物凄く感じの悪いこと

を書きます!!っていう宣言をしちゃうくらい酷いです!
しかも、キンキさんのことです、すみません!
滅多にこんなことにはならないはずなんですが!
でもまあ、良い機会でもあるのかなー、って思うので書いちゃいます。
キンキさんのこと、というか、私が最低、っていう話なんですけど。
出来たら、私に少しでも良い印象を持ってくださってる方には、あんまり読んでいただきたくないです!じゃあ、書くなよ、って自分でも思うんですが、今回だけ、すみません。次の記事からは、普段の感じに戻します。
本当に、読んでも何の得もない文章になってます!


最近、まあ、ほんのり解散チックなことを読む機会が多かったんですけど、私は正直、そうなったらなったで面白いだろうなー、嫌だけど。無いだろうけど。て思ってます。

というか、最初から考えると、私は、ファンになるかならないかの頃が一番、この人達、近いうち解散するんじゃないか、って思ってたんですよね。何回か書いたことがありますけど。そして、正直なところ、キンキさんがここまで続いてるっていうのは凄く奇跡的なことだと思ってます。だからこそ、キンキさんが面白くて、凄く好きなんです。ほんのりとした希望すら感じるくらい。

それくらい、キンキさんはなんというか、ぶっちゃけ、面白かった。どこか、愛憎入り混じるものを感じさせるところがあった。特に剛さん、というか、剛さんが。

それこそが、私がキンキさんの作品、ではなく、キンキさん自体に興味を惹かれた、最大の理由な気がします。私はもう、これは自分の性質だな、って凄くうんざりしてもいるんですけど、不穏な人達に凄く惹かれてしまうんです。

ただ、仲が良い関係、っていうのは自分でも結構作れるし、作ってきたつもりですが、愛憎入り混じった関係なんて、なかなか作れるものではありませんから。しかも、男女間ではなく、同性間で。身内間なら、ドロドロする理由もあるし、そうなりがちですが、他人同士が、恋愛感情抜きで(近いものはあるかもしれませんが)そういう愛憎入り混じった関係を築く、って意外と難しい・・・って言ったらアレですが、なかなか無いだろうと思います。

だから、実際、私は本当にファンなのか、ってそれこそ一年前、このブログを始めた頃も書きましたが、未だに若干悩みます。キンキさんのことは大好きですが、私には、それこそ、お二人がお互い刺しあって、お互いの血を浴びあってきたようにも見えますし、私はそれに心を痛めるでなく、冷静に「だろうな。だってこの二人だもんな。」って思ってる部分があるので。冷たくてすみません!最近はそんな感じは無いんですよ!

この流れでぶっちゃけちゃいますが、実は私は、キンキさんは、声だとか、色々と相性が抜群に良い面も勿論ありますが、基本的には、物凄く相性が悪い人達だと思ってます。性質的にも、性格的にも。そして、その相性が悪い、って思う理由の一つが、お互いがお互いに求めるものが、どうしても一致しない人達であるように見えることです。求める愛情の質にしろ、何にしろ、ことごとく噛み合わない。だからこそ、じゃあどうする、ってなる。求め続けるのか、他に求めるのか。希望を持つのか、諦めるのか。お二人のその形が見たくて、キンキさんを見てるようなものかもしれません。

そして、良い機会なので、剛さんのことも書いちゃうんですが、私は、剛さんがキンキを嫌ってた、というか、憎んでたというか疎んでた時期は、もう確実にあっただろう、って思ってます。ご本人がどう意識されてたかは分かりませんが。

剛さんは本当に、アイドルでいることが心底嫌になった時期があるんだろうな、としか思えないんですよね。今がどうかは何とも言えませんが。折り合いつけたんだな、とも思えない。またちょっと違う意味で違うとこに来ちゃってるような。

そして、今にいたるまで、それに関して、あるいは、剛さんが苦しんでいたことに関して、キンキや光一さんが救いになったことは、おそらく無いんじゃないか、って感じています。何故なら、相性が悪いから、って言うとバッサリ言い過ぎなんですが。私が見て思う範囲でこんなこと書いちゃって申し訳ないんですが、ぼんやり見てきて思うのは、やっぱり、多分、キンキや光一さんは、剛さんにとっては救いになりようがない。そして、逆も結構そうなんじゃないか、と思います。光一さんにとっても、おそらく。何故なら、お二人は、そういう意味では、どうしようもなく相性が悪いから。お互いが求めることを、お互いにしてあげられないから。ピンと来ない、と言い換えてもいいように感じます。だからこそ、どこか冷ややかにならざるをえない。

