SHOCK

取りあえず今日に辿り着いた・・・!
明日は他大さんとの合同練習会がありますが、午後からで、普段よりは時間があるので、今日は色々書きたいと思います!!

自分のことはまたそのうち、書いておきたいことは書いておこうと思うのですが、とりあえず、SHOCKのことについて、見てから一週間で考えたことを書いておこうと思います。

一回しか見ていませんし、今までの流れを知らないで見ているので、的外れだったり、率直過ぎたりすることを書いてしまうと思います。どうせ、どうでもいいようなことしか書けないと思うので、SHOCKに対する思い入れが強い方は、読み飛ばしちゃってください!

ということで、下げます!


何から書こうかな・・・、って前回も書いた気がします。
うーん、本当に色々思ったんですけど、考えてたよりも、舞台というより、エンターテイメントショーよりなんだなあ、っていうのが強かった気がします。そして、思ってたよりずっと、好みだったなあ、っていうのが強かった。

んですが、ずっと、ほぼ読んでなかったり、ふわっとしか目を通させていただいてなかった、色んな方のSHOCKの感想を読ませていただくと、もう不安でいっぱいになりました(笑)あれ、私はやっぱり、冷たすぎるか、理解力が無さすぎるか、感性が鈍すぎるか、なんだな、みたいな。まあ、芸術系のものなんて、結局は、皆、好き勝手に解釈して、自分好みに捉えるしかないだろう、って思っちゃってるので、言うほど気にはしてないんですけど。
何かを見て、考えて、そのことについて書いたり話したりすることは、他人を語っているようで、結局、自分のことを語っているだけだ、って最近、何度か違う本で読んだんですけど、あれは結構当たってるような気がします。

ということで、改めて、あくまで私がこう感じた、っていうだけの感想を書きたいと思います。

私にとってのSHOCK初観劇感想は、何というか、これは本当は駄目な感想なのかもしれないんですけど、「ジャニーズって凄いな!」だった気がします。一言で言うと。何でも取り入れる、という姿勢こそが、ジャニーズさんの強みだと思うんですけど、それを凄く感じました。マジックしたい、太鼓やりたい、踊りたい、歌いたい、殺陣したい、演技したい、フライングしたい。フライングはちょっと違いますけど、それ以外はどれも、本職の方がいらっしゃることですよね。物凄い次元まで、それだけを修練して、技術を高めていく人達がいる分野。普通だったら、少しずつ取り入れよう、とはあまりしないんじゃないかな、って思います。そういうことを、堂々と取り入れていく感じが、まさに、ジャニーズさんだな、って思いました。

それにしても、マジックなあ。光一さんのお顔のあれが使われたときは、違う意味で度肝を抜かれました。凄い。物凄くナルシストっぽい。光一さんだというのに・・・!(笑)やっぱり、光一さんとコウイチは別、ってことなんだろうなあ。車もなあ。車・・・、って一瞬、ついていき損ねました。ああいうのもある、とは全然思ってなかったので。

それから、そっと書いてしまうと、階段落ちは、あれは確かに、話の流れ的にも意味があるな!って分かりましたし、意外と安全そうだな、とも思えたんですが、フライングは、正直、やっぱり半分ぽかーん、ってなりました。光一さん、体幹素晴らしいなー、と思いながらも、「だが、何故飛ばなければならないんだ。しかも、お客さんの上を」っていう思いが抜けなかったというか(笑)
サービスなんですかね。やっぱり、少しでもお客さんの近くに、って叩きこまれてらっしゃるからこそなのかな。別に飛ぶ必要性はないんじゃ、と思ったんですけど、それを言い出したら、必要性のあることをしてる舞台なんてそうそう無いですもんね。そういうものなんだろうな。ただ、私は、いくら大好きで応援してる人であっても、自分の上を飛んで行ってほしくはないかなー、って、ちょっとだけ思いました。

