改めて思い返してみる

って程でもないんですが(笑)
1000回公演のことです。
キンキさんのファンとしては書いちゃダメかな、って迷いながら書いた部分も多いので、そのうち消すかもしれません。
私だったら、って考えて書いてるだけなので、いつも通りの、ただの勝手な想像です。


私、当日も書きましたけど、剛さん来られて良かったなあ、って思ってはいるんですけど、それ以上に、相当迷われたろうな、って、そっちのほうが強かったです、正直。
だからこそ余計、キンキさん凄いなあ、って思います。

前にも書きましたけど、私は、実は、お二人がお互いのソロに干渉しないのって、凄く賢いことだな、って思ってるんですよね。どちらの世界も濃いから、お互い、下手に触れないのは賢い選択だと思います。お二人どちらもが、心からお互いの作品を良い、って思えて、ある程度理解もできるならともかく、それにはキンキさんのソロは濃すぎるし、方向性が違い過ぎるんじゃないかな、って思うんですよね。それなら、無理に関わる必要は無いし、触れないほうが無難じゃないかと思います。少なくとも、私だったら、どうしても分からない部分には触れる必要は無いだろう、って考えると思います。ソロ活動に関してお互いに知ること、触れることの、お二人にとってのメリットもいまいち分からないし。

もちろん、例えば今回の剛さんのカバーアルバムみたいに、一般向けでもあるよ、ってことで出す作品なら、触れても勿論、良いでしょうし、おそらくそれもあって、番組でも触れたんでしょうけど、剛さんのソロプロジェクトに関しては特に、光一さんは下手に触れないほうが良いと思ってます。光一さんのためには、完璧に分けておいたほうが良いと思う。やっぱり特殊すぎると思うんですよねー。あれは、知らない人に引かれずに話すのは難しいだろうし、結構困ると思う。まあ、光一さんなら上手くおやりになるような気もするんですけど(笑)でも、触れないほうが安全だと思います。

お互いのソロの場で相方さんのお話をされない、っていうのも、当然のことだと私は思っちゃってました。お二人はもちろん、KinKiKidsというグループですけど、同時に個人でもあるんですよね。いつでもどこでもキンキを引きずらないといけない、っていうのは息苦しすぎると思いますし、キンキ以外の、キンキとは完全に切り離した自分だけの世界を作りたい、という欲求があるのも当然だと感じちゃいます。光一さんにとっては、それがSHOCKで、剛さんにとってはそれが音楽だった。だからこそ、そこではお互いを切り離す。それが寂しいことだ、とは全く思いません。一緒に居るときに楽しく出来れば、それだけで充分じゃないのかな、って思うんですよね。相方だから、相方の全てを把握しなきゃいけない、自分個人としてやってるところでも相方の話をしなきゃいけない、ってことは決してないと思いますし、常に相方の存在を感じてなくちゃいけない、ってことも無いだろうと思います。どんなに大事に思ってる相方だろうと、それは嫌、って私は思っちゃうんですよねー。自分が自分の力でやるところでは、自分だけの色にしたい、と望むと思います。

そして、お互いのソロ活動に触れないのは不自然、と思ったことも一度もありません。相手がやってることがよく分からない場合は、相手のそういう世界を見て、話すのってやっぱりあんまりしたくないんじゃないかな、って思うし、もし私が親しい人とそういう関係、一緒に仕事するけど、それ以外は別、って場合は、特に触れたくはないな、って思っちゃうほうなので。なんですかねー、別にいらない情報というか、一緒に仕事するときだけ、全力で向き合うことが出来ればそれで何も問題ないし、全てを知らなきゃいけないわけでもあるまいし、みたいな気持ちが強いタイプなのかもしれません。知らなくても問題ないことは知らなくて構わないのに、何でお互いのソロを知らないといけないんだろう、って実は結構思ってます。大事なのは一緒に良い仕事が出来るかどうかだけなんじゃないかなー、って。自由にやってるところはお互い自由にやる、触れない、くらいのことはしないと、息苦しいと思う。

