組と団

今日は、部活で、次の大会のペアが発表になりました!
いやー、この日を待っていたので、嬉しいです。
ちょっと意外な組み合わせだったのですが、その分、これからどう出来るかな、って凄く楽しみです。お互いのタイプの違い的になあ、どんなものが出来るかなー!楽しみです!先輩方の組み方も、意外なところが多くて、それぞれのものを見ることが出来るのが楽しみでもあります。
全日本までもう3ヶ月きってるので、二人で頑張っていきたいです、本当に。
一番濃くて、辛くて、苦しくて、楽しい3ヶ月が始まるんだなー。

級が上がると、難しかったりちょっと危なかったりする技もしないといけなくて、今日も怪我してみたり、首から落ちちゃってヒヤッとしてみたりしたんですけど、まあ、そりゃ怪我もするだろ、っていうことをやってるので、充分に気を付けながら、頑張って練習していこうと思います!

それから、組のものとは別に、団体でやるほうのものもあって、6月の県大会に続き、今回も選んでいただけて、そちらにも出るようになったので、頑張ろうと思います。
前回は先輩方+同期で6人だったんですけど、今回は先輩方+同期で8人かつ、先輩方は最後の大会へ向けた団体になるので、足を引っ張らないように、必死になってついていきたいです。

ということで、ここからは、団体と組とやってみて、キンキさんのことに思いを馳せたので(笑)、それについて書いてみたいな、って思います。

ジャニーズさんは色々なグループがありますけど、基本は数人で組まれてて、二人組って少ないよなあ、って思います。確か、ジャニーズ初の二人組がキンキさんなんでしたよね?

私は、団体のほうも面白くて凄く好きではあるんですけど、やっぱり二人でやる組のほうは、相手に感じる感覚の濃さや複雑さが変わるなあ、って、個人的には思いますし、そういう意味では、二人組ってやっぱり興味深い、って思います。

団体の面白さっていうのは、お互いの力関係や、誰がどのポジションで行くか、どういう役割を担うかを探って、作っていくことにあって、それが上手くいくと、風通しが良い、心地良い「空間」のようになるように感じます。そして、人数が多いからこそ、ある程度のびのびと振る舞うことが出来るし、個人個人の交流も、グループという枠がある中でやるから、何だかんだ自由がきくというか、「何となく」出来れば上手くいく、みたいなところがあるような気がします。
だからこそ、団体は、全体がピリピリしちゃったり、パワーバランスが複雑だったりすると大変ですけど、そこら辺が上手く嵌れば、割と問題なく、スムーズで居心地が良い、安心できる関係性になるんじゃないかと感じます。特に、上手くいかせられたらいいよね、っていう意識が各々にある場合は。

そして、団体で一つになって何かをやる場合の面白さは、基本的には、揃えることなのかな、って感じます。私がやってるのは、何ですけど。団体で、といっても、基本的には3、4組が組のものを同時にやる、そして、区切りごとに相手を変える、みたいな感じになるので、いかに呼吸を合わせて、速い人のスピードに合わせて、良いものが出来るか、っていう感じになってくるんですよね。私はこれは下手で出来ません、すみません、とは言えないから、上手い人のレベルに合わせられるように練習するしかない。

完成したときに一糸乱れぬ、っていうくらいに揃うとやっぱり楽しいですし、周り全体を見る、というよりはむしろ、どこかに意識を固定せずに、全体を感じながら動く、全体の中の一になる、っていうのが醍醐味なんだろうな、と思います。

ジャニーズさんからは「揃えよう」っていう意識はあまり感じないんですが(笑)、全体の中でどこに納まるか、どうやってきちんと全体を把握するか、みたいな感覚は似てる部分があるんじゃないのかなー、って勝手に想像します。

それに対して、組でやるほうは、当たり前なんですけど、もうひたすら相手対自分なんですよね、全てにおいて。自分と相手しかいなくて、お互いだけを見て、お互いとだけ話をして、お互いだけで関係性も何もかも作り上げないといけない。自分と相手の間のことは、この世でただ二人、自分達にしか分かりようがない。

自分が相手に対して感じるちょっとしたマイナス感情、こういうところがなー、っていうところ、逆に、長時間一緒にいる中で感じる、凄く良いなと思うところや、感覚を共有できた、と強烈に感じる瞬間、っていうのは、誰かに分かってもらいようもない、自分にしか分からないことなんですよね。言葉にするのが難しいくらいの、ふとした瞬間の積み重ねで作っていくものでもあるし。だからこそ、自分達の間のことを人に話すのって無意味だな、って思うようになるんですよねー。どんなに言葉を尽くしてみても、きっと違うふうにしか伝わらないな、って思うし、ちょっとしたことが重なりすぎると、それはもう言葉には出来ない濃度の時間になっていくような。

そうなってくると、もはや、仲が良いとか悪いとかっていうより、お互いがいる、一緒にやってる、っていうただそれだけになる。それは冷たい感情とは別で、何ですかね、あまり言葉が必要なくなってくるというか。一緒にいる時間が長くなると、お互いからお互いに対して、想いというか、自分自身の何かが沁みていってるんじゃないか、みたいな感覚になって、それで全てが伝わりあってる、ような気になっちゃうだけなんだと思うんですけど(笑)
でも、長時間一緒にいて、一緒に何かを作る、ってそういうことでもあるのかなー、って思います。

