自分のこと

お星様ありがとうございます!
なんせファン歴が短いもので、探り探り、ドキドキしながら書いてるんですが、こうやってお星様をいただけると、嬉しいし安心します。

今日は、自分のことを少し書いておこうかなー、っていう気持ちになったので、書いてみます。ここには、自分のことは一切書かないつもりだったんですけど、なんだろう、書きたくなってしまったので。本当に自分のことしか書かないことになると思うので、キンキさんについての記事だけを読みたい方は、読み飛ばしちゃってくださいね!


私は、いわゆる「不登校児」ってやつでした。小学校五年生の終わりに、唐突に学校に行けなくなっちゃって。それまでは普通の、自分で言うのもなんなんですけど、凄く真面目な生徒だったので、自分が一番驚いたし、慌てました。行きたいし、行かなきゃいけないのはよくわかってるのに、どうしても登校出来ない、どうしても身体がついていかない、気持ちがついていかない、っていうことにもう、腹が立ってしかたなかった。

理由がまた、全然わからなくて。不登校児にはよくあることらしいんですけどね、はっきりとした理由が本人にすらわからないことって。だからこそ、苦しい。改善点がわからないから。四年生の終わりに転校したんですけど、新しい学校で何かトラブルがあったわけでもなく、友達が出来なかったわけでもなかった。辛いことや苦しいことなんて何もなかったのに、ある日、唐突に「もう無理だ。」って思ったんです。あの瞬間のことは今でもよく覚えてるんですけど、凄く泣きたいのに涙が出なくて、ただ「ああ、私はもう無理だ。」って力が抜けちゃったんです。

それでも、小学校はなんとかポツポツと通って、中学校に進学しました。環境が変わればなんとかなる、って信じ込んでたし、実際、友達作って部活して勉強して、って普通に生活出来てたんですけど、一年生のうちにまた行けなくなって。もう、辛くて辛くてしょうがなかった。義務教育、っていうくらいだから義務なのに、とか学校に行くのは普通に出来なきゃいけない、というか出来る出来ないの問題じゃない、当たり前のことなのに、って思うと自分自身を本当に許せない。母は母で、「自分の育てかたが間違ってた。」って自分を責めるんです。たまらなかった。

そして、ここからが不思議なんですけど、中学三年生になると、突然登校出来るようになったんです。それで、中学三年生の一年間だけは一日も休まずに登校して、何を間違ったか、学区トップの公立高校に入学しました。勉強は好きだったんです。何かを知ること、考えることが楽しくて、一年間で三年間分の学習内容を詰め込みました。だから、未だに自分の基礎学力に不安があるんですけど。

どうしても受かりたかった。三年間、ぐだぐだと呑気に過ごしたんじゃない、って証明したかったし、結果を出すことで、苦しかった日々を「意味のあるものだった。」って言えるようにしたかった。学力の高い高校のほうが、点数重視で内申をあまり見ない、と聞いて、駄目元で受けた高校に受かることが出来て、「ありがたい、報われた。これで救われた。」って本気で思いました。

高校は自分に合ってた(と今でも思ってるんですけど)ので、もう凄く楽しかったです。周りも良い人に恵まれて、勉強もやっぱり楽しくて、行事で「青春ってこんな感じなんだなあ!」って感動して。高校に受かったそのときに、全部終わったんだ、って気になってました。「思春期でちょっと何かが狂ってただけなんだろうな、きっともう大丈夫。良かった。」って軽く考えて、自分が不登校児だったことさえ忘れかけてました。

それが、二年生になってしばらくしてまた急に登校出来なくなって。荒れました。何もかもがわからなかった。とにかく、手当たり次第にそういう本を読み、育児書を読み、必死に自分のことを考えました。それで、まあ、思い当たることはそれなりにはあったんです。転校が急に決まったから、仲の良かった友達と会うことも出来ないまま別れたのがトラウマになってる、区切りをつけるのが大切なのに、とか、母親の育児方針、父親との関係、とか。そこが問題、と言われたらそうなのかな、くらいでしたけど。

両親との関係性、っていうのについては、子供は他の家庭のことをよく知らないので、自分の考え方のおかしさがあまりわからないんですよね。ただ、意外と子供は何もわかってないんだよー、ってことは言いたいです。「親は子供を無条件に愛しく思うものだ。」っていうことを、子供は知らない。そして、両親の愛情を上手く受け取れない、信じられない子供もいて、私はそのタイプでした。今考えるとちゃんと愛されてたとわかるし、両親は客観的に見ても、親として大きな問題の無い、愛情深い人達なんですけど、私は、愛されていないと思い込んでいて、いつも異常に緊張してました。