そして、お互いをお互いが直接的には救えない、っていうのは、全然悪いことじゃないし、その虚しさと哀しさがあるからこそ、私はキンキさんが好きです。そういう人達がそれでも一緒にいることが興味深いんだし、この人達は何に意味を見出してるんだろう、って、面白い。夢見がちなことを書いてしまえば、そこにこそ本当に意味があることがある気がします。

それから、これは多分、少数派だろうと思うんですが、私は、剛さんが色々言っちゃうのが、凄く好きです。曲のことにしろ、自分のことにしろ。剛さんは、ありえないくらい計算が出来ない、というか、自分の得になるような軽い言葉を使いこなせてないので、私みたいな八方美人タイプには新鮮すぎるんですね。そして、そういう人の言葉だからこそ、聞く意味があるかな、って思います。ありきたりな言葉なんて、腐るほど聞けるし、話さないことは簡単なので。話さなければ批難されない、っていうのははっきりしてますし、逃げることもできますから。

それに、ああ、この人怖いんだろうな、って思います。聞く人に委ねる、見る人に委ねる、っていうことが怖くて出来ない。いっそ病的に、何もかもを信頼してない。信じようとはしてるんだろうけど、信頼してないし、出来ない。
そして、そんな風に見えるとこが、私が一番、失礼だと分かりつつも、この人かわいそうだな、って思うとこです。この人は、人を信頼したかったんだろうけど、結局そうなれなかったんだな、って思う。

そして、アイドルが嫌だ、って言う人は必ずといっていいほど、批判されますが、私は、正直、アイドルさん達を見るのは大好きですが、もし自分が男で、色々出来て、ジャニーズのアイドルをやれ、って言われたらもう心底ゾッとするだろうな、って考えちゃうほうなので(そう考えながら、アイドルが好き、っていうのがもう、私の性格の悪さを表してるんですけど)、アイドルを全うしてほしい、っていう気持ちに関しては、正直、全然分かりませんし、「キンキが辛かった、過去が辛かったなんて・・・!」って傷つくことも無いですし、否定したくなる気持ちも分かる、って思ってしまうほうです。(勿論、私自身は、キンキさんの作品が大好きですし、否定する、という発想は全くありませんが。)

多分、周りにアイドルが嫌いで、アイドルを凄く下に見る人が多かったし、今もいるからだと思うんですけど。アイドルは所詮、「女子供」のほうに入れられてしまうところがどうしてもありますよね。何をしても一人前じゃない、「所詮」アイドルで、大したことも出来ないのに、女子供に媚売って、キャーキャー言われて良いね、みたいなことを言う人って、意外と多い。え、この人がそんなこと言うんだ、ってことも、結構あります。最近、女の子でそう言う子も多くて、少し驚きました。まあ、私がキンキさんが好き、ってことをそんなにワーワー言ってないからなんですけど。なので、本人が望まないのに、アイドルであり続けることを望むのは酷なのかな、という気持ちがどこかにあるんですね、多分。アイドルなんて、やるほうにしてみれば、そんなに良いもんじゃないだろ、ってどこかで思ってしまってる。

剛さんの場合は、ある時期までは、本当に「アイドル」を上手く演じてる感じがあるように見えるので(リアルタイムでは知らないので、分かったようなことを言うつもりはありませんが)、余計、感覚がおかしくなったんだろうな、とも思います。だからこそ、「本当の自分が」「本当の自分が」って言わずにはいられないんでしょうね。どこまで演技で、どこから演技じゃなかったのか、自分でも分からなくなったんじゃないかなー、って思います。疲れたり、辛かったりで、我に返っちゃったんじゃないかなー、って、これは本当に推測なんですが。それだけ、ある時期までは、人の望むように、ってやってきた自覚があったんじゃないか、と思います。

