明日へ

明日は、研修ラスト日かつ、テストです。
合格できるのかなー、筆記でなく、討論の様子、発言内容、話し方を見る、という感じだったので、無理に背伸びせず、普段通りやってこようと思います。といっても、自分がやるのと、後輩の子を指導して、意見をまとめるのは全然違うと思うんですけど・・・。この研修については、また後日色々決まったらきちんと書いておきたいな、って思います。来年の自分の為にも。

そして、書こうか書くまいか、って思ったんですけど、やっぱり重いので、ひっそり書いてみようと思います。


数日前、久しぶりに会った子に、三月上旬に薬を大量に飲んで病院に運ばれて、胃の洗浄をされた、って聞かされて、もうやだ、って泣いてしまいました。

彼女は本当にお家が大変で、その中でもいつも優しさを失わずに頑張ってる子なんですけど、もう限界を越えたとこに来てるんだな、って本当に辛かったです。とにかく驚いたし、怖かった。

それでも、このことがあったから、お母さんを入院させる、って決めることができたって言ってましたし、記憶も飛んでてきつさも覚えてない、って言ってたので、それだけが救いです。

生きててくれて良かった。知らないうちにいっちゃわないでいてくれて良かった。
私は彼女との関わりかたについては、もうずっと迷ってきたんですよね。今は、お酒で苦しんでるお母さんとの共依存みたいな形になってしまっているけど、私の関わり方によっては、今度は私と依存関係が始まるかもしれない、と思って。

今、また少し悩んでます。が、基本的には今までより少しだけ多く、連絡を取るくらいにしたいと思ってます。自分に出来る範囲を見定めながらやらないと、共倒れになるだけだと思うので。これも言い訳なのかもしれないんですけど。

彼女は、私たちがまだ小学生だった頃、私が学校に行けなくなったときに、「私が来ないなら、自分も学校に行かない」って言って、本当にほとんど行かなくなっちゃった子なんです。私はそれを、担任の先生から、母経由で聞いたんですが、あの時の私は自分のことで手一杯すぎて、何もできませんでした。手紙を貰ったことは覚えてるけど、それにちゃんとした返事が出来たのか、いまだに思い出せないくらい。自分のことで切羽詰っていて余裕が無かったことを、今でもずっと悔やんでます。あの時、少しでも話を聞く余裕を持ててたら、今ほど辛いことになってなかったかもしれない、って、どうしても思うんです。少なくともあの時、彼女はまだ自分を追い詰めすぎるようなことをしてなかったと思うので、あの時、何か出来ていたら、って、会うといつも思います。あの年頃は友達って存在が凄く大きかっただろうな、って感じるので。

彼女が今回連絡してきてくれたのは、「一緒に化粧品を買ってほしい」ってことだったので、一緒に見て選んで来たんですが、本当に、彼女がこれから先を、少しでも苦しくなく、生きていけるように、って思うことしか、今は出来ない自分がいます。どこまで踏み込めるかは、これから連絡を取りながら考えたいです。

でも、とりあえず、化粧をしよう、そして、環境を変えよう、って思ってる彼女を応援したいですし、会えるときは会って、明日へ向かっていく彼女を見たい、と思います。
本当に、生きていてほしい。
こういうことがあると、もうやだ、って心から思います。何で彼女があんな小さい身体であんなに苦しむんだろう、もうやだって何度も思うんです。でも、そう思ったって環境は何も変わってくれないから、這うようにしてでも、彼女自身が変わっていくしかない。

どうか、何もかも上手くいきますように。彼女が罪悪感を感じる必要なんて、全く無いんだから。