二人で一緒に何かを作る、ってやっぱり相当、威力があることだよなあ、って思うんですよねー。自分と相手がいないと成り立たないけど、究極のところ、自分と相手さえいれば出来る、成り立つ。そして、二人で一つのものを作って、しかもそれを実際、人に見せて評価される。その意味で、自分達は一つの単位になる。どちらが悪かった、良かった、じゃなくて、「自分達」という単位になる。それはやっぱり特別だなー、って思います。コートに入るときはお互いしかいなくて、お互いだけが頼りで、二人しかいないから、絶対に自分はきちんとやらないといけなくて。そのときの、自分を、相手を、自分達を信じるしかない感覚っていうのは、やっぱり特別だよな、って思います。強烈に。キンキさんは、それをずーっと、しかも仕事としてやってきてらっしゃる、ってそりゃあ、物凄く濃い関係性、感覚にもなるだろうな、って思います。「キンキの」な以上、一つの単位で在り続けてるんだもんなあ。

しかも、お互いしか見ないから、そりゃあお互いのことも分かるようになってくるし、詳しくなるし、だからこそ、一緒にいるのが楽しくも、気楽にもなる、って絶対あるよなあ。
ただ、これに関して、キンキさんは本当に凄い、って思うのは、色々な時期はあったでしょうけど、結局、デビューから16年もたって、未だにあの温度というか、関係性に未だに瑞々しさというかぎこちなさが残ってるところです。
正直、濃い関係を作れば作るほど、飽きるというか、もはや新しさも何も、みたいないなっちゃって、大会ごとにペアが変わるってありがたいな、って思うくらいなので、お若い頃は特に、物凄い量の時間を共に過ごされてなお、お互いに対して飽きてらっしゃらない感じが凄すぎる!って驚きます(笑)

凄いよなあ。二人組のほうが絶対、飽きるというか、どうしようもなくなる可能性が圧倒的に高いだろうになあ。何だろう、情の深さなのかなー、もはや不思議、っていうレベルだもんなあ。可能性への期待を持てるかどうかの問題なのかな、とは何となく思うんですけどねー。一緒にもっと先を見たい、っていう意識があると、ああなれるのかなー。キンキさんの場合は、今は特に、一緒にやることを強制されてるわけじゃないでしょうから、本当に情何だろうと思うんですけど、それを普通に保ってらっしゃる感じが凄いなー、って思います。
相性も勿論、悪くはないんでしょうけど、やっぱり情がないと成り立つわけないし、続くわけないな、って思います。お互いのことがお好きなんだろうなー、って。ぜっったい倦怠期みたいなものもあっただろうからなあ!二人しかいない関係で倦怠期が無いわけないしなあ。それでも16年経って今あんな感じ、って凄すぎる。キンキさんは興味深いよなー、本当に。

それから、ついでに書いちゃうと、団体にしろ、組にしろ、自分で選んだ相手ではなく、幹部の先輩方が決めてくださってるんですけど、そちらのほうが上手くいきやすいように思うので、やっぱり、ジャニーズさんの制度っていうのは、何だかんだ良いんじゃないかな、基本的には、って感じます。

そういう意味では、来年、幹部として自分達で相手を決めるのが憂鬱でもあるんですよねー、ちょっとだけですし、誰とでも問題ないというか、やりたいと思えるので大丈夫かな、と今のところは思ってるんですけど。

でも、やっぱり、上に決められてると、何ですかね、気が楽・・・、というか、「こういうことになったみたいだから、じゃあ、頑張りましょうか、よろしく」っていうところから始めることが出来るので、気持ち的に同じところから始められるというか。これで「やろうよ!」から始まってると、お互いの温度差や、自分で選んだ相手だからこその不満みたいなことも思っちゃいそうで大変なんじゃないかなー、って思います。

上に決められて始まると、「好きで一緒にやってる訳じゃない」まではいかないんですけど、お互い、何の意図も無く一緒にやっていくことになった相手だから、こう、意外と建設的というか、相手に対してマイナスな感情が、自分で選ぶよりは湧きにくいように感じます。お互い同じ境遇だからこそ、味方だと思えるし、共同戦線みたいな感覚も持てるしで。

やっぱり、組のほうが、関係性としては煮詰まったり、色々思ったり、でも衝突はしなかったり、っていうのがあるような気がします。相手が嫌い、っていう訳でもなかったら、二人組が衝突する機会って本当に少なさそうだもんなあ。話し合う、っていうのも結構難しいかもなあ、って思います。今更、っていうのがやっぱりありそうだもんなー。でも、ずっとやってきてるからこそ、改めて話す、っていうのが大事で、面白くもあるんだろうな、って最近は実感します。

今度はどんな感じになるかなー。まあでも、基本的にやっぱり組のほうが面白いです、私は。やるのも見るのも(笑)
二人で一つのものを作り上げるときの、思い入れの強さと特別感はやっぱり、他とは段違いに思えて。皆、ではなくて相手と、になると、くっきりするんですよね、全てが。私達皆で、より、私とあなたで、のほうに惹かれるタイプなんだろうなー、って思います。

ということで(どういうことでだ、って感じなんですが(笑))、キンキさんは年々、見てて思う事が変わって面白いですし、楽しくもあります。
明日にはとりあえずDVDの感想の1つ目を上げられそうなのですが、DVDも見てて凄く楽しいです。
なんとなーく、ダラダラと、そして長々と書いちゃったので、文章が色々、ごちゃごちゃしてそうなんですけど、明日は午後にちょっと用事とバイトがあるので、もう寝ようと思います!
もし読んでくださった方がいらしたら、いつも以上に読みにくい文章になってしまっていて、すみません!おやすみなさい!