それから、マイケル。SHOCKを見て、マイケルの影響力って凄いよな、って改めて思うことになるとは思いませんでした。結構色んな箇所で、マイケルリスペクトを感じて、そうか、光一さんそんなにマイケルに思い入れが・・・、って、ちょっと驚きました。トラヴィス振り付け、っていうだけじゃなかったと思うんですよね。特にマイケルを感じたのが『SOLITARY』でした。私、『BPM』で聴いてから、この歌がほんっとに好きで、どんな時でも物凄く!!テンションがあがる、っていう意味で、剛さんの『くにのうた』と同じ位置づけにしてるんですけど(笑)、そうか、これ系の振り付けだったか・・・!って思いました。

ほんっとにマイケルリスペクトだったなあ。言いたいこと、凄く分かる!って思ったんですけど、あれもトラヴィス振り付けなんですかね?光一さんがご挨拶のときに触れてらっしゃらなかったんで、よく分からないんですけど。いやでも、あれがトラヴィスじゃない、って言われたら相当驚く、っていうくらい、ほんとにマイケルリスペクトだったもんなあ。何もかもが。ラストは特に。今まで見たこと、聞いたことがある範囲の作品では、光一さんからはマイケル好き感をそんなに感じなかったので、ちょっと意外でした。

ただ、これは完全に好みの問題でもあるとは思うんですけど、マイケル系の振りをかっこよく踊る、って本当に難しいんですよね。キレとセンス、角度の計算、やぼったくならない動きと身体の使い方、どれも揃ったって厳しい。それにあそこまで挑戦する、っていうのは、よっぽど好きじゃないと、やる気にならないだろうな、って感じました。本当にお好きなんだろうなあ。

それから、マジックのときにしろ、ダンスのときにしろ、リカと絡むコウイチがあまりに、「このエスコートは形だけです」感が強くて、そこはちょっと面白かったです。あくまで、自分が生きるための、自分の形を崩さないエスコートが、コウイチらしい気がしました。光一さんご本人は、普段、特に咄嗟に何かするときは、きちんとしたエスコートの仕方してらっしゃいそうだもんなあ。

そして、本当にありがたかったのが、そこまでミュージカルっぽくなかったことです。私は、確か以前も書きましたが、ミュージカルがちょっと苦手なんですよね。小学生だったとき、学校に来てやってくださった方々のミュージカルを見て、「何故そこで歌う、しかも、大人が猫の役をしてる、何だこれ・・・」って感じて引いてしまうような、嫌な子供だったんですが、あれ以来、やっぱりちょっと苦手です。それに、「静かにして、お父様が起きてしまうわ」→「私はーあなたをー」って朗々と、そして切々と恋心を歌いだす、みたいなところも、やっぱり、いまいち入り込めなくて。

その点、SHOCKでは、そういう違和感や、入り込めなさをほとんど感じませんでした。そこはもう、本当にありがたかったです。光一さんの感覚を信じて良かったです。あれなら、ミュージカルは苦手、っていうタイプの人にも、何の気兼ねもなくオススメ出来ます。というか、私の中のミュージカルとは違って、本当に、エンターテイメントショーだったような気がしました。それこそ、一度見ただけなので、ただの印象になってしまうんですけど。だからこそ、色々な人が楽しめるんじゃないかな。

ここからは、コウイチという人物についてになるんですが、何ですかね、やっぱり小物っぽく感じるところと、そうでないところのギャップが、結構気になりました。あの人は結局、ただの自己中心的で、自己満足感の強いタイプだったのかなー、っていう疑問が残るというか。少なくとも、コウイチは誰の影響も受けなかったように見えました。オーナーにも、ヤラにも、リカにも、カンパニーのメンバーにも。上手く関われなかった人にしか見えなかった。だからこそ、最初から最期まで、コウイチはコウイチのままだった。続けることにこだわり、続けきった。だからこそ、満足した。コウイチからは、先(他人)に繋げたい、っていう気持ちをほとんど感じなかったんですよね。ラストの台詞くらいかな。だからこそ、終わりは唐突に感じる台詞が多いように思ったのかもしれません。それから、自分のことを分かってもらいたい、とも、あんまり思ってなかったように見えました。だからこそ、物凄く!好みだ!って思ったんですけど。うん、そう感じたからこそ、凄く好きでした。私は。コウイチの描き方が凄く良かった。

