夏の終わりに

私の八月がもう終わってしまうなんて、信じられない・・・!
でも、ここ数日は夜風が涼しくなってきて、夏が終わるんだなあ、って感じます。

今年は、今までの人生で一番、忙しい夏になりました。部活、部活、部活、バイト、バイト、部活、バイト・・・っていう感じで、部活後バイトの日もあったし、大変だったなあ。毎日のように、新しいことと向き合ってた気がします。明日も初めての内容のバイトです。

半年前、何もかもが不安で、希望なんてほとんど持てなかったことを考えると、人間って分からないなあ、と思います。年を重ねて、色々なことを受け流したり、こなしたり出来るようになってきたことが、本当に嬉しい。

部活がきつくて、筋肉痛が酷いのが大変でした!これは、まだまだ続くんですけど。毎日のように、初めましてのご挨拶をする筋肉があります。「え?何でこんなとこが痛んで・・・あの筋トレかあ!もう、先輩の愛が大きすぎて受け止めきれない・・・。」って顔をしかめながら起き上る日々です。なんだかんだ身体が変わっていくのは楽しいんですけど、「拳立て」とか「千本突き」っていう単語が自分の人生に関わってくる日が来るとは、思いもしませんでした(笑)でも、こういう意外さが、本当に楽しいんですよね、私は。

そんな部活の夏旅行に行ってきて、とても楽しかったんですが、そこでまた性別のことをうっすら考えました。というのも、バーベキューをしたんですね。そこで、男性陣が火おこし担当、女性陣が料理担当、っていうことだったんですけど、チラッと見たら、男性陣は、あれじゃあ絶対に火がおこらないな、っていうやり方をしていて、苦労してるようだったので、思わず、「団扇とかありますかね?」って聞いちゃって。そこから、全力で火をおこしちゃったんですよね、私が。もちろん、手伝っていただきながらではあったんですけど。

それで、火がおこるまでは集中してたんですけど、上手くいってから、「やらかしたー!!」って思って。やっぱり、男性からしたら気分良くなかったと思うんですよね。女に、男仕事をやられて、気分を害する男性って多いし、そういう女性は女受けも悪いことが多いので、本当にひやひやしました。「でしゃばったー!」ってほんのちょっと後悔して。

でも、うちはやっぱり武道系で、筋トレや練習内容も男女差ほぼ無し、っていう所なので、皆さん、割と普通に受け入れてくださって、「だからここは居心地が良いんだよなあ。」って改めて思いました。女が男仕事をすることに、そこまで抵抗が無い人が多い。まあ、抵抗があったらうちの部活は選ばないと思うんですけど。

でも、やっぱり、男性の中に、一人、ワンピースを着てる女がいて、その女が火おこししてる、って凄く違和感があって。そこで違和感を感じなきゃいけないことや、男性が気分を害さないような振る舞いを意識しないといけないことが、やっぱりうっとうしい。私が、少年っぽく見えて、男友達感覚になってもらえるタイプならまだ良かったんでしょうけど、そういうタイプでもないので、やりにくかったです。場違いな感じというか。

ってここまで書いちゃったけど、こういう状況に全然違和感を感じないでいられる方もいらっしゃるのかなー。私が勝手に、気まずさを感じ過ぎなのかもしれません。

でも、男性だけでやりたがってることに、一人、女が入ってしまったときの気まずさって凄く大きいですよね。それこそ、相撲の土俵にうっかり入っちゃって、「すみません!すみません!」って謝る、みたいな感覚になりました。うーん、なんなんだろうなあ。やっぱり、どこかに、女だってことに劣等感があるのかなあ。でも、女性の中に男性一人、っていうのもそれはそれで辛いんだろうしなー、どうなんだろう。

まあ、こんな暗いことを考えたのは一瞬で、それ以外は、どの瞬間も楽しんできました!団体旅行って、多分、小学校の修学旅行ぶりだったので、本当に楽しかったです。

他にも、中学時代からの友達と花火大会に行ったら、大雨にあって「一生忘れないねー!」って笑い合えたり、滝を見に行ったり、飲み会行ったりで、なんとなく夏らしい夏を過ごせた気がします。良い夏でした!!

秋は大会に向けて部活が苛酷さを増すと思うので、身体に気を付けて頑張っていきたいです。