教えること

そろそろこれを書かねばなるまい。
日数が経って、ちょっとだけダメージも薄れたし、次までに整理つけて切り替えたいし。
3月の終わりからちょいちょい書いてきた、大学で後輩の子達向けにゼミを持つ、というものの初回がありました。4月の終わりのほうに。

いやーーーーー、もう!!打ちのめされました!!自分の無能さに!!
もうちょっと、もうちょっと楽しくしてあげたかった!!!

まあ、色々予想外ではあったんですけどねー。黒板的なもの無し、とか(笑)
そして、初回でお互い探り探りで。私は11人持つんですけど、とりあえず良い子たちそうで、そこは本当に良かったです。皆、目を見て質問に答えようとしてくれて、にこっとしてくれて。だからこそ、だからこそ、もっと何とかしてあげたかったーーー!(号泣)

もう本当、「道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか?」的テンションで帰ってきました。『別れうた』的恨み節テンションです、もう(笑)

次の日からインフルエンザにかかっちゃったんで、色んな意味でうなされたんですけど(笑)

具体的には、あんまり生徒さん達に話をさせてあげれなくて。私の質問がなー、もうちょっと答えやすくしてあげられたんだろうなー。私は、自分自身が、「どう思う?」って聞かれたら、「こうこうこうで、こう思います」って咄嗟に言えるほうなので、質問の仕方っていうのをそんなに考えたことがなかったんですけど、世の中には答えやすい質問、答えにくい質問というのがあるんですね。だからと言って、二者択一だと何も面白くないかな、とも思ったんですけど・・・。

それから、どうしても、講義っぽくなっちゃったんですよね、初回の内容的にも。申し訳なかったよなあ、あれは私も、受けるほうだったら、ちょっと退屈に感じちゃったんじゃないかな、って思います。

というか、多分、もともと、私は割とテンポが速いんですよね、何でも。自分が、特に講義系でトロトロ話されるのが苦手で、パッパと進めてほしい派なのもあって、ちょっとテンポが速すぎたかなー、って思います。もう少しのんびりで、ゆっくり考える時間をあげられたら良かったかなあ。特に今回、日本人じゃないよ、って子も居たので、ちょっと速すぎたかな、って思います。難しめの単語もあったしなあ。時間配分的には、丁度で終わりはしたんですけど。

先生っぽくなっちゃってなー。まあ、次回からは、グループに分かれて作業してもらえるので、そこに関しては、ガラッと変わると思うんですけど。
ただ、次回は何をさせてあげるか、きちんと絞り込むのが必要なのと、こっちで補足のプリント作ったほうが良さそうだな、って、改めて予習をして、思いました。今日。

うーーーん、何パターンかシュミレーションさせてあげるのが一番、分かりやすいかな。全体的に、良い子達なんだけど、大人しく、いかにも「勉強します」的になっちゃったので、もう少しワイワイやってもらえるように、次回以降、もう少しくだけてやろうかな、って思います。

それぞれの子の良さを引き出してあげられるように。こちらはあくまでサポート、っていう風にやれるように。上手くいきますように!!

ただ、それこそ憲法の話とかしないといけないんだよなあ。今から話題になる改憲とか、どこまで言うかな、ってちょっと迷います。私個人としては、「公共の福祉」という文言が「公益及び公の秩序」に代わることからしてもう、自民党の改正案はちょっと待って、考えよう、ってなってるんですけど、そこまで色々言わなくても良いかなー、若干行き過ぎになりそうだし、新聞読めば分かるし、とも思います。いやでも、そういうのに興味持つタイプだからこっちに来てるんだよなあ。それを考えると、いっそそっちに行ったほうが盛り上がるのかもしれない。どうかなー。

それから、誰の発言も、一言も否定しないことや、「発言してくれてありがとう」とか「ちゃんと分かってくれてる、そこ凄く良いよ」とかって、感じたことをきちんと伝える、っていうのは、これからも意識したいです。やっぱり、ホッとした顔や、にこっとした可愛い笑顔を見せてもらえると、こちらも嬉しくなったので。

あーー、本当に、話を受けた私も、ゼミに来ないといけないあの子達も、後悔しないゼミにできますように。もう一度、同じ立場の子達とも協力して、授業プランを練りたいです。一度やって、やっぱり、人を90分間集中させるのって厳しいな、ってよく分かったので(笑)

それにしても、後輩、っていう存在は何故こんなにも可愛いんでしょうか。部活でもそうなんですけど、「先輩」って話しかけられたらもう、無条件に、自分に出来ることは何でもしてあげたくなります。自分自身が、沢山の先輩方に、色々お世話になったからなんだろうなあ。というわけで、今、自分が一番弱い言葉がこの「先輩」な気がします(笑)
出来るだけ、後輩の子達の役に立てる先輩になれるように、頑張ろうと思います。