ココロ見 運命(後編)

昨日は、バイトのほうで意外な配置に回されて、しかも、他の人は帰されたのに、二人だけ残って最後まで延々と笑顔でご挨拶し続けることになったので、なかなかに大変な一日になりました。
一体何人の方と言葉を交わし続けたんだろう・・・。ほんの数秒のやりとりでも、色々な人がいるんだなあ、って分かりますよね。きつい方もいらっしゃれば、労ってくださる方もいらっしゃるんですが、何となく会釈を返してくださる、っていう方が多くて、嬉しかったです。

ということで、結構疲れていたんですが、堂本兄弟ココロ見も、リアルタイムで見ました!どちらも良かったです!今日は先に、ココロ見のほうの感想を書きます。

・前編のときも思ったけど、スープをスプーンですくって、「自分で絵作ったみたいになるー。」っておっしゃる剛さんが本当に可愛い。剛さんは、こういう無邪気さを出してらっしゃる時が本当に可愛いと思います。そして、剛さんはやっぱり、自分で何かを作ることがお好きなんだろうなあ、って感じました。

・好奇心を狭めると、確かに、自分が思いを定めた所しか見えなくなることがありますよね。それはそれで、楽でクリアになるんだろうな、って思いますが、出来るだけ、物事を決めつけないで過ごしたいです。

・剛さんがご自分のことを「石橋を叩きすぎて割るタイプ」っておっしゃってるのが、少し意外でした。覚悟を決めたら突っ切ることが出来るタイプに見えますが、普段、石橋を叩きすぎて割るほうだからこそ、覚悟を決めることが出来たら強いのかなー、って感じました。そして、対人関係においては、確かに、剛さんはそういう所がありそうに見えます。ふいに立ち止まって、繊細さを発揮してぐるぐるして、石橋を叩きすぎて割っちゃってそう、というか。

・逆に、剛さんが、ご自分を「水面みたいなもの」って例えてらっしゃったのには、「あー、分かります分かります!」って気持ちになりました。気温や風なんかの周りのものに影響を受けて変化するけど、何だかんだ根っこの性質は絶対変わらない、変わりようがない感じ。そういう意味では、やっぱりキンキさんは似た者同士なところがあるのかなあ、って最近になって、結構感じるようになりました。

・そして、剛さんが水面だと考えると、確かに、運次第、っていうのはあるのかもしれない、って思いました。外のことは、水面にはどうすることも出来ない。何であれ、来るものを受け止めて、対応するしかない。そうなると、何が来るかの運次第で色々変わる、っていう面もあるかなー、って。

・お悩み相談の剛さんの、ゆるやかーで低めなテンションが好きです(笑)
「林檎食べてください。」前編の林檎が伏線になっていたとは・・・!(笑)

・人生、思い描いていたようにはならないけど、それが人生の醍醐味。ってとこでは、ほんっと、そうですよね、剛さーん!剛さん好きだ!っていう、飲み屋みたいなテンションになっちゃいました。疲れすぎてて(笑)

・幼い頃にやったことをもう一度やろうとする、っていうのは、確かにある気がする。

・好奇心で一つ一つが輝く、かー。最近、自分は興味の対象が偏り過ぎてる、ってつくづく思うので、色々と幅を広げていきたいです。

・テントの中の剛さんがもうびっくりするくらい可愛い。本当、子供みたいな可愛さのときがありますよね、不思議な方だなあ。

・こうやって見ると、やっぱり、剛さん、こじんまりしてらっしゃる。ミニマム。

・登山道具を見て、「えー、おもしろい!」っておっしゃった辺りで、剛さんは年上の方といらっしゃると、こんな感じなのか・・・、って何となく理解出来た気がしました。素直な姿勢を前面に出せるのは素晴らしい。

