二年

丸二年ですね。

今年は、あの大きな震災で亡くなった方の数よりも、日本の年間の自殺者数のほうが多いんだよな、っていうことにふと思い至って、そこでも、そうか・・・、と思いました。生命って本当に、あって当たり前のものではなくて、今ある生命、出会うことが出来た生命を、慈しんで、尊いものとして扱わないといけないんだな、って。

今年一年で、ボランティア団体への登録をしたり、大学のほうがやっていた派遣に行った人達の話や、ボランティアツアーに行った友達の話を聞いたりして、それなりの知識と繋がりが出来たので、来年度は、何とか時間を見つけて、東北に行きたいと思っています。部活のほうの連盟、っていう手もあるんだな、って今回の合宿で分かったので、そちらのほうも、日程が合えば考えたいです。

今年度が終わって、一年間の流れも分かったし、体力もついたし、お金もそれなりに貯めたし、細目に調べます。ただ、観光で行ったほうが良いのかなー、っていうところで、少し悩まないでもないです。特に、子供と関わるボランティアの募集だったりすると、たった一週間程、入れ代わり立ち代わりくる、見知らぬ人達の相手をしないといけない子供達の負担は絶対大きいだろうな、と思ってしまって、少しためらいます。

まあでも、ちょっとした力仕事をするだとか、遠い九州でも、募金だとか色紙を書くだとかの小さな活動が、少なくともうちの大学では、ちゃんと続いてますよ、って話をして、忘れられてない、っていうことをお伝えするだけでも、意味はあるのかな、とも思うので、やっぱり何とかして行きたいです。出来れば、ボランティアとして。来年度が一番忙しいのは間違いないので、もしかしたら、再来年度になってしまうかもしれませんけど。

ボランティアに関しては、ただ単に、人の役に立ちたい、とかっていうよりは、ちゃんと自分の目で見ておかないと、耳で聞いておかないと、っていう、自分のために、という気持が強いのですが、それでいい、と勝手に思ってしまっています。たった一週間かそこらで、苦しんでる方々のために、大きな何かが出来るわけがない、っていうことにはちゃんと自覚を持って行かないと、色々と間違えそうだな、と思うので。

出来ることを、心を込めて、やってきたいです。夏がありがたい、というか、正直、夏の十日くらいしかチャンスがなさそうなので、そこで大学が募集をかけてくれますように、と念じてます。やっぱり大学のツアーが一番安心だし、お金の面でもありがたいし、それなりに日数があるので。1泊2日で行くよりは、4泊5日で行きたい。

亡くなった方々のご冥福をお祈りすると共に、今も困難な状況で頑張っておられる方々が、少しずつであっても、力強く復興に向けて歩みを進めていかれますよう、お祈りしています。