあるし、団体のほうのこともあるしな、って思えたりするし、何より、追い詰められて、消極的な感じでの「辞めたい」では無いので、色々なことに折り合いをつけられれば、大丈夫な気もします。

とりあえず、今の感覚では、「上手くならない」「どこを目指してやれば良いのか分からない」「同期への色々」くらいが引っかかっているんだと思うので、そこで何とか、折り合いをつけたいと思います。
贅沢なんだと思うんですけどね、評価がどうの、というなら、今までの大会では、全部入賞はさせてもらって、ここまで来させていただいているので。
「上手い、路線は違うけど良い」って思える、っていうところに持っていかれた時は、こういうのが評価されるんだな、っていう感覚はありながらも、素直に、悔しい、と思えて、私ももっと頑張ろう、って思えたんですけど、今回は。

あーあ、何様のつもりなんだ、って感じなんですけどねー。週に5日、何時間もやっていることだと、たった一年半しかやっていなくても、こんな感覚になってしまうんだなあ、って驚きます。

結局、結果が出ないと、自分達がやってることを信じられなくなる、っていうことなんだろうなー、多分。違うか、結果が出ない、の出なさ次第でもあるのかな。
そこに、丁度、色々と重なってたから、今回、こういう感覚になってしまっているのかもしれません。

上手くなれるから好き、という面も、多分あるんですよね、私の場合は。何事もそうなんですけど。それが全てでは無いにしろ。
とりあえず、先輩方や同期達、仲良くなってきてる後輩の子達、監督や指導部の方々にご迷惑をかけるわけには、っていう感覚に縋って、明日までで気持ちを立て直したいです。
本当にびっくりしました、何だか。
うん、好きは好きなはずなんですよね。
どうしましょう、本当に。

とりあえず、明日は大学のほうがお休みなので、ゆっくりしながら、気持ちを整理したいと思います。
幹部になって、主座で自分が考えた練習メニューを出来るように、コツコツとネタを溜めたり、もっとこういう風に出来るようになりたい、っていう理想は一杯あったりするんですよね。だから、きっと大丈夫だろうと思います。
冷静になりさえすれば。

とりあえず、このまま寝たら駄目だな、って思って、パソコンを開いてワーッとこれだけ書いちゃいました。明日起きて読んだら、自分でも訳が分からないような文章になってしまっていそうですが、とりあえず、このまま上げてしまおうと思います。

多分、ここ数週間の不安定さもあるんですよね。とりあえず数日間こなせて安心してたけど、そんな風に、小説や映画や漫画のようにはいかなくて、何度も何度も揺り戻されて、上手くいかない。その中でも、何とか踏ん張れるようになるしかないんだと思います。
今は、そういう意味では、辛抱強く耐えるべきというか。
スッパリと劇的に良くなってくれたら良いんですけど、そんな風に上手くいくものじゃない、っていうことが分かるくらいには、同じようなことがあったので、きちんと整理をつけられるように頑張ります。

今日は試験のプレテストで、団体のほうにも、組みのほうにも迷惑をかけずに済んで良かったです。自分は明後日、危ないんですけど、どうにかしたいと思います。
とりあえず、試験を受けられるように。