お彼岸

昨日はお彼岸ということで、祖父母と叔母と一緒に、仏様に手を合わせに行ってきました。ここ何年か、父方の本家には行けていなかったので、今回はちゃんとお彼岸に合わせて行けて良かったです。

やっぱり、こういうことが出来ないと、なんとなく気がかりだったので、なんだか安心しました。祖父が「今年は子供としての務めを果たせた」って言ってたんですけど、まさにそんな感じ。務めを果たす。生きていたときと同じ様に、偶に顔を出しに行って、あなた方のことは忘れてません、ってお伝えして、見守ってください、頑張ります。って言うだけなんですけど、大事なことだと思う。亡くなったら「はい、終わり」っていうわけにはいきませんもんね。

そして、集まってた親戚に「女が大学に行ったって・・・」とか「一人娘なら婿養子をとらないと・・・」といった心配をされて色んな意味で驚いたんですけど、何よりも「姉様(あねさま)」っていう単語が生きた言葉として使われてるのを初めて聞いて、ちょっと感動しました(笑)
80歳の祖母が85,6歳の義理のお姉さんに対して使ってたんですけど、あねさま、って私が言ってみたってあんな風にはならないよな、と思うと言葉って怖いよなー、生活に密着してないと不自然に響いちゃうもんなー、って改めて感じました。

それから、結婚って基本的には家と家の間のビジネスなのかな、って思いました。夫婦は家庭っていう小さな会社の共同経営者。結婚は恋愛と違って、愛がどうのとかって考えるよりはお互いをビジネスパートナーみたいなものとして考えたほうが上手くいく気がする。というか、そう考えないと上手くいかないのかな。