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今日は、家から歩いて行けるくらい近くにある酒蔵の酒蔵開きに行ってきました。
折角20歳になったし、色々と飲んでみておきたいな、って思ったのもあるんですが、この酒蔵開きに合わせて、商店街全体で色々とイベントをやったり、出店を出したりして、街を盛り上げようと頑張ってる感じも良いな、応援したいな、って思って。

焼酎は、親戚のお店の手伝いをした際に出すことはあったんですが、自分が飲むことはほとんど無かったので、年を重ねたんだな、って少し感慨深かったです。私は、割とお酒に強いタイプみたいで、まだ酔ったことがなく、お酒も程々に好き、美味しい、くらいの感じなのですが、色々と飲ませていただくと、それぞれに違いがあって、面白かったです。商店街も、いつもより活気があって、皆さんそれぞれ生き生きしていて、楽しかったです。来年も、もし予定が無い日だったら、遊びに行きたいなあ。

午前中はその酒蔵に行ってから、こちらも家の近所にある、一本だけ、毎年早く咲く桜の様子を見に行ってきました。やっぱり、今年も早く咲いていて、他の桜がちらほらとしか花を咲かせていない中、生き急ぐように、もう三分咲きくらいになってました。

その桜を見ているときに、ふと思い立って、剛さんの「ソメイヨシノ」を聞いたんですけど、今年は去年とは全然違って聞こえて、もう駄目でした。やっぱり、何だかんだお酒がきいてたのかなあ。少しだけ泣いちゃいました。丁度、綺麗な鳥がやってきて、桜の花と戯れてたのがまた、哀しく、切なく感じてしまって。剛さんの声と歌には、本当に、剛さんにしか出せない哀しさと美しさと痛さがありますね。失われたものを、失われたままに想う哀しさがある。春は剛さんの季節・・・、というか、剛さんの歌の季節だな、って改めて、しみじみと感じました。

今までは、この歌に出てくる「叫ぶ声」っていうのは、桜の声だ、としか思ってなかったんですよね。

「叫ぶ声がまた 墜落した」っていうのは、桜の花弁が舞い落ちていくところであるように聞こえたので、この人には、桜が散るのが、そんな風に見えるのか、って胸が詰まったような覚えがあります。それから、あの静かな光景を見て、墜落する前の断末魔が浮かぶ、ってことは、ここで歌わてれるのは夜桜なのか、って考えました。昼ののどか光の中で散る桜とは、あまり結びつかないイメージであるように思えて。

もしくは、風の声でもあるのかな、桜を散らす風の声なのか、とも、思わなくもなかったんですが、私の中では、やっぱり桜の声だろう、っていう所に落ち着いてました。私の勝手な解釈なので、正解は全く違うのかもしれないんですけど。

でも、今年は、「叫ぶ声がまた あなたを過らせた」っていう箇所が特に、今までとは全く違って聞こえました。叫ぶ声であなたが過る、ってことは、あなたも叫んでいたんだろうか、だからこそ、桜が叫ぶ声にあなたが過るのか、って感じて、痛かったです。墜落する叫ぶ声は、桜の声でもあり、もういない人の声でもあるのかな。桜の叫び声の中に、あなたの声も聞いてるのかな、って。

丁度、色々あった日から、あと数日で七週間経つな、って考えてたからでもあると思うんですが。あの子も、叫んでいたんだろうか。というか、叫びたかっただろうか。叫びたかっただろうな。ごめんね、と、謝ることも出来ないけれど、それでも、ごめんね、とこぼさずにはいられない。そういう弱さが、自分にもあったことが苦い。後悔してる訳でもないのに、私にしか分からない、他の誰にも抱えられない罪を、何度も何度も振り返って、何度も何度も叫び声を聞く。ほんの数日前にかかってきた電話で、私だけがそうじゃない、って分かって、ちゃんと聞き続けようと改めて思えた叫び声。ごめんね。あの人は知らないけど、少なくとも私達は、きっと、ちゃんと聞き続けるよ。おそらく、何度も何度も、あなたの叫び声を聞き続ける。耳をふさぐ術もなく、その気もなく。逃げる気もないし、忘れる気もない。それだけはしないし、出来ない。ちゃんと分かってる。

今年の春は、きっと、いつもよりも多く、桜を見にいくんだろうと思います。
本当に、何故桜は、「あなたを過らせる」んだろう。そこに、あなたを見るんだろう。
「まさか天へ昇ったあなたの分身とかではないよね?」この問いかけかたが、今までよりもずっと、胸に迫ってきました。ほんの少しだけ、そう期待してしまいたくなるような問い。そんなはずないのに。そう思ってしまいたくなる。違うものに、私達には分からないように、姿を変えてくれたんだと思いたくなる。甘えであり、弱さでしかないけれど。私達は、それを望み、同時に、それを恐れて、望んでいないのかもしれないけど。

剛さんは、何をなくした人であり、何をなくすと思ってる人なんだろうな。


それから、桜の話題で、もう一つ、こちらは良いな、書きたいな、って思ったことがあります。昨日、偶々、テレビで見た企画です。

http://jptower-kitte.jp/sakura/

日本画家の千住博さんが関わってらっしゃるプロジェクトなんですが、高校一年生だったか、中学三年生だったかのときに、何となく、千住博さんのエッセイ集か何かを読んで、好きだな、って感じた覚えがある方だったので、こういう形でまた、千住さんのことを意識するきっかけが出来て良かったな、って嬉しく思いました。最近、日本画と少し、ご縁があって、ちょっとわくわくします。

この想い桜、福島県の滝桜を描いてあるそうなんですが、約200名の老若男女の皆さんが、千住さんの下絵をもとに、思い思いに桜の花を描いてらっしゃいます。
皆さんが描いてらっしゃる様子を見ると、「これは、大丈夫なのか、絵として成立するのか。」ってちょっと心配になっちゃうくらい、皆さん自由に色をのせてらっしゃったんですが、出来上がってみると、凄く美しくて、驚きました。横ではなく、縦に分けてあるのが、また、良かった。

この絵に関するイベントも、絵の行方も、面白くて素敵だな、って感じました。

以下は、いただいた拍手へのお返事になります。
レス不要でコメントしてくださったyさんも、ありがとうございました!
とっても嬉しかったです!



mさんへ

こんばんは、コメント、ありがとうございます!
メールのほうですが、勿論、私はいつでも大丈夫ですので、ご都合がよろしいときに、お返事いただけると嬉しいです。ご負担になることが一番、心苦しいので、本当に、お気になさらず、気が向いたときにでも、メールをしていただけると嬉しいです。
それから、SHOCKのことも、ありがとうございます!
私自身、全体を見ることが出来る、っていう席も大好きですし、きっと、あの光一さんのことですから、どの席でも楽しめるような舞台を作り上げてらっしゃるだろうと期待していたので、そう言っていただけて、やっぱりそうかあ、って、嬉しくなりました!
楽しんできます!
mさんも、九州には、美味しいものが沢山あるので、SHOCKも九州も、楽しまれてください!!