子供はあまり多くの言葉を知らないので、自分の不安や違和感を、言葉で上手く伝えられないことが多いと思います。自覚すらできてないこともある。なので、ご両親には「こんなに愛してるんだから、ちゃんと伝わってるはず。」と思い込まずに、いつも、ちゃんと言葉にして「あなたが大好きだよ。」って目を見て伝えてあげてほしいです。大人が「わかってくれてるはず」と無意識に思ってることが、意外と子供には伝わってない、ってことは結構あると思うので。日本人には難しいことなのかもしれないけど。

って、なんの話か分からなくなってきちゃうので、この話はここまでにします。いつかまた書いちゃうかもしれないですけど。

まさに青天の霹靂、って感じで高校にも行けなくなって、本当に途方にくれました。これからどうしたらいいんだろう、普通に生きていければそれでいいのに、って思って。学校=小さな社会ですから、学校に行けない自分が、社会の中で、何なら出来るのかがわからなかった。原因がはっきりしないもんだから、自分のどの考え方を直せばいいのかもわからない。気持ちが弱ったからか、体もあっちこっち悪くなるし。結局高校を中退するしかなくなって、何にも興味を持てなくなって。だから、この時期のキンキさんのこともほとんど覚えてません、もったいないことに。

で、ここからです。私の本当にどうしようもないところは。小学校も中学校も高校も駄目になって、「学校ってところが駄目なんだろう。」って言われたのに、大学に行きたくなっちゃったんです。やっぱり勉強したくて、そして社会と関わりたくて、人と接したくて。人と話すのも好きなんですよね、困ったことに。だから、諦めきれない。

でも、これでまた駄目だったらどれだけ大きなダメージがあるんだろう(精神的にも、経済的にも)って考えると怖い。失敗を繰り返すと、挑戦すること自体が物凄く怖くなるんです。頑張ろう、と思った次の瞬間には、駄目になったときの絶望を思い出す。絶望、って言葉がまさにピッタリなんですよね。なんの希望も無くなってしまう。朝起きたら空が青い、っていうただそれだけのことがたまらなく辛い日々を繰り返したくない。

でも、実際問題、学歴が無いんです。私は、自分の力で生きていきたかったし、いずれ、一人娘の自分が両親を見ないといけなくなることもわかってました。だから、最終学歴を大卒にしたかった。大卒なら絶対就職出来るような時代でもないんですけど、やっぱり確率は上がるし、中卒の女性が肉体労働でそれなりの額を一生稼いでいく、っていうのは物凄く困難なことですから。それで、高等学校卒業程度認定試験を取って、去年一年、予備校に行きました。高等学校卒業程度認定試験、っいうのは昔の大検で、高卒の資格にはならないけど、大学を受ける資格が出来るよ、っていう試験なんですけど。

そして、恐ろしいことに、予備校も危うかったんです。途中がっつり行けなくなりました。今回は体調が主な原因だったんですけど。結局、満足に勉強出来たのは四ヶ月間だけで、色々と覚悟して受験したんですけど、なんとか第一志望に合格して、今にいたります。
合格したとき、今回は、報われた、とは思えませんでした。これで何もかもが終わりなんじゃなくて、これからが勝負だとわかってるので。そんなこんなで、今は割と静かな気持ちで過ごしてます。この一年間で、今までなんの問題も無かったと思ってたけど、よくよく考えたら問題ばっかりだった、自分の幼い頃の考え方や感覚についてもしっかり考えて、色々と整理がついた気がしてるので、今度は多分大丈夫・・・っていつもそう思ってたので、アレなんですけど(笑)
実際、どれくらい幼い頃のことが影響してきてるのかなー、そんなに大きくないんじゃないか、他に何かあるかもしれないってどこかで疑っちゃってるんですけどね。

とにかく、今度はあまり無理をせず、ちゃんと卒業しようと思います。とにかく卒業。

自分でも、馬鹿なんだろうな、って思うんです、勉強はまあまあ出来るほうなんだろうけど、基本的なところが馬鹿なんです。何度駄目になっても挑戦する、っていうのは良いことでもなんでもない。惨めですらあります。自分に見切りをつけることも大事だとわかってます。それでも、どうしても諦めきれないんです。同年代の人達ともっと話してみたいし、もっと勉強したいことが沢山ある。予備校で出来た友達と一緒に過ごすのも、本当に楽しかったから。

もう一度だけ、頑張らせてもらいたい。

あー、少し書く、とか書いた癖に物凄く長くなっちゃいました。しかも、重いし暗い!すいません、ここにはあまり暗いこと書かないようにして、好きなものや人のことだけ書くつもりだったんですけど、なんだか、ふと書きたくなっちゃって。これが、魔がさす、ってやつなのかな(笑)

こんな感じ生きてきちゃった人はちょっと珍しい気がするので、読む人が読んだら身元が割れちゃうかもしれないなー。ちょっと怖い!(笑)
もし万が一、何かの縁でここにたどり着いちゃって、「これはもしや!」ってなった方は、そっと声をかけてみるか、そっと見守ってくださるとありがたいです。いないと信じたいけど!