ただ、おそらく剛さんが望むような「自分」はもう見つからないだろう、とも思います。失ったものがどれなのかすら、もう分からないでしょうし、小さい頃から、長くやってる以上、あの業界にいる、アイドル、タレントとしての剛さんはもう、切っても切り離せない。純粋な頃には、望まれてるようには、おそらくなれない。

それはともかく、剛さんの感覚に関しては、そりゃそうなるだろうな、と思う、っていうのが、一番自然な感じなので、剛さんがキンキに対して、そして、それに伴って光一さんに対して、凄く攻撃的になった時期がある、っていうのは、全然違和感が無かったです。光一さんとばっちりすぎる、気の毒だな、って心底思いましたが。光一さんが悪いわけじゃないことでしょうから。多分、剛さんの感覚としては、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、に近かったんじゃないか、って気がします。これは本当に妄想でしかないんですが!すみません!

それから、ある程度年齢がいって、自分で覚悟してやり始めたならともかく、ジャニーズのアイドルさん達は、事情が特殊すぎる人が多いな、とも思いますし。なので、逆に、ちゃんと折り合いをつけることが出来てる人のほうが、凄いな、って感じます。その教育法が興味深い。

で、話を戻しますが、剛さんの面白いところは、ある意味、本気で、全力で切れちゃったことですよね。もう知らんわ、ってなっちゃったように見える。ある意味、ファンも何もかも捨てようとした、というか。疲れからの怒りって凄まじくなりがちだよな、みたいな。剛さんのソロを見ると、本当に、ふるいにかけるどころじゃなく、捨てようとしてたように見えます。いらなかったように見える。剛さんは、そういう意味では、ファンを求めることが出来なかったように見えます。アイドルであることが嫌になるのに伴って、アイドルである自分のファンもいらないものでしかなくなったように見える。そうじゃないと、怖くて、あそこまでガンガン行けなかっただろうと思います。抑圧して抑圧して抑圧して振り切れたらこうなるんだな、っていう風に見える。

そして、ある意味、いらない、っていう意識は、今に至るまで続いてるような気がします。正直、shamanipponって敷居高すぎるだろ、って話です(笑)

少なくとも、一般を入れる気はないとしか思えない。なんというか、剛さんは、純度を高めたがってるように感じます。ファンの、ではなく、自分の純度を。奈良で剛さんのライブを見たときも思いましたけど、剛さんにとって、ファン、お客さん、っていうのは、ある意味、無価値であるように感じます。剛さんは空、っていうものを重視していて、作品にも空に関するものが多いですが、やっぱり剛さんが歌う対象は空、っていうのが一番近い気がします。人じゃない。人であっても、ずっと遠くの、いるかいないかも分からないような人達であるように感じます。音は耳のものですが、剛さんは本当に音だけで、見てない。そして、そこが、私が剛さんを好きな、一番の理由です。そういう、ある意味、最も特定されない対象に対する愛情(に似てるだけのように感じるときもありますが)だからこそ、私は普通に聞ける。

ファンを愛する人、ファンのために歌う人、が私は好きではないので。自分がファンだ、って言いきれないからでもありますし、ファンと限定されてなくても、人に対して歌われちゃうと、「あー、私、そこに入れるような人間じゃないんで・・・すみません・・・」っていう気持ちになっちゃうタイプなので(暗い)。

今日書いちゃってることは、ただの私の妄想な可能性がかなり高いので、本当に読み流していただきたいんですが、剛さんは最近は特に、自分の理想しか見てないとこがある気がします。人にしろ、何にしろ。国作っちゃうくらいだからなあ。そして、遂に生身の人間を見限るんですか・・・!みたいな気がするときも、なくはないです(笑)
なーんだろうなあ、やっぱりshamanippon、か、なー。剛紫までは、生身の人を見てた感じがあったような。別に、全然、それが悪い、とかって危惧してるわけではなく、見てる分には興味深過ぎるので、私自身は全く問題ないんですが。

そして、剛さんが愛情深い、というか、情の濃い方であるのと同時に、割と残酷なとこがある方だな、っていうのも、結構ずっと思ってます。容赦がない上に、えぐいとこをガサッと抉っていくタイプですよね。その二面性が面白いけど。

