クイーンとハウル

何の話だ、ってタイトルになっちゃいましたが(笑)、クイーンは、百人一首のクイーン戦のことです。今年は、名人戦のほうも25歳同士の戦いということで面白かったんじゃないかと思いますが、やっぱりクイーン戦!

今年も、クイーンは楠木さんということで、おめでとうございます!
楠木さん、強いなあ、相変わらず!今年で九連覇ですね!一度だけ、大会でお見かけしたことがあるんですが、試合は見ることが出来なかったので、いつか、生で試合を見てみたいです。

大学の部活が終わったら、また百人一首始めたいなあ。今は多分、試合どころじゃなくなっちゃってるだろうけど、一からやってみたいです。とっっっても面白いんですよね、あの競技も!集中力、戦略、駆け引き、運、って色々なものを味方につけて、頭を使ってやらないといけないのが難しくもあり、面白くもあるところです。多分、今の筋トレで太腿を鍛えてるのが役に立つんじゃないかなー、百人一首でも。

百人一首は、意外と、それぞれの性格が出て面白いんですけど、もし、キンキさんがやるなら、光一さんは超攻め型でお手付きをほとんどしない、そして一字決まりの札に強いタイプ、剛さんは基本は守り型で相手によって戦略を変える、みたいな器用なことする、接戦に強いタイプな気がする・・・ってそれこそ、何の話だ、って感じなんですけど(笑)

それから、ハウル!昨日、ガッツリ見ました!
私、ジブリの作品は大体好きなんですけど(って言いながら、ハウル以降の作品は見れてないんですけど)、ハウルも大好きです。

私は原作を先に読んでて、初めて映画を見たときは、「だいぶ原作と違うな!」って思ったし、「考えるな、感じろ!」みたいなとこもある作品だな、って思ったんですけど、なんですかね、圧倒的な幸福感がある。特に冒頭の空中散歩のシーンは、幸福感に溢れてるように感じます。また、曲が良いんですよねー。ジブリ作品は音楽が素晴らしい、っていつも思ってますが、「人生のメリーゴーランド」は本当に、華やかで美しくて、幸福な色をしてるな、って思います。

そして何より、木村さんの声が好きで(笑)
この作品で改めて、木村さんは良い声をしてらっしゃるな、って思いました。それから、どこか少年っぽいくらい若くて華やかで、自信家でありながら繊細、っていうハウルらしい声、話し方で、木村さんは凄い人だな!流石すぎる!って感動しました。やっぱり木村さん違う。木村拓哉であり続けてるだけある。

そして、美輪さんがまた、凄くて!初めて見たときは、宮崎さんは美輪さんに喧嘩を売ってるんじゃないか、って思いましたけど(笑)
実年齢にされてしまった後なんかもう、怖いくらい、こんなこというのも失礼なんですけど、とにかく上手い。

ジブリはなんでプロの声優さんだけを使わないんだ、ってよく聞きますが、あまりアニメを見ない人間からすると、アニメの声優さんの声の出し方のほうが、少し不自然で違和感を感じてしまうので、ジブリのやり方が、私は結構好きです。ジブリの作品に関しては、過剰にはりきらなくていいし、過剰に可愛くなくていいし、感情をこめすぎなくていい、って思ってしまうんですよねー。

ジブリの作品では、あまり、ちゃんとした家族、一緒に暮らしてる血の繋がった家族が出てきません。ナウシカラピュタも、もののけ姫も、って挙げたらキリが無いくらい。トトロですら、お母さんは病院に入院してるんですよね。そこも、私が惹かれるところなのかもしれません。多分、一人で頑張る、強い女の子達が好きなんです。ジブリの女の子にイライラさせられたことってほとんど無い。多くの子は凛々しく、素直に人の力を借りながらも、自分で考えて、自分の力で行動してる。

ああいう、ある意味潔い女の子達って、永遠の理想だな、って思います。