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今日、やっとこの雑誌を読むことが出来たので、感想を書いておきます!

まず、剛さんは確かに、自分がアイドルとして生きてきたことを否定してないんだな、って感じました。
「今までの自分の仕事は、演技でも何でも、求められることに応えていくことで成り立ってきた。だから、自分は一つの楽器に拘らずに沢山の楽器に触れる、っていうことにそんなに抵抗がない。」みたいなことをおっしゃってたので(いつも以上に曖昧な説明ですみません!)、ああ、確かにそれはアイドルとしてやってきたからこその感覚だろうな、と。そして、求められることを何でもやっていく、っていうアイドルならではの仕事の経験をこうやってプラスのこととして話してらっしゃる、ってことは、アイドルであることをマイナスに捉えてないんだろうな、って感じました。

楽器でもなんでもいいですけど、一つのこと「だけ」を極めきる、ってことにそこまで執着しないのはアイドルである人達の特徴な気がします。光一さんにしても、ミュージカルに階段落ちやフライングや太鼓を取り入れていて、「ミュージカルらしく、芝居と歌とダンスだけでいきます!」って感じはない。そこが、アイドルの良いところだと思います。小さい頃から色々とやってきてるから、ある意味発想が自由で、一つの世界に捕らわれてない。だからこそ、新しい表現を生むことが出来るんだと思う。

それから、最初は「なんか宗教っぽいらしい、どうなってんの?」っていうところからでも、音楽が好きだ!!っていう人達がこのアルバムを一通り聞いてみる、ってことがあったらいいな、って思いました。今回のアルバムは、色々な人、特に剛さんのファンでは無い人に聞いてみてほしい。そして、出来ればその人達の感想を聞いてみたい。好きな人は凄く好き、っていう作品だと思うんですけど、どうなんだろう。

私、今回のアルバムを聞いて、「仕方ないことなんだけど、ちょっと残念!」って思ったんですよね。このアルバムを剛さんのファンになる前、剛さんの人柄や今までの活動、そして歌声をほとんど知らない状態で聞いてみたかったなー!って思って。もし、いきなりこのアルバムから入っていたら、自分は何を感じたんだろう。それはそれですごく衝撃的で良い出会い方だったんだろうなー。これからそういう経験が出来る人が、ちょっとだけ羨ましいです(笑)

それから、一番驚いたのが、「火星」の話題がさらっと出てたことでした。当たり前、と言われたら本当に当たり前のことなんですけど、キンキとしての活動とソロ活動、枠としては明確に分けていても(私は、名前から何から、きちんと分けたのはお互いにとって凄く良い、賢いやり方だったと思ってるんですけど)、剛さんの意識の中ではそこまではっきり分かれてないんですよね。どっちも同じ人なんだから。
そして、私が考えてるよりもずっと、剛さんの意識の中では、キンキとソロはしっかり繋がってる・・・というか、自然に共存してるんだな、って感じました。そこが不思議で興味深いところなんですよねー。本当のところ、剛さんは、キンキを、というか光一さんと一緒にアイドルとして活動する、ってことを一体どう位置付けてるんだろう。

なんだか、最近の剛さんのインタビューを読むたびに、最終的にキンキさんが猛烈に愛しくなります。「人と人が一緒にいる、って本来は不自然で、とても難しいことだよね。考え方も生き方も、基本的には皆バラバラになるしかなんだから。それでも一緒にいる、いようとするって本当に凄いことだよね。想いがないと続かないよね。」っていうのが私の根本にある感覚なんですけど、キンキさんのことを考えると、大抵ここに直で触れられるような気持ちになります。

他人が一緒に生きていくには何が必要なんだろう、っていうのが私が一番関心があるテーマなんですけど、キンキさんの間には、その答えがいくつかある気がするんですよね。

あとは、根本に立ち返って、このプロジェクトでいうシャーマンとはなんぞや、っていうのも考えてみたいな、って思いました。結局のところ、なんでこの単語をチョイスしたんですかね?
私が知ってる・・・というか、ちょっぴりわかるシャーマンは沖縄に今も沢山いる「ユタ」なんですけど、ユタのことだけで考えると、ちょっと引っかかるんです。剛さんはシャーマンとかシャーマニズム、ってものをどんな風に捉えてるんだろう。今度ガッツリ書いてみたいな。本当に、剛さんは面白い。

曲についても色々書きたいけど、時間的に今日はここまでだなあ。一日が30時間くらいあったらいいのに!!そして、短時間で書いたから、意味不明で滅茶苦茶な文章になっちゃってそうで怖い。また今度読み返してみよう。