・山に登ってるときは、想像をしてる、というお話には、「そうだろうなあ、それしかすること無いだろうからなー。」って、実も蓋もなさすぎることを考えてしまったのですが、その後の、予想と想像は違う、っていうお話は、凄く分かる、って感じました。私も、ありえることを予想するだけでなく、ありえないであろうことまでを想像するようにして、予防線を張ろうとするタイプなので。私の場合は、ただ単に暗い、っていうだけなんですけど(笑)

・経験してると、逆に危ない。それぞれの山は違う、っていうことを意識しないと、っていうお話も、そうだよなあ、慣れてくると逆に危ないことって多いよな、って、わが身を振り返りました。

・頂上は通過点、というお話で、魚を持ち出してくる剛さん。目の色が変わる剛さん。本当に魚がお好きなんですねー!あんまり魚についてお話されてるとこを見たことがなかったので、ちょっと面白かったです。なるほど、これは光一さんの車好きに対抗できそうだな!って感じました(笑)

・魚も上から見たい、っていうのは、魚が前進する様を見たい、ってことなのか・・・!なるほどなー、剛さんらしい。剛さんって、本当に、前だけ見て進んでいく感じがお好きですよね。前進することに重きをおいてらっしゃるというか。いやまあ、大概の人はそうでしょうけど。ご本人は、結構迷われたりもするイメージなんですが、だからこそ、そういう人や生物の様がお好きなのかなー、って考えました。

・今は通過点な剛さん、今だけを見ておられる感じの光一さん。ここに関しては、お二人は、見事に対照的なように思います。

・お悩み相談。苦手がある、ってことは、それと比較して得意なことがある、っていうこと、っていうのは、なるほどなあ、確かに!って感じました。

・ただ、小1の子なら、算数が出来ないのは心配してあげたほうが良いような気がします。本人が後々困らないように。特殊なお仕事につくなら、全然心配しなくて良いと思うんですけど。

・雪崩れを想像できなかった悔しさ、分かるような気がします。何か想定外(ってそれこそ、震災のときによく聞きましたが)なことが起きてしまったときって、それを想像しておくことは出来たはずなのに、そこに思い至れなかった自分に物凄く腹が立ちます。そして、想像は出来ていたのに、何も対策出来なかったときも、自分に対して猛烈に腹が立ちます。想像することは出来ていたからこそ、自分にはどうしようもなかった、何も出来なかった、と分かっていても、後悔する。

・山に運はない。全てに理由がある。というお話のときに、「運は答えを導き出すために用意された言葉なのかなとも思う」とおっしゃる剛さん。ここ、本当に剛さんの感覚、好きだな、って感じました。私も、最近、丁度、全てのことに意味は無いけど、人間は全てに意味づけをすることは出来るし、してるんだな、って感じてたので。

・もう一度来たからといって、何もない。だから前進した。登山家の方のこのお話が沁みました。本当、意外と、もう一度来たら何かあると思ったのに何も無いこと、だからこそ前進するしかないことって多いですよね。

・自分の足で降りてきたんじゃないのに、っていうお話には、やっぱり、救われるのは違う、っていうときってあるよな、って感じました。

・いのちは生命にあらず。この言葉を見て、ふと、「必ず死ぬと書いて必死、これすなわち生きること」っていう感じの言葉を思い出しました。私がこんな感じで覚えちゃってるだけで、本来はもっと別の言い回しかもしれないんですけど。確か、SMAPの木村さんが、武士の一分の宣伝をしてらっしゃるときに口にされてて、凄く良いな、って思ったので、覚えてます。

・運命は自ら切り開く、かあ。剛さんなら、そうおっしゃるだろうな。そういう所が好きだな、って思ってます。

・「素直」こそが美しい。それが分かる、ってことは、剛さんは自分は素直じゃない、って思ったことがあったんだろうなあ。本当に素直な人は、素直こそが美しい、とは思わないような気がします。

前編も良かったですが、後編はより、好きでした。
剛さんのお話を聞いてるだけでも、かなり興味深かったですし、対談相手の皆さんが、それぞれに個性的で、かつ自然体で、魅力的でした。
いつかまた、こんな番組を見たいなあ、って思います。
良い番組でした!