意外と、芸術作品で、揺らがない、影響を受けることが出来ない人物ってあまり見ないので。変化が無い、っていうのは描きにくいからなんでしょうか。あれで例えば、コウイチがヤラに影響されて、続ける意味を考えて自分の言葉にする、何なら、続けることに苦悩する、とかいう変化があったら、私はここまで好きにならなかったろうなあ、って思います。
本当に、まさに亡霊になるくらい執着する思いの異常さ、理屈の無さ、そして美しさ。好み過ぎる。大体私は、異常なタイプを演じる美人さんが好きなので(笑)、そこは凄く好きでした。

ただ、その続けることへの揺るがなさと、「そんなこと言うなら俺抜きでやってみろよ!」的な癇癪をおこすような小物っぽさのギャップにはやっぱり、ちょっと違和感を感じます、が、そのアンバランスさが良いのかなー。どうなんだろう。

あと、一番感じたのが、光一さん、これは思ってたよりも長く続けられるんじゃないかな、ってことでした。体力的に。意外と大丈夫なんじゃないかな、みたいな。光一さんご本人には、色々と見えてらしたり、考えてたりされてるのかもしれませんが、私がうっすら思ってたよりは大丈夫、というか、続けられる舞台なんじゃないかな、って思いました。って言っても、やっぱり凄く長く、っていうのは厳しいかもしれませんが。にしても、あの身体の動かし方だけでも、充実感とハイになる感覚は得られそうだよなあ。肉体を追い込むことで得る精神的な安らぎ、みたいなものがありそう、あれは。それも良いんだろうな、きっと。

とにかく、光一さんの背中が、いついかなるときもかっこよくて、ありえないくらい男前で驚きました。だからこそ、光一さんとコウイチのギャップが凄かったんですけど。今回、初めて、役者と役が、役柄的にも名前的にもリンクしてる、というタイプの舞台を見たんですが、この形式は面白くもあり、難しくもありだなあ、って思いました。
見るほうの慣れと心構えの問題かもしれないんですけど。

また機会があったら、もっと色々としっかり見て、ちゃんと掴みたいなあと思います。
皆さんが、これから先も楽しく、怪我なく、輝いて、走り続けられますように!!

とりあえず、光一さんの凄さと素晴らしさは本物だな!!って実感できたことで、初SHOCKにこのスケジュールの中で無理矢理行って良かったー!!って、心の底から思いました。ヤラさんも、本当に素晴らしかった!!何ですかね、感動した、っていうよりは、何と言うかこう、清々しさを感じました。ここまで来たら清々しい!!っていう、全て含めて素晴らしい、清々しい!みたいな。全部もう、どうでもいいやー、だってこんなに輝いてるし、惹きこまれるんだから!っていうところに落ち着いたというか。

ただ、泣くとか、私も頑張ろう、とか力を貰う、とかっていう気持ちにならないのが自分らしいな、って思いました。結局そうなんだよなー、好きな人達に、そういう感情はもらえない。それはあくまで、自分の力でどうにかするしかないだろ、って思ってるところがあるというか。損で馬鹿なタイプなんだろうな、って思います。大好きだし、凄く支えになってはいるんですけど、ただただ、この人の感覚が好きだ!そして、この人が好きだ!っていう感覚を深めていくことだけしかできない。というわけで、今回、SHOCKで改めて、光一さんの感覚と、そして、光一さんの輝きと光一さんご自身がやっぱり好きだ!!!っていう感覚を強めました!良かったです!!