SHOCKに関しても、よく、「コンビなんだから見に来たって当たり前」とか、「SHOCKはもう、剛さんが来たことで何かが変わってしまうものじゃない」って読ませていただきますし、そうなんだろうな、って感じはするんですけど、そういう話では無いんじゃないかな、とも、やっぱり思っちゃいます。

剛さんにとっては、帝劇、もしくはもっと大きく言えば舞台、っていうのは、畑違いの世界だろうな、って強く思うんです。剛さんも芸能の人ですけど、エンターテイメントという大きなくくりでは一緒でも、舞台という独特の閉鎖性がある、特殊な場は余計、全く知らない世界も同然なんじゃないかな、と想像します。

もう全っ然分からない世界だろうし、そこで光一さんが頑張って、それなりに格を付けた以上、そこに、舞台に関しては素人の自分が入らないほうが良いに決まってる、っていうのは、そりゃ当然、そう思うだろう、って感じます。
しかも、剛さんは、光一さんとどうしてもセットで見られやすい立場にいる方なんですよね。だからこそ、下手なことは出来ない、近いからこそ、光一さんの格、SHOCKの格を考えると、行かないようにするしかないだろ、って、少なくとも私なら考えるな、って思います。ひっそりとでも行けば、コメントを求められることがあるかもしれないし、触れられることもあるかもしれないし。それが分かってる以上、近い立場であるがゆえの、何かやっちゃったときのダメージと光一さんに対するものを含めた批判を考えたら、もう一切関わらないほうが絶対賢い、って思ってました。光一さんが正統派な道を歩んでこられてるので、余計に。
だからこそ、コンビなんだから、とは全然思いませんでした。私がもし同じ立場だったら行かないな、って思ったので。

それに、知らない世界、どう振る舞って良いんだかもよく分からない世界に、身一つで行く、ってそれは相当怖いだろうし緊張するだろうと思うので、そういう意味では、ほんっとに、剛さんよく行かれたよなあ、って思います。凄い。単純に、私だったら、自分のテリトリー外で、凄い方も沢山いらっしゃる中で探り探りやる、しかも下手なことしないようにしないといけない、って怖すぎて嫌だなー、って思うので。

とかって考えてたら、光一さんが剛さんについてしてらしたコメントがもう、流石すぎて惚れ直しました。光一様流石すぎる。そして、光一さんも剛さんのソロに関して、同じような感覚になられたことがある、ってことなのかな、だからこそ分かるのかな、とも思いました。剛さんの世界も、あれはあれで閉鎖的なところがあるように思うので。
知らない、分からない世界だからこそ、困る・・・って言ったらアレですけど、そういうお気持ちがお互いにあって当然ですもんね。

という訳で、そこをちゃんと理解してらして、その上で喜んでらっしゃった光一さんと、自分のテリトリーとは全く色の違う場に、光一さんのためにお祝いをしにいらした剛さん、どちらも凄い、流石、15年以上一緒に仕事出来る人達は違う、ってしみじみと思いました。

それから、剛さんの、まさかのお手製、というか、時間かけたお祝いの品が、凄く良いな、って感じました。なんだかんだ、時間をかけてくれること、何がいいか、どうしようか、って考えて、書いて、作ってってしてくれることって、それこそ愛情を感じるだろうな、って思いました。

私だったら多分、買っちゃいますもん。手間かけるのって大変だし、面倒だから(笑)
しかも、ちょっと実用的、というか使える物な感じがまた、光一さん的には地味なのかもしれませんけど(笑)、その分、ちゃんと考えて選ばれたんだな、って思ってしみじみとした気持ちになりました。
いくらでも、派手な物も、華やかな物も面白い物も(笑)選べたのに、そこにいった辺りが、なんというか、労わる気持ちを感じました。私だけかもしれませんけど!!

ということで、これからに関しても、私は、剛さんソロ、キンキさん、光一さんソロ、三つをキッパリ分けてもらって構わないし、むしろそちらのほうが賢いんじゃないかな、お互いにとって良いんじゃないかな、って思ってはいるんですが、こういうお祝いをきちんとされた、っていうのは、良かったなー、って思います。節目は大事。

最後に、改めまして、光一さんをはじめとした皆さんが、お怪我も事故もなく、走り続けていかれますようお祈りしてます!!
これからも頑張ってください!