そして、光一さんと剛さんは、ある意味、おそらく永遠に分かり合えない部分が多いお二人だと思います。剛さんは、無意識にか意識してらっしゃるか分かりませんが、光一さんに対しても、ご本人の性質のまま、凄く激しいように見えます。どの情も。そして、光一さんの情の示し方っていうのは、剛さんにはあんまり向かないものだったんだろうと思います。長く時間を過ごして、どちらか一方が大崩れする、っていうのは、やっぱり、ただ単に、そういう意味では、相性が悪かったんだと思います。

不安だから攻撃的になる。攻撃的になっても変わらないから、余計攻撃的になる。
でもなあ、普通は、光一さんの情の示し方のほうを理想とする人が多いんだろうと思うんですよね。だから、そういう意味では、光一さんは運が悪かったよなー、って思います。気の毒だな、と思ってしまう。逆に、剛さんの感覚も、多分、光一さんには合わなかったんじゃないかなー、って感じるときがあります。この、どうしようもない相性の悪さこそが、キンキさんの切なさのもとです、私にとっては。

なので、私は、キンキさんは色々乗り越えてこられたんでしょうが、お互いの相性の悪さを乗り越えてきた、っていうのが一番大きな気がしますし、それが驚異的だなー、って思ってます。どちらかがめげてて全然おかしくない、というか、そちらのほうが自然なのに、これだけ長く続いてる、って凄すぎる。そして、その不自然さが面白すぎる。やっぱり、なんかこう、因縁というか、執念みたいなものを感じなくもないくらいです。

キンキさんがここまで続いてきたのは、ソロ活動をして離れたからこそだと、心から思います。そして、お二人それぞれのことにしろ、キンキさんのことにしろ、このままで良いのか、とかってことを考えたことが全然ないんですよね、私は。勿論、続いてほしい、応援したい、と全力で思ってますが、なんというか、まあ、やっぱり、年上の他人なんですよね。お好きになさったら良いし、ファンの望みに応える必要もないと思っちゃってます。ご本人たちが乗り気でないのに、ファンが望むから、ってやる活動を見たいか?って言われると、それにはあまり興味が持てない。いや、それはそれで面白くなるかもなー、どうだろう。やっぱり、面白い二人組です、キンキさんは。

最後に、剛さんは変わってしまった、ってそれは色んなとこで目にしますが、元からそうでなく、「変わって」しまったのなら、剛さんご本人と、周り全てが複雑に絡んでのことだろうと思います。人は自分だけでは変わらない。ファンにしろ、身近な人にしろ、剛さんご本人にしろ、全てが関わってるんだろうに、それを、ファン(か、元ファン)が嘆く、っていうのが、私には正直、ピンときません。性格にしろ何にしろ、怒ってる人は変わる、というだけだと思ってるので。剛さんは、傷ついたというか、怒った人に、私には見えます。自分にも、周りにも、全部に怒ったように見える。逆切れだって言う人もいるだろうなあ、と思いますが。怒る、っていうのは、ある種の自己防衛ですが、あそこまで振り切っちゃう人も珍しいと思います。傷つけずにはいられない、そのつけた傷にすら、構っていられない。もうどうしようもない、変わらないといけない、みたいな。ご本人も周りも大変だっただろうなー。

最近の剛さんは、それとはまた違うとこに来られてる感じなので、本当に、これからがどうなるのか興味深いです。

そして、ここまで書いて思ったけど、つくづく、私はキンキさんに対して情が無いんじゃないか、っていう気がしてきた。好き、っていうか、興味の対象、って感じなのかなー、でも、好きなつもりなんだけどなあ。まあ、私が悪趣味すぎるんだろうな。

ただ、こうやって書いてみると、私は、キンキさんから、他人同士が一緒にいる、ってどういうことなのか、意味があるのか無いのか、っていうのを探りたいんじゃないかな、って気がしました。お二人には、意味がある、ような気がする。何故なら、相性が悪いように見えるにも関わらず、それでも一緒にいるから。「それでも」が重要注目ポイントなんだろうと思います、私にとっては。そこにグッと来てるんだと思う。

本当に、無神経すぎるうえに、とりとめのない感じのことを書いてしまった・・・。
すみません!!しばらくしたら消す気がしますが、とりあえず寝ます!
おやすみなさい!