キンキさんの魅力に負けるまで その2

2003年にきちんとキンキさんを知ってから何したか、っていうと特に何もしませんでした。アイドル雑誌というものの存在を知らなかったし、堂本兄弟やってる時間には寝てたしで、キンキさんを見るのは歌番組で偶然見かけたときくらい。

小学校高学年になると歌番組が好きになったのでちょくちょく見てたんですけど、トークのときのお二人が関西弁だっていうことにびっくりしました。ドラマではお二人とも標準語だったから、っていうのもあるけど、光一さんが関西弁っていうことが驚きで。「こんなに綺麗な人なのに関西弁喋るんだ!標準語喋りそうなのに!」ってよく考えたら関西の人に失礼なんですけど(笑)、光一さんは品がある美形なので、私には「いかにも標準語喋りそうなタイプの人」に見えたんだと思います。

剛さんは「あ、この人も関西弁なんだ。でも、お笑いの人の関西弁となんか違う。柔らかい感じで聞きやすいな。」って思ったんですけど、なんだろう、キンキさんが私にとって親しみやすかったのは、剛さんの関西弁が奈良のものだったから、っていうのが大きい気がする。私は特に男性が強い方言を話すのがちょっと苦手なので。その人のことをちゃんと知ったら全然気にならなくなるんですけど。その点、剛さんの関西弁って怖くなかったし、標準語より親しみやすいしで私にとっては丁度良かったんです。

にしても、光一さんは関西弁で良かったと思う。あの綺麗な顔で標準語で話されたらとっつきにくいことこの上なし、って感じになっちゃいそう。実際、私、剛さんと関西弁で話してるとこを見て、光一さんに好感を持ったんですよね。ドラマの影響もあってか、一人で黙っていられると綺麗すぎて冷たそうに見えたけど、剛さんと楽しそうに、というか嬉しそうに笑顔で関西弁で話してると、優しい人に見えました。前にも書きましたけど、あの頃の光一さんが今より張り詰めた感じの雰囲気と表情で性格きつそうに見えたから余計に、剛さんと一緒にいる光一さんの様子を見て「あ、意外と怖い人じゃなさそう」って安心したんです。剛さんへの態度、というか話し方がすごく真っ直ぐだったし。

そんな感じで2009年までは「話すと面白くて親しみやすい、出す歌がいつも良くて声が良い歌手の人達」くらいに思ってました。
アイドルだって知ったのは正確にはいつだったかなあ・・・。KAT-TUNデビューの時に先輩にSMAPさんとかKinKiさんとかがいる、っていうのを知ったはずだから、小学校の終わりか中学始めかだったのかな。うん、中学生になると芸能人の話をするようにもなったし、ジャニーズ大好きな友達がいたりしたから、それくらいのはず。でも、キンキさんを見るときに「アイドル」を見てるっていう感覚はあまり無かったなあ。多分、二人組みだったからかな。アイドル=5,6人で賑やかにしてる、っていうイメージだったから、v6さんとかを見ると「あ、アイドルだ。楽しそうだなあ。」って思ったけど、キンキさんは二人しかいないし、いつも落ち着いてらっしゃったから・・・(笑)
なんだか、アイドルだってことを忘れて見てました。顔の良い、たまに踊ったらやたら踊り慣れてる歌手、みたいな。

というわけで、次からやっと本格的にファンになるまでの話になります。本当に長くなるな、これ!けど思い出すの楽しいし、書いときたいからしょうがない!