秋の夜長に

今日は、少し安心する日になりました。

実は、一昨日と昨日、大学の講義を全部、休んだんですね。
部活のほうは、一昨日は日曜日の選考会の振り替えで休み、昨日は台風で休みだったので、誰にも迷惑をかけずに済んで、本当に良かったです。

一昨日と昨日の講義に関しては、出席も取られず、一度くらいだったら、休んでも自学でどうにかなるかな、と、思い込むことが出来たので、潔く、二日間、休みました。

もう、一昨日の朝から、「あ、これは駄目だ、動けない」っていう波が来てしまって。久しぶりでした。人に会いたくない、話をしたくない、私を知っている人がいるところに行けない、っていう強烈な感情に揺さぶられてしまって。何なんですかねー、日曜日の夜、眠るときは特に何も辛くなかったのに、朝、起きた瞬間に「来た」って分かる波がありました。

実は、去年もこれがあって。手帳を見てみたら、去年は10月半ばでした。ポツポツと五日間、色々と休んだみたいです。あんまりにもどん底で、あのときは、「このまま全部駄目になるんじゃないか。また、こんな日が来てしまったのか」って物凄く怖くて、それもあって更に落ち込んでいたら、両親が秋桜畑に連れて行ってくれて、綺麗な色だな、ってぼんやりと思ったことを覚えています。

その次の日から行けた!みたいなことは無かったんですけど、両親の気遣いと情が凄くありがたかったです。車に乗ってぼんやりしているだけでも、気分転換になって。

何なんですかね、秋になると、ふいに、奥の奥まで塞ぎ込んでしまう周期があるみたいです。頑張ろうにも足が動かない。何かが、ふいに崩れて、急に、頑張れなくなってしまう。

でも、今回はそこまで慌てず、大丈夫、ちゃんと休めば、また、いつもの波に戻れる、繰り返していける、っていう安心感のようなものを持つことが出来ました。
もう今更、何も放り出せない、そして、放り出すつもりもない、っていうことがハッキリしているからこその安心であるような気がしました。
そして、以前は、こういう波が来ると、休んでも休みきれないで、不安だし、罪悪感ばかりだしで、余計に疲れるだけだったんですけど、今回は、全部割り切って、休むことに集中できたように思います。
といっても、ひたすら、昏々と眠り続けて、身体を休めて、ぼんやりと過ごして、日曜日までに書いていた自分の記事を読み返して、こちらに上げて、何も考えないようにしただけなんですけど。
でも、これが出来る、っていうのは、私にとっては快挙だったように思います。

昔、って言えるほど前では無いのですが、学校に行けなかった頃は、同じくらいの年の子が外に居る間は罪悪感を感じていないといけない、寝ていないといけない、って思って、夜中以外は常に、後ろめたくて、笑うにも笑えないし、どこか張りつめていたんですね。そういう切り替えが上手く出来ないタイプで、こんなことをしていても意味が無い、損だ、と思いながらも、罪の意識みたいなものを抱えて時間が過ぎるのを待っていました。だから余計、疲れ切って、長引いたんだろうなと思います。

でも、今回は、「仕方ない、今は休むのが一番、効率が良い。ここで失った分は、後で取り返せるように頑張ろう。最悪、取り返せなかったにしても、今の私ではここまでだったから仕方ないと思おう。とりあえず誰にも迷惑はかけてないし、出来るのはやろうとしてたことの6割って言うしな!!」って、最後は半ば自分に対する逆切れみたいな感じで(笑)考えて、休むことが出来たので、昔よりは、切り替えることが出来るようになったのかな、と思います。スッキリした気持ちで、のんびり過ごす、ってことまでは出来なかったんですけど。

それでも、今回は、二日で這い上がってこれたので、良かったな、と少し安心しました。
本当は、疲れ切る前に、「あれ、疲れてるかな」って気が付けるようにならないといけないんですけど、これに関しては、今後、頑張りたいです。

