やっと!!

時間が出来たー!

今日、これから剛さんのアルバムを聞きます!あまりに色々あって、なかなかじっくりと音楽を聴く時間が持てず、こんなに日が経ってしまいました。楽しみ!

それから、数日前に二十歳になりました。
やっと、十代が終わってくれた。なんとか十代を終えることが出来た。そのことに、こんなにも安心するだなんて思ってもみませんでした。

何度も「もういい。もう疲れた。もう無理、楽になりたい。」って心底思ったのに、なんとか踏みとどまって、こうやって二十歳をむかえられた、ってことが本当に不思議です。人間ってなんだかんだ強い。あんなにも「もう耐えられない」って思ったのに、ちゃんと生きてるんだよなあ。そして、これからも生きていきたいと思うことが出来てる。それが、泣きたくなるくらい嬉しいし、ありがたいです。

それに、自分から逃げ出したくて仕方なくなるような最悪な日々がどれだけ長く続いていても、しがみつくようにして生きていれば、ふいに「ああ、世界って本当に綺麗なんだよなあ。凄いなあ、こんな所が存在してて、そこで生きていられるって。」って感じる瞬間がやってくる。そのことを、十代のうちに、身体で覚えることが出来て良かった。

与謝野晶子
『その子二十歳櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな』
っていう歌を、最近よく思い出します。日々の中でふと、自分の人生において、今の時期がある意味でのピークなんだろうな、って感じる。若さを謳歌する、ということに関しては、今がてっぺんで、もう、すぐそこに終わりが見えだしてる。だからこそ、短いであろうこの時を楽しみたいなと思います。

それと、これからは、やっと、全てが自分の責任になるから、それも嬉しい。全部が自分のせいだし、他人が私のことに関して責任を持つ、っていうことがなくなることに安心します。

十代最後に聞いた曲は、東京事変のラストシングル『今夜はから騒ぎ』でした。
ドロッドロの十代だったから、最後くらい『終わりゆく時代に投げキス』っていう軽やかさで締めたかったんです。私の十代は、基本的には碌なもんじゃなかったけど、今の自分は嫌いじゃないし、色々とやりきったな、って思うので、後悔は無いです。私には、ああいう時間しか過ごせなかったし、ああいうやり方しか出来なかった。

二十代はもう少し丁寧に、物や人を慈しみながら生きていきたいな。