昨日は、「明日からは戻りたい」って思ったので、少し焦ってました。が、夜になって、昔読んだファンタジーを再読して、剛さんの「瞬き」のPVとshamanipponLIVEのDVDの「きみがいま」を暗い部屋でジーッと観ていたら(笑)、大丈夫、また明日から頑張れる、って思うことが出来ました。
最近は、ちょっと強引に自分を引っ張り上げる方法が、少しずつ分かってきているような気がします。
奥の奥まで塞ぎ込んで、どこかに入っていってしまっている気持ちを引き戻してもらうのが大事なんですね、きっと。剛さんの作品は、あんまりに綺麗で惹きつけられるものだから、歌声と、特に落ちてるときには、声に加えた表情とで連れ戻されるような感じがあって、本当に、剛さんの作品を買っていて良かった・・・、って、こういう時はいつも以上に噛みしめています。

よく考えたら、最近は、講義にも全然集中できなくて、それこそ、知的好奇心みたいなものが枯渇してるな、っていうのは感じていたんですよね。普段は「へえ、面白い」って感じそうなことに、何も感じることが出来ない、っていうことが多くて。ちょっと疲れてるのかなー、とは思っていたんですけど、思っていた以上に切羽詰ってたんだな、と分かりました。
今後は、自分の感覚にも、もっと気を配りたいな、と思います。

本当に、少しずつなんですよね。今は、講義を受けて、部活して、バイトして、他のこともして、って、ほぼ毎日、動き続けているから、どうかするとうっかり忘れてる瞬間があるんですけど、自分は、どうしたって、今まで、普通には来れていない。
精神的には特に、多分、アンバランスなところがある。だからこそ、過剰にならない程度に、他人様に迷惑をかけないように気を付けてやっていかないといけないな、って思います。一気に、スッパリと何もかもが解決することはなくて、揺り戻しは必ずある。そんな時に対応できる術を探すことが大事なのかな、と思います。

色々重なってしまっているときは特に。そうそう、私、部活の役職は、事務系の兼任になりそうなんですね。会計と、OBOG幹事との。同期には、というか、部活関係の人には、あまり、自分のこれまでの暗いことは深くは話していないので、任せられる、と言ってくれるし、自分も、私以外にしそうな人いないな、とは思うんですけど、私は人間関係の面では特に、踏んできた場数が少なすぎるし、気を遣えないタイプだしで不安だな、って思っていたので、それもあったのかなあ、と思います。

そういう不安を共有する、っていうのも一つの手だったのかもしれないんですけど、親しくなった人には、自分の、あんまり普通にはしていなかった部分って、話したくないんですよねー。どんなに明るく話そうとしても、内容的に微妙だし、変に気を遣わせてしまうのも申し訳ないし、自分自身、精神的に何かある人、って思われるのは少し辛いな、っていう気持ちも、やっぱりあるし。難しいなあ、と思います。まあ、これから、先輩達と一緒に話し合うことになるので、それ次第で、また色々と検討したいと思います。

とりあえず、今日はきちんと1限から行って、友達とも沢山話して、ご飯を食べて、部活のほうの学祭の仕事をして、って出来たので、安心しました。朝の通学時間は、ずーっと、キンキさんの曲を聞いてました(笑)
暗めの曲から、徐々に徐々に明るめの曲にして。キンキさんは、暗めだったり落ち着いたりしてる曲も沢山持ってくださってるアイドルさんなので、こういう時は凄くありがたいです。

ほんっとに落ち込んでるときは剛さんの歌を聴きたくなるんですけど、少しだけ元気が出てくると、キンキさんの歌を聴きたくなります。何だろうなあ、剛さんの声に光一さんの声が加わると、力が出るんですよねー。現実味が増すというか。
完全に元気になると光一さんの曲も聴けるようになるので、それで、大体の自分の調子が分かるような気がします。
そういう意味でも、キンキさんは本当にありがたいです。

こうやって、少しずつ少しずつ、足場を補強して、一気に何もかもを変えて、良くしようなんて無理なことは考えないで、去年より少しだけまし、ということを重ねていけるように、自分と付き合っていきたいなと思います。
バーッと書いちゃって、読み直しも出来ていないんですけど、今日はこのまま上げてしまおうと思います。
明日も頑張ってきます。